サンプル公開! <録画版>ヒューマンビートボックス入門レクチャー&ワークショップby AFRA!!

ヒューマンビートボックスって、インターネットとグローバリズムによって爆発的に広まりました。
 
で、それによって色んなスタイルが生まれて、
ものスゴイ勢いで、テクニックが進化していきました。
 
ワタシは20年以上、特殊な発声を研究して、自分でもやってきたので、大概の声では驚かないんですが、ここ数年のヒューマンビートボックスは、マヂでヤバい。
 
どうやって音を出してるか良く分からない。
 
まあでも、いろいろな声を出した方が、普通の声が良くなるし、
それ以前に、人間てナチュラルに色んな声出せるよ!面白いぜ!
っていうメッセージを長年出してきた人間としては、
 
この流れはとても嬉しい。
(と同時に、超絶テクを持つビートボクサーたちが続々と生まれてるので、ちょっと焦ってもいますw)


ただ、広まると薄れるものもある。
 
様々な伝統的な民族音楽も研究してきた人間からすると、
最近のヒューマンビートボクサー達からは、
ヒューマンビートボックスのルーツである
ニューヨークの黒人音楽の”色”は感じられなくなっている

それは良し悪しじゃない。

文化が広まると、そのルーツとは違うスタイルに変質していく。
これは有史以来そうなんだよね。
 
現代では、それが恐ろしい速さで起きている、ってだけのことでね。

めっちゃ興味ふかい。


なので、ニューヨークのルーツをまだ体現するビートボクサーもまだ生きていて、
 
そういう人たちは、ニューヨークの”ある時代の空気”を感じさせる。
 
そして、そういう空気は、
面白い、スゴイ
を超えた、ニューヨークの黒人音楽の
そういう表現を生み出さざるを得なかった
必然性を感じさせてくれる。
  

そういう意味で、
日本人ヒューマンビートボックスのパイオニアで
今尚、現役のビートボクサーとして活躍してるAFRAは、
ニューヨークの空気をあの時代を醸し出すレジェンドだ。
 
先日企画した入門レクチャーワークショップでは、
デモ演奏してくれたんだけど、
それがメッチャ良かった。
 
AFRAが影響を受けたDigable Planetsや
その時代の空気を感じさせながらも、
自分の色もあって、とても良い「音楽」だった。


そう、も一つヒューマンビートボックスには
不満があって、それは技術主義なところ。
 
技術はスゴイけど、
正直、音楽自体はあまり面白くない。
 
でもAFRAの「音楽」は好きだ。



ヒューマンビートボックスの入門として、
音楽をつくるツールとして
AFRAのレクチャーワークショップはオススメです。

詳細・お申込みこちら
https://resast.jp/events/684517

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