#95 もぐらになってしまいました。

 学生の頃はカサノバスネークやチキンゾンビーズのカラッとした感じがより好きだった。ギヤ・ブルーズもかっこいいけどちょっと重い感じもしていた。
訃報後、色々聴き返してみて逆にギヤ・ブルーズの重い感じにはまって繰り返し聴いている。改めてかっこいいし、完全に蘇っている。チバさんの歌詞には宇宙がよく出てくる。私はなんとなく永遠について歌っている事が多い気がした。走馬灯とか夢とか。それは実際、観たことないはずなのに脳裏に焼き付く光景というか。ブレードランナーのユニコーンの夢。というかブレードランナーってファイナル・カットバージョンしか観たことないんだけどオリジナルとオチがちがうのね!びっくり。

なんとなくだが後数年すれば色んな境界線がより一層曖昧になっていくと思う。生と死、有と無、男と女、国。それじゃ困る人がたくさんいるので無いものを有るようにしていくのだろうし、有るものを無いようにしていくのだろうが。宇宙は未だに膨張を続けていて、我々の宇宙は親宇宙の泡のようなものらしい。物理とか量子力学とかほとんど何言っているのかわからないけどなんか面白くてそういう動画とか本とか読んでいると仏教の本とか読んでいると似たような話が多い。こっちもなにいってるかほとんどわからないのだけど。

浄土は無。と同時に全てはあるっぽい。マルチバースとかそういった話。だから皆無限に生きているし、無限に死んでいる。選択しなかった自分も選択した自分も存在し続けているっぽい。もっとうまくいっている世界も多分あるし、もっと酷い世界も多分ある。これは一つのパターン。

とか最近よくみる野村さんの動画観てたら思いました。と同時に最近読んでる浄土真宗の親鸞の話とも通じて 他力本願とかそういった話に通じてくるというか。悟りとは最終的にパターンの外に出るって事っぽいんだけどそんな事をわかったつもりになる事が最も浄土からは遠いらしいから遠い。自分はXGも好きだし全ては繋がっている気もするし、宇宙は膨張し続けている。

最高のウィンターソング出ました。安室ちゃんのwhite lightとかJ loとLLCOOLJのやつとかネリーのジレンマとか好きなので好きです。


チェーンソーマンの新刊を読んだ。唯一買っている漫画。新刊が出るまで待つってやっぱりワクワクするし最高だと思う。現代の風刺がよく利いていて本当に凄い。というより偶像がいてそれが空洞化してから周辺の側があることないこと騒ぎたてて骨までしゃぶりつくさんとするのが宗教の本領というか恐ろしいところというか、宗教じゃなくても、カート・コバーンとかビギーとか…。それもパターン。
今も面白い漫画はたくさんあるんだろうけど、面白かったら面白かったですぐはまっちゃうので怖くてあまりふみこめない。パワーちゃん復活してほしいな

Watsonのファーストアルバムを聴いた。ギヤ・ブルーズばかり聴いていて、まだ一回くらいだけど。当たり前にラップもいいけどタッグを組んでるビートメイカーのKoshyのビートも凄いよかった。客演誰にも喰われてないのも凄い。めちゃめちゃうまいことたくさん言ってるのに一番残ってるのはイチローは内野なのは日本語ラップの醍醐味だと思う。たまに中に出すみたいなラインがあったかと思うけどそれはちゃんとお互いのためにも避妊したほうがいいと思った。パンコって言葉を知った。

長女の表現発表会でおむすびコロリンをやっていたんだが、オチが強欲なお婆さんがおむすびを落とした穴から出られず目が見えなくなって最終的にモグラになるオチだったが、こんな笑うセールスマンみたいな感じなんだって思った。

読んでいただきありがとうございました。

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