南北分断と朝鮮の声放送
金正恩総書記が対南(韓国)との対決姿勢を鮮明にし、北朝鮮/朝鮮国内のメディアも韓国/南朝鮮を区別するようになりました。
(これまでは統一を目指し(建前上は朝鮮はひとつ)朝鮮半島すべてをハイライト表示していましたが、この日以降は朝鮮半島北部のみ表示している)
朝鮮の声放送の変化
これに対応し、朝鮮の声/チョソンの声放送のオープニングが1月18日から変更されたようです。
これまではインターバルシグナル、愛国歌の後は「不滅の革命賛歌金日成将軍の歌」「不滅の革命賛歌金正日将軍の歌」の合唱が放送されるが、この日は「演奏のみ」で放送された。これは金正恩総書記の「最高人民会議第14期第10回会議」での演説で
に対応するためだろうと思われます。
金日成将軍の歌には「自由朝鮮」「民主朝鮮」「みな集い」「津々浦々」
金正日将軍の歌には「麗し祖国」「大地」「青き海原」「われらが祖国」
と民族、三千里祖国を想起させる歌詞があるため、過度(もしくは指示があり)に対応した物だと私は考えています。
他の歌にも影響が出るか
さて、朝鮮の声放送では祝日やイベント事がある日にはニュースの後は必ず「革命賛歌金正恩将軍賛歌」「主席と総書記はともにおられる」が放送されます。
この歌にも「愛のその力、花園築く」「白頭の祖国未来を開く」(金正恩将軍賛歌)、「錦繍江山朝鮮の朝は」「偉大な朝鮮の光代が育つ」(主席と総書記はともにおられる)と歌われます。もしこの歌も放送できないとなるとどうなるのか気になるところです。まずは北/朝鮮が祝日を迎える日の放送を待ちたいと思います。
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