人から見える自分の中
自分をよりよく知るには自分が関心を持っている人を考えてみてもいい
例えば誰が好き?どんな人が気になるか?
身近な人だけでなく、芸能人や著名人から考えてみよう
沢山の人の名前をあげていくと共通点が見えて来ないだろうか
冷静で理論的な人
クールで洗練された身のこなしをする人
物おじせず誰とでも話す人
社交性に富み、場の中心にいる人
そういう人達の中に、既に自分と同じ要素があるのだ
反対に、その人を見ているとイライラしたりザワザワする人はどうだろう?
かつてはそういう人が私にもいた
特に何かされた訳ではなかったし、むしろ好かれていたのにである
その人の場合を通して考えてみよう
中・高とクラスメイトだった彼女とは特別の仲良しではなかったが悪くもなかったので他の人達とのグループで話をすることも多かったと思う
ある頃、他の人に比べて私の方に近づいている感覚があり、自分から少し避ける様にするがまた近づいてくる
この行為に何となく苛立ちを感じていたのを覚えている
そのうち私以外の誰かにくっついていたようだったが
なぜ避けていたのかちゃんと理由を覚えていない
人から擦り寄られることや依存されたように感じることがとてつもなく重く感じられたような感じで特に理由はなかったはずだし、その人たちには問題はなかったと思う
その後も似たような人に対してはちょっと苦手感があったのだが、避けていたので特に関わり合うことはあまりなかったと思う
何とも思っていない人からやたらと好意的に接せられるのも苦手でひどい時は本当に苦痛だったことまであった。
だが、人によっては気にしないで気持ちだけ上手に受け取れる人がいることがわかり、これは私の心の中の問題だなと気づいた
よく考えると
なぜか反応してしまうのは私の方だからだった
決して相手に問題があった訳ではない
そこからは自分の中の思いを掘っていった
見えてきた一つは、自分が自分自身と仲良くしたがっていたということだった
自分が自分にダメだししていたり、自分の声を聞かないようにしていた
自分が感じていた無価値観もその原因の一つだったかもしれない
いずれにしても、一つ一つそういう概念を持っているのだということを認めていって、自分の中の思い込みも一つ一つ手放していった
今ではそんな極端に好意を寄せてくる人もいないが(笑)
いても前みたいな拒絶反応は出ないだろうなぁと思う
もっとそういう境地に達していれば、もっと人に愛されて楽しかったんじゃないだろうかと思うともったいない気持ちにもさえなってしまうが、そういうもんだろうな
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