第66回ババロコCS優勝 新殿堂対応青白黒ハンデス
はじめまして?ぼる【@volkfsng】と申します。
今回は12月19日に行われた第66回ババロコCSで僕が使用し優勝することができた青白黒ハンデスの解説記事となります。
まず初めに、僕自身が何でもかんでも有料記事にする今の競技デュエマの文化をあまり好ましく思っていないということもあり、今回は全文無料で、この記事を気にいった方だけが投げ銭できるという方式をとらせていただきます。是非!投げ銭してください!!
あ、結構雑に書いてるので誤字や間違った言葉使いがあったらごめんなさい。先に誤っておきます。
1、今回使用したリスト
今回使用したリストはこちらになります。
戦績は
2、採用カード解説
メイン
≪特攻人形ジェニ―≫2枚
2コスハンデス枠。呪文メタに唯一引っかからないため採用。シャチホコと組み合わせることで毎ターンハンデスも可能。地味に2コスで出せる打点としても重宝します。ただし、waveで打てないのがつらいところ。ちなみに完全闇から出せばセルフハンデスではなくランハンにできます。最近は、アナシャコなどのビックマナやギャラクシールドのようなコントロールデッキが増えてきているため後述するカナシミ、ゲオルグに枠を割くのもよし。
≪ゲオルグバーボシュタイン/ゴーストタッチ≫3枚
2コスハンデス枠。特徴はst付きであることと上が相手のハンドを減らしつつ殴れること。盤面除去に使うこともあります。完全闇で序盤にゴーストタッチとして使ったこいつを後半にゲオルグとして使えるのもグッドポイント。あと、ギャラクシールド対面には意外とこのカード使うのでおぼいておいてください。
≪魔王と天使のカナシミ≫3枚
2コスハンデス枠。よくそのデメリットに注目されがちだが、相手の手札をランハンしつつ自分の手札を一枚増やすというのはブレインタッチと一緒です。赤白ヴァイカ―対面以外には多用します。こいつを打つか打たないかで3ターン以降の動きやすさが全然違います。環境が後ろ向きな今、4投してもいいカードだと思っています。
≪ブレインタッチ≫4枚
最強カードなので4です。最強カードなので特にいうことないです。ちなみに僕はバーンメアというデッキにはバーンメアを4投するタイプです。
≪シ蔑ザンド≫3枚
序盤はウィニーの除去。中盤以降は完全闇などと組み合わせてGRの試行回数を稼ぐことができます。多少癖があるカードですが、このカードをひかない=負けにつながる対面(赤白ヴァイカー)が環境に存在するので多すぎず少なすぎずの3枚採用です。
≪オリオティスジャッジ≫4枚
ドロマーにする理由の一つ。盾からめくっても強く手打ちしても強くなおかつ白マナになるという単色カード。はっきりいってバグってます。なかなか除去りづらいUSAブレラなどを意識したのと白の枚数調整のために4投しています。環境がだいぶ後ろ向きになってきたのでこの枠を削ってファイナルストップを増やすのもありです。
今後紹介するすべてのstカードに言えるので、ここで言及しておきますが、このデッキは普通のドロマーハンデスと異なり、魔王と天使のカナシミというカードを採用しています。そのため、盾から回収してしまったとしても手打ちしやすく、なおかつ手打ちしても強いstカードしか採用しておりません。よく質問されるテック団の不採用理由もここにあります。
≪知識と流転と時空の決断≫3枚
言うのが遅くなりましたが、この記事ではこのカードのことを完全水、後述する絶望と反魂と滅殺の決断のことを完全闇と表記させていただきますのであしからず。
このデッキの核。こいつ自身が中盤以降stを持つようになり、ダイスから打っても2面除去できる器用すぎるカード。という受け札的役割に加え…
序盤のハンデス連打によって徐々に開いたリソース差を決定的にするカードでもあります。また、ハンデスは序盤のハンデスに力を入れすぎて中盤以降息切れしてしまうことがよくあるのですがそれを補ってくれる神カードでもあります。少し違いますが4cマグナのマグナをイメージしていただくとわかりやすいと思います。
今の環境は雑に盤面に6打点揃えるだけで勝てる対面が多いので、相手が息を吹き返す間もなくキル打点をそろえる役割もこのカードにはあります。
≪天使と悪魔の墳墓≫2枚
相手の動きを大幅に縛ることができるカード。相手の甘えを許さないカード。これ一枚打つだけで相手が投了してきた試合もあります。貴重な白マナでもあります。ちなみにwave、GRとの相性は微妙です。打つ際には気を付けましょう。このカードの扱いは、正直馴れです。
≪ファイナルストップ≫2枚
今までは3枚以上採用されている構築が多かったと思うのですが、今回は2枚採用となります。その最大の理由は、カリヤドネが環境から消えたことです。毎ターンファイナルストップ連打をする必要がある対面がなくなったのでこの枚数にしました。(受け札に枠を回す際、このカードくらいしか削る枠がなかったことも挙げられます)ビマナやコントロールが増えてきたので増やしてもいい枠ではあります。
≪機術士ディール/本日のラッキーナンバー≫1枚
強いから採用しました。相手の次の動きを止めたりすることもできますが、フィニッシュの際に使うことがほとんどです。ダムド対面などでは多用します。
≪Wave ウェイブ≫4枚
強いので4です。Wave+完全水で盤面が急に4体増えるのはバグです。(ちなみにそうして出てきたやつら3ドロー持ってたり相手の勝ち筋消したりできます)
こいつで、ビート対面はゼンノー、コントロール対面はカット、天啓の着地を目指すのが中盤以降のプランになります。
≪サイバーダイスベガス≫3枚
受け札。ドロソ。デジルムカデの代用品。
えーっと、やっぱりダイスガロウズは強かったっす。引かなきゃ負ける対面がありますが、腐る対面には腐るので少なからず多からずの3枚(訳:枠が足りないので3枚しか入れられませんでした)
≪超次元ガロウズホール≫3枚
基本的に受け札としてしか使わないです。減らしてもいい枠なんですけどオーリリアが死ぬほどうざいので3枚入れてます。このカードがないと青白ヴァイカ―対面かなりきつい。
≪絶望と反魂と滅殺の決断≫2枚
今の環境、このカードが死ぬほど強いので入れましょう。僕も入れました。赤白ヴァイカ―に死ぬほど刺さります。5マナ2ハンデスが2t連続で打てる(墓地から打てるため)のはやっぱりおかしいです。天啓1枚程度だったら、広がってしまったリソース差をこのカード一枚で無理矢理縮めることが可能です。序盤に使ったゲオルグやザンドを使いまわせるのもグッド。たまに山回復として使います。
≪魔天降臨≫1枚
対ビマナ用最終決戦兵器。どの対面でもとりあえずこのカード打てれば勝てます。以上。
GR
≪続召の意思マーチス≫2枚
こいつのおかげで僕だけGRゾーン10枚です。
打点形成の際に超絶役に立ちます。
≪カット丙二式≫2枚
強い。2枚
≪天啓CX20≫2枚
強い。速攻系統が増えたらサザンエーに変えてもいいです。
≪回収TE10≫2枚
こいつ以外だとガロホ、魔天、ザンドを回収できません。
器用すぎるので2枚。マジで最強。
≪タイザイ丁二式≫2枚
赤白ヴァイカ―、アナダムドを意識して入れました。アンダケインとミラーが増えたらポクたまにしましょう。
≪全能ゼンノ―≫2枚
強いです、高いので。ビート対面はこいつを何とかして着地させましょう。
超次元
≪シルバーヴォルグ≫2枚
赤白対面に2体建てる場合があるので2枚。ちなみにこいつ1体建てて安心してるとバックラスターor轟轟轟で簡単に返されます。
≪激天下シャチホコカイザー≫1枚
ジェニ―ロックできるので採用。ジェニー抜くのであれば要らないです。ちなみにジェニ―ロックはほとんど使わないです。
≪勝利セット≫1セット
全員優秀なので採用。ラストストーム+唯我独尊で返せない盤面作って殴ることもなくはないのでリュウセイスプラッシュではなくプリン。
≪ガンヴィート≫1枚
採用理由は、ダイスガロウズのギミックをメインに搭載しているからです。覚醒するとコスト13になってコスト7のサイキック出せばちょうど20でラストストーム乗るので覚えておこう。
≪ラストストーム≫1枚
ワールドブレイカーがかっこいいので採用。
3、不採用カードについて
いろいろなカードがあると思いますが質問が多かったカード、パット頭に浮かんだカードだけ書いときます。
僕自身、多色を極限まで入れたくない人間なのでそうした僕の意思が反映されていることをご了承ください。(※一応言っておきますが、多色が多いとマナ置きの関係上、特に序盤回しづらいです。埋めたくないカードをマナに基本的に埋めたくないので多色をできるだけ少なくしています)
≪テック団の波壊GO≫
多色。手打ちしづらいst。最近禁断採用されているデッキ減ってきたよね。カナシミとの相性が悪いのでボツ
≪密かで華麗なるカイタイ≫
多色。序盤に打てればすごく強いカードだが、中盤以降は腐りやすい。(それまでに基本的に相手の手札は1~2枚になっている場面が多いので)そのくせ序盤に打つために3,4ターン目までにマナに白を用意しなきゃいけない。ウォズレックとの相性はいいが、そもそもそのウォズレック自体が多色。
以上の理由から、この構築に採用することはほとんどないと思いますが、白を多く採用したドロハンになら採用してもいいんじゃないでしょうか?知らんけど
≪サイバーKウォズレック/ウォズレックの審問≫
多色。下は序盤は強いが、中盤以降腐る場合がある。上は2打点にもなるが打点についてはGRで事足りていること、墓地の呪文が打った後、下に行くために盾に埋まっている完全水との相性が悪い。ヤドネが殿堂したのも大きいです。
≪サイクリカ、マジックスなどの呪文回収系≫
GRの回収とWaveで事足りているので不採用。
どうしてもという場合には、いったんGRを空にして盤面にWaveと回収、手札にガロホがあれば毎ターンガロホを打つ動きができます(魔天、ストップ、ナンバーがない場合にしか基本的に使わない動きなのでまあ実践で使うことはほとんどないです)そこにザンドを組み合わせれば毎ターンガロホを打ちつつ墓地にある呪文・オーラをを毎ターン1枚ずつ回収するムーブができます。覚えなくていいです。
4、各対面へのプレイング(有利不利含め)
〇有利
赤白ヴァイカ―、バーンメア(旅路、赤緑、リース)、閃
〇微有利
ビマナ系(アナシャコ、5c蒼龍、4cマグナなど)、オカルトアンダケイン、白単サバキZ、ネバーループ
〇五分
ギャラクシールド、ドロマーオーラ
〇微不利
アナダムド
〇不利
青魔道具、デスザーク、ブレストドラグナー、零龍
これ以外のデッキの有利不利が知りたい場合、直接僕までどうぞわかる範囲でお伝えします。
※この有利不利は自分と相手のプレイ、構築によって多少上下いたします。とりあえずの指標と思ってくださるとありがたいです。
僕自身、感覚でプレイしているところがあり、こういったプレイ解説は苦手なのですが、主な対面へのプレイだけ簡単に解説させてもらいます。
VS赤白ヴァイカ―
ザンド、オリジャ等を駆使して序盤耐えしのぎましょう。ハンデスもよく効きますが盤面除去優先で。ダイス着地が第一目標です。Waveはダイス着地まではほとんど出番がないのでマナに埋めていいです。ダイスが着地したら完全闇などを駆使して手札と場を枯らしていき、Waveや完全水から全能が捲れればほぼ勝ちです。あとは過剰打点で殴り勝ちましょう。オーリリアがかなりきついですがダイスで返せます。落ち着いてガロホを手札にキープしたままプレイしましょう。
轟轟轟を出されるとかなりきついですが、序盤の轟轟轟やトップ轟轟轟は割り切ってください。なぜなら殿堂カードなので。引かれたらにこやかに笑ってTwitterで愚痴りましょう。いいねしにいきます。
VSバーンメア
一番きついのは旅路バーンメアになるかなと思います。カードパワーが普通におかしいデッキなので油断しているとすぐ負けます。この対面はとにかく全能を立てることを意識しましょう。序盤にハンデスを連打できれば相手はすぐ息切れしますが、カードパワーが高いのですぐに息を吹き返してきます。とりあえずダイスを立てておくだけでかなりの抑止力になります。フィニッシュはストップ打ちつつ過剰打点で殴りきってください。
序盤にクリーチャーを出すときはグレープダールというカードを常に意識しておきましょう。
VS閃
バーンメアと違い一度相手のリソースを枯らせばほぼ勝ちです。”3tチュリス閃は嫌だ”と心の中で念じながらハンデス連打ましょう。相手の手札と盤面を枯らしたら後は煮るなり焼くなりお好きにどうぞ
VSビマナ
ハンデスがよく刺さります。とりあえず過剰打点並べてファイナルストップ打つか、魔天降臨打てれば勝ちです。この対面は正直馴れなので何回もやりましょう。だんだん勝てるようになってくるはずです。
VSアンダケイン
ハンデスがよく刺さります。たまにハンデスが下手で相手のムーブを手助けするだけで終わってそのまま負けるということがまあなくもないですが割り切りましょう。注意すべきはクロスファイアと零龍です。相手がムーブに入れないようにしっかりと盤面まで枯らしましょう。あとは6打点をササっとそろえて殴るだけで勝てます。GRにポクたまがいるだけでかなり楽になる対面なので勝率上げたい方は是非。
VSギャラクシールド
序盤はハンデス連打。中盤はゲオルグでギャラクシールドの盾を割りつつ殴りましょう。完全闇は序盤に使ったゴーストタッチをゲオルグに変換できるのでこの対面はキープしたいカードです。盾騎士などはオリジャやザンドで何とかします。
VSダムド
盤面除去で時間を稼ぎwaveでラキナン4連打すれば負けないです。全能立てられればかなり楽になります。完全水がかなり刺さります。とりあえず落ち着いてプレイすることが大事です。
5、終わりに
今回は簡単に構築とプレイの解説をさせてもらいました。2,3時間で適当に書いた文章だったので文章が稚拙であることについては、ご了承ください。
ハンデスはとりあえず回して強いデッキではなく、バーンメアやドラグナーのように強さが実感しやすいデッキでもないです。ただ、対面練習をしっかりこなし、経験を積んでいけば、自動的にプレイが身についてくるはずです。とにかく、どんな時も落ち着いて、プレイしましょう。割り切りも大事です。実際に自分で環境デッキを一通り回してみるのもいいかもしれません。
他に質問等ありましたらhttps://twitter.com/volkfsngのほうまでご連絡を。
今回は、ハンデスが大好きな賢者の駄文を読んでいただき、ほんとうにありがとうございます。この記事を見て、少しでもハンデスを握りたいなと思ってくれる方がいたら幸いです。
では、いいハンデスライフを。あでぃおす。
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