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【アーカイブ記事(2017/04/29公開記事)】「#龍神NIPPON総括 ② 〜継続すべき『固定観念の排除』と本当の意味での『強化』〜」#コラム #volleyball2 #vabotter #バレーボール
・前回記事「#龍神NIPPON総括 ① 〜ロンドン五輪後4年間の軌跡〜 」
私は以前、リオ五輪OQT閉幕直後に自分のブログ『バレーボールのミカタ』で、以下のような総括記事を書きました。
1. OQT2016男子大会総括①…まずは疑問を洗い出してみようと思う。
2. OQT2016男子大会総括②…疑問点を踏まえて、攻撃面について考える
3. OQT2016男子大会総括③…疑問点を踏まえて、ディフェンス面について考える
4. OQT2016男子大会総括④…疑問点を踏まえて、戦い方について考える
5. OQT2016男子大会総括⑤…疑問点を踏まえて、男子バレーの今後について考える
「リオ五輪OQTでの #龍神NIPPON の総括」をまとめたつもりですが、本記事においてはOQT後に行われたワールドリーグ2016での戦いぶりも総括に含めて、#龍神NIPPON が今後「どのように強化すべきか?」や「どのような戦略で戦っていくべきなのか?」について、考えていきたいと思います。
前回記事で振り返ったように、#龍神NIPPON はこれまで、幾度となく同じことを繰り返しています。
「目先の勝利にこだわり、戦術・コンセプトのアップデートを怠る」「選手の怪我を未然に防げず、使い倒して潰していく」といったことは、リオ五輪OQTだけでなく、4年前のロンドン五輪OQTや(*1)それ以前でも行われてきたことです。
単純に強化本部のトップや代表監督を入れ替えるだけでは、そういった慣例に終止符を打つことができないというのは、過去の日本代表の歴史や、日本バレーボール学会 第22回大会で露呈した杜撰(ずさん)な日本バレーボール協会の体質(*2)を見れば、一目瞭然でしょう。
だからといって、手をこまねいているわけにはいきません。どこかで断ち切らなければならないと強く感じます。これ以上、選手が振り回され傷つき、ファンが悲しみ落胆するような戦いをしてほしくありません。次の東京五輪へ向けてという意味だけではなく、2020年以降も強い「バレーボール日本代表」を見たいですし、応援を続けたいと感じさせるような未来であってほしいのです。
2015年の南部JAPANが「固定観念の排除」というテーマを掲げたことは、表題としてはとても素敵だなと感動しました。実際に実現できたかどうかは別として、日本代表はこれまで多くの「固定観念」に執着し、それに振り回されてきました。今後も「固定観念の排除」は、継続し続ける必要があると考えます。
ですので、日本が着手しなければならない「固定観念の排除」とは一体どういうことなのか? について具体的に後述し、そこから見えてくる現状の強化策に関する問題点を考えていきたいと思います。
◎ 「固定観念の排除」①
~「高さとパワー」というキーワードからの脱却〜
「高さとパワーに負けた」
日本が国際試合で負けた際に最も多く目にする言葉だと思います。
南部JAPANにおいては控えめになってきたように思いますが、それでもまだ「海外は高さがある、パワーが違う」というワードが、監督のみならず、選手達の口からも出てきます。
ですが、実際に試合を観ていれば「敗因は決して高さとパワーではない」という結論に至るメディア記事(*3)も出てきている程ですから、もはや素人相手の言い訳としても通用しないという事実を、強化委員会や監督・スタッフ陣、そして選手達も受け止めなければなりません。
また「高さとパワーには戦っていくうちに慣れる。慣れればワールドカップ2015のように戦えた」といった、「慣れ」の問題だと指摘する記事(*3, 4)も出ていますが、これも正解ではありません。
前回記事において書きましたが、では「何故日本の戦い方は海外と異なるのか?」... それは、日本が「戦術面で後塵を拝しているからだ」という真実を、指摘できるメディアは、今のところ存在しません。
高さに対抗するべく編み出した戦術(※)で世界をリードし、金メダルを獲得したかつての日本でしたが、当時の戦術が世界に浸透し大型化が進んだ海外勢に太刀打ちできなくなってしまった1980年代以降、自分たちが勝てないのは「高さとパワーで劣るからだ」という固定観念を持つようになってしまいました。
それ以来「高さとパワー」というワードで敗因を正当化し続け、戦術面においても海外から取り残されていった事実(*5)から、目を背けてきたのです。
「慣れ」の問題にしてしまっている限り、日本の戦術が海外より遅れていることへの危機意識は芽生えません。「高さとパワーで劣る日本は独自の戦い方が必要」と言われますが、技術力や戦術理解度で劣るから、そもそも海外と同じ戦い方ができなかっただけなのです。
「高さとパワーに負けた」は、日本がまず一番最初に排除しなければならない固定観念だと思います。
事実、好成績を残したワールドカップ2015では、技術や戦術面において固定観念の排除がなされ、選手達のプレーの中身が大きく変わった印象を受けました。加えて、OQTの頃より選手のコンディションが明らかに良かったですし、前年のアジア大会2014からは選手を少し入れ替えたこともあって、戦い方を対戦国に研究し尽くされてはいませんでした。
だからこそOQTでは、対戦相手にワールドカップの戦い方から万全の対策を敷かれることのないよう、「ワールドカップで露わになった問題点の修正」「プラスアルファになる強化要素」「故障選手が出ても戦えるチーム作り」が必要でしたが、残念ながら南部JAPANは、ワールドカップ2015の好成績で満足してしまったのです。
地元開催のワールドカップ閉幕直後に国内リーグ戦シーズンに突入し、その直後にOQTを迎えるタイトなスケジュールのため、ワールドカップからOQTまでの間に、日本がメンバーや戦術を大きくは変えづらいということは対戦相手国もお見通しだったはずです。選手達のコンディションが整わず、プラスアルファになる人材も呼ばず、現状を過信し修正もろくにしないという状況では、OQT敗退という結果も必然と言わざるを得ません。
南部JAPANは人選は悪くはなかったのですが、最大の失敗は、特定の選手が「レベルの高い個人技を常に発揮できる」前提で、チームを作り上げてしまったところだと思います。それゆえ、故障者が出た途端に歯車が狂ってしまうようなチームでした。
ワールドカップからOQTまでのスケジュールがタイトであることは、初めから把握できたはずのことです。そこで怪我人が出ずに全てがうまく行くとは限らないと考えるのがまともな判断というもので、石川祐希選手のような主力選手が、ワールドカップ前から膝を痛めているのがわかっている状況ならば尚更、長期間の治療に専念させてその間に、彼がいなくても戦えるチームにしておくべきでした。
スケジュールはあらかじめ決まっているのですから「その対策は思い付かなかった」では済まされません。
「#眞鍋JAPAN総括 ①」において、#火の鳥NIPPON のフィジカルやコンディショニングの課題が挙げられていましたが、女子に限らず男子においても怪我をしやすい選手が多い点から見て、フィジカルやコンディショニングが軽視されているのは #龍神NIPPON も同じだと思います。
ブラジルの選手育成システムを作り上げたとされるアントニオ・マルコス・レルバッシ氏は、「何もしないうちから『日本人にはパワーはないから』と諦めていませんか?」と私達日本人に問いかけています(*6)が、フィジカルやコンディショニングの重要性が当たり前にならないと、「高さとパワーに負けた」という固定観念を本当の意味で排除するのは難しいでしょう。
◎「固定観念の排除」②
~「痛みに耐えて試合に出なくては ... 」からの脱却〜
選手が怪我をしないような、フィジカル・コンディショニング重視の方針は前提として、それでも怪我人が出てしまった場合に、その選手抜きでも戦えるようなチーム作りをしていかなくてはなりません。怪我の程度によりますが、ジャンプしても着地できずに転んでしまうような選手を「出たい気持ちを露わにしたから」といって、戦えないのに出場させる必要はないはずです。しかも、それを日本代表がやってしまうということに憤りを覚えます。
ベテラン選手が「自分は怪我をしていても戦ってきたんだから、若手も同じように戦うのが当然だ」という雰囲気を作り上げている(*7)ことにも疑問を感じます。そのような土壌では、少し治療に専念すれば完治するような怪我でも、悪化していずれは戦えなくなるという事態を招きかねません。「死ぬ気で戦わなければ勝てないんだ」と言っても、程度の問題があるはずです。
現在バレーボール選手の寿命は、以前より伸びています。以前はVリーグに入って10年、現役でいられるかどうか、という時代でしたが、ラリーポイント制へとルールが変わった今は35歳以降、40歳近い年齢でも現役を続ける選手が増えてきました。バレーを長く続けられる環境にあるのですから、できる限り長く現役で活躍してほしいというのはファンの願いです。
だからといって昔より体を酷使していないわけではなくて、それだけトレーニング方法が確立され進化しているからこそ、長く現役を続けられるようになってきているのです。それなら起用の仕方においても、選手寿命を少しでも伸ばせるような配慮をしてほしいです。
世界バレー(*8)、ワールドカップ、OQT、オリンピック … 国際大会は数多くありますが、出場できる選手がとても限られている世界です。日本代表として戦えることは名誉なことであり、出場できる選手はバレーをしている全ての選手の憧れの存在であってほしいと願います。
怪我をしていても無理をして強行出場するトップ選手の姿は、下位のカテゴリーに確実に影響します。代表の選手がこんなになっても戦っているのだから、お前達も全国大会で優勝するために「痛みに耐えて試合に出なくてはならない」という固定観念が、指導者や視聴者を通じて連鎖していきます。
トップ選手の選手寿命には限りがありますが、下位カテゴリーの選手にはもっと先の未来があります。そのカテゴリーの指導者も目先の勝利ではなくて、選手の将来を真剣に考えて起用していってほしいです
とても戦えないような状態でプレーする姿が地上波放送で映ることの影響力を、選手自身にも自問自答していただきたいです。監督や上層部は、出場したいとせがむ選手を説得するなりベンチから外すなりの、冷静な判断をしなくてはいけません。それができないということは、その選手の人気や能力に依存する度合いがとても高いということでしょう。ではその人気選手を試合に出場させたとして、そのせいで代表チームが負けても良いのだろうか? というところを、強化本部・チームスタッフ、選手自身やメディア、そしてファンの全員が本気で考えなければならないと思います。
◎「固定観念の排除」③
~「選手個人の能力を伸ばせば勝てる」からの脱却~
「#龍神NIPPON総括 プロローグ『南部JAPAN小論 〜功績・編成・オポジット〜』」にも出てきたように、#龍神NIPPON では清水邦広選手の後継のオポジット選手を誰が務めるのかが課題、とされています(*9)。誰が務めるにせよ「国際試合の経験が足りない」ということが叫ばれています。
しかし、長く #龍神NIPPON を見ていて疑問に思うのは、主力選手の世代交代の問題は常に出ることはわかっているのに「どうしてこんなに動くのが遅いのだろうか?」というところです。
世界と戦う場を、育成の場だと考えている面も問題だと感じます。世界と戦う場面で若手を多く起用する機会は多少は必要ですが、それはオリンピックなどの大事な大会に向けての「選手選考」を目的としたものであるはずで、東京五輪を前に今から「後継者を育成しなくては ... 」と言っている時点で、完全に後手に回っている証拠です。
こうした事態の背後にあるのは、「選手個人の能力を伸ばせば勝てる」という固定観念だと思います。日本は「強化」の意味を「特定ポジションの選手を育成すること」だと履き違えている気がしてなりません。ポジションごとに選手を割り当てて固定、実戦の場で絶えず育成し続け、怪我で選手が動けなくなったり現役を引退するたびに、新しい選手をそのポジションに当てはめては育成する ... の繰り返しで、本当の意味での「強化」に踏み込むことができなかったのです。
戦術には目もくれず、ポジションごとに代替えの選手を作り続けて、選手は入れ替われど中身はずっと同じバレーをしているのに「どうして勝てないのだろう?」と嘆き続けているのが #龍神NIPPON の歴史です。
しかし、実は答えはいたって簡単です。
「やっているバレーを見直し、修正しよう」
これが「固定観念の排除」への第一歩です。
そもそも日本代表というのは、各年代のエリート選手が集まっているところです。それなのに世界で勝てないということは、選手の能力の問題というより、戦術面が劣っているからに他なりません。
下位のカテゴリーで指導者達が目先の勝利に囚われているため、結果を残し続けたエリート選手達が海外の戦術を知らないまま、トップカテゴリーまで登り詰め、日本代表になってようやく、海外の戦い方を経験することになるのが日本の実情なのです。そこから育成を始めたところで、もう遅いのです。
「大型選手の発掘をしなければならない」(*10)という、強化本部の考え方にも疑問を感じます。2mクラスの選手を見つけたとして、その選手がバレー選手として活躍できるとは限りませんし、類い稀な能力を持つ選手を発掘し育成して依存するバレーは、その選手が引退した途端に崩壊してしまいます。
南部JAPANは、石川選手や柳田選手の個人の能力に依存してしまったため2人の怪我の発症を防ぐことができず、OQTで選手を潰してしまったわけですが、大型選手を発掘しようという強化策は、同じ過ちを繰り返すことに他ならないということに強化本部が果たして気付いているのか? は、甚だ疑問です。
◎ 現状にプラスしていくべきこと
今挙げたような固定観念の排除なしには、東京五輪で良い成績など見えてくるはずがありません。ただ、悪い部分を全て削ぎ落とせば強くなれるというわけでもないのです。捨てるだけではなく、さまざまなことを吸収していかなくてはなりません。
東京五輪へ向けて、より若い年代の選手が何人かシニア代表へ選出されましたが、今いる選手達で戦っていかなくてはならないのですから、時間はもう残されていないという危機感を持って取り組んでいくべきでしょう。
では、今後の #龍神NIPPON の強化のために、具体的にどういったことをプラスする必要があるのか? ということを考えていきます。
◎ 「強化」と「育成」の区別を明確にする!
〜代表監督が明確なコンセプトを提示して「強化」に専念する〜
先程 #龍神NIPPON が「ポジションの後継者について無駄に悩まされている」という点に触れましたが、時間は残されていないのですから、代表チームが今から「発掘」や「育成」など行っていても、東京五輪には間に合わないのは確実だと思うのです。
だからこそ「スター選手が出てこなくては ... 」という固定観念を排除し、今いる選手でチームを強化しなくてはならないと感じています。
「強化」というのは、選手1人1人が既にある程度の技術を習得し、戦術も理解済みであることを前提として、今いる選手達をどのように起用し、どういったコンセプトで戦っていくか? を詰めていく段階のことだと思います。試合ごとに戦略を練り、チームとして戦っていくということが必要です。
実戦で技術の習得や戦術の理解を深める段階というのはあくまで「育成」であって、それは「強化」の段階においては既に終えているはずのことです。
そうした「強化」を遂行できる監督選びがとても重要になってきます。監督は選手を選出し、試合中に選手交替を行うだけの役職ではありません。試合前には戦略を練り、チームの一員として常に試合を見守り、外から見てコート内に違和感を感じた場合にはタイムアウトを的確に取って選手に指摘したり、修正を促したりしなければなりません。料理で言うと、監督は料理人の役割であり、素材選びから調理、仕上げの味の調整から盛りつけまで、全ての役割を担える必要があると思います。
その点で言うと南部JAPANでは、ワールドカップからOQTまでの間に選手同士や選手とベンチ間での戦術の意志統一が、はかれていなかったように感じました。特にディフェンス面では、ブロッカーとディガーとの間で、プレーについての発言内容が異なっていたこともありました。それについては私のブログの総括③で触れていますが、そういったことがないように監督がまず、選手達の意志統一をはかれるような明確なコンセプトを提示する必要があります。
中垣内JAPANが5月から始動しますが、中垣内監督はつい最近まで、バレーの世界からは一度離れていた方です。コーチとしてポーランド前代表コーチであるフィリップ・ブラン氏を招聘しましたが、フランス代表監督の経験もある彼の助けを借りながら、戦術面でどのようなコンセプトを打ち出し、どの程度のアップデートができるのか? に注目したいところです。
◎ 日本のバレー界全体で、
技術や戦術理解度の「習得」をはかる!
~ゲーリー氏が教えてくれたように、基本を見直す~
ゲーリーJAPANの頃を改めて振り返ってみると、「基本を1から教えなければならない」状態だったと言います。正直なところ、東京五輪はもう待ってはくれません。
南部JAPAN発足時に越川優選手がキャプテンに就任して本当に良かったと思いました。その時はゲーリー氏の突然の解雇があったのでそれしか方法がないと思いましたが、現在は越川選手のような貴重な経験を持ったベテランが、若手選手に「勝ち方を教えながら一緒に戦ってもらう」時間は、もう残されていないと思うのです。
幸いにも、現在はアーマツ・マサジェディ前代表コーチの献身的な指導の下、世界との戦い方を知っている選手達がVリーグには複数人、存在します。2015年の南部JAPANを通じて彼らも成長しましたが、技術や戦術理解度はまだまだ高いとは言えません。今後もそれらの「習得」に力を入れていく必要があります。
また、潜在能力の高い選手を発掘できたとしても、その選手の技術や戦術理解度を育成してから代表チームに加えて強化しなければ、日本は強くなることができないでしょう。
今後は世界と戦う場だけでなく、Vリーグはもちろん、日本のバレー界全体で、世界との戦い方を「習得」していかなくてはならないのです。
そのためには「#眞鍋JAPAN総括 ②」にも書かれていたように、従来「基本」とされてきた技術を見直し、世界に開かれたバレーボールをカテゴリーの上下に関係なく、1人1人が当事者意識をもって「育成」「習得」していかなければなりません。日本バレーボール協会やトップカテゴリーの全てのチーム・選手達、私達ファンが今まで長年にわたって培ってしまった「固定観念」を今こそ排除して、代表チームが世界と戦う場を本当の意味での「強化」に専念できる環境へと変革することができるかどうかに、かかっていると思います。
東京五輪の頃には日本のバレー界に、より良い未来が待っていることを切に願います。
(※)バレーボール・スクエア編集部より追記
ミュンヘン五輪(1972年)における、日本(金メダルチーム)の平均身長は実は、諸外国のそれと比しても、ほぼ遜色ない数値であった。
(*1)バンキシャ日記・男子|ゴリ復活!(TBS 2012ロンドンオリンピックバレーボール世界最終予選)
(*2)#眞鍋JAPAN総括 ⑧ 〜組織論の視点からの総括〜
(*3)日本男子バレーに足りない海外経験 組織で取り組むべき支援体制の整備
(田中夕子『スポーツナビ』より)
(*4)石川祐希よ、男子バレー界の開拓者となれ(柄谷雅紀)
(*5)固定項目:用語から見た戦術の変遷(詳細解説)
(『e-Volleypedia』より)
(*6)『ブラジルバレーを最強にした「人」と「システム」』
(米虫紀子著・東邦出版)
(*7)男子バレー五輪消滅。圧倒的な体格差を埋める方法はあるのか?(中西美雁『スポルティーバ』より)
(*8)バレーボール「世界選手権」の日本国内での通称
(*9)男子バレー再建へ清水頼みの脱却オポジット育成急務(『nikkansports.com』より)
(*10)日本と世界の差、やはり高さとパワー(『Daily Sports Online』より)
photo by FIVB
文責:『バレーボールのミカタ』管理人・リオ
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