2024年12月21日(ラッパーが選ぶ今年のアルバム15枚その5)
散髪しくしゃみを一つ冬至り
VOLOJZA(ボロジャザ)という名前でラップをしたり、ビートを作ったり、アートワークをやったり、映像やったりしています。諸々メモがわりに書いて行こうと思います。
今年も残りわすがという事で残りの15日で今年のアルバム15枚選んでいます。今回が5回目。
今出てる自分の作品や今後出る作品の血肉になっていると思います。
今年は私もアルバム出したのでよかったら聴いてみてください。
では早速、今日はこの1枚。
Papo2oo4 & Subjxct 5 - Mr. 3000
Papo2oo4(ニュージャージー出身のラッパー)とSubjxct 5(同じくニュージャージー出身のプロデューサー)は、アメリカ東海岸のアンダーグラウンドシーンで独自の地位を築いてきました。今年10月にリリースされた『Mr. 3000』は、彼らのキャリアにおいてさらなる進化を遂げた重要な作品です。
今年リリースされたもう一つのアルバム『We Don’t Miss』も、Papo2oo4とSubjxct 5のコラボ作品として話題になりました。このアルバムでは、2000年代のニューヨークヒップホップを彷彿とさせるサウンドを現代的に解釈し、彼らの音楽性の幅広さを見せつけています。その一方で、『Mr. 3000』はより実験的でありながらも、リスナーの記憶に残る名盤として評価されています。
Papo2oo4とSubjxct 5は、地元ニュージャージーの影響を大切にしつつ、East Coastヒップホップの新たな可能性を切り開くアーティストです。アンダーグラウンドヒップホップや実験的なサウンドに興味がある人は、ぜひ彼らの音楽に触れてみてください。『Mr. 3000』は、未来的なプロダクションとストリート感覚が織りなす、唯一無二の傑作です。
アボかどさんか汁さんのポストで知って聴いてハマりました。Subjxct 5は今最も面白いビートを作る1人だと思っていてオーセンティックなブーンバップぽいのやミシガンぽいのやジャージークラブっぽいの4つ打ちなど幅広いんだけど明らかに彼のノリっていうのがあります。肝になってるのはスネアとかハイハットがヒップホップとかで使われるものじゃなくてドラムンとかテクノで使われてるものを使ってるところじゃないかと推測。そこがなんていうか面白いグルーヴが生まれてる気がする。DJ Dramaばりのガヤも凄いいいんですよね。(スウィッシュ!エンワーン!など)Papo2oo4のラップはGunitっぽくゆったりとレイドバックしたノリでsubjxct 5のガヤとの相性も良いんすよね。今年2枚出した「We don't miss」と「Mr.3000」両方良すぎて甲乙つけがたしなんですけどジャケが「Mr.3000」のほうが自分は好きってとこで軍配です。ストリートなんだけど、凄いアンダーグラウンドっぽくもあるしマニアックだけど聴きやすい。オススメです。
ここからは日記。
夕方に今年最後の散髪へ。ファッションも髪型も試行錯誤の40歳だがいまんところ今の髪型がなんとなくいいかなと思ってる。写真はのせません。明日は木更津でLIVEなので確認しにきてください。修理に出したspも心なしか音がよくなっている気がします。私は21時ぐらいから。