セラピー・ヒーリングについて思うこと。。

前回の記事の続き。。

新たに書き記しておきたいことがでてきたので

長くなるが、今の思いを整理するために

綴っておこうと思う。

約5年前、わたしは
エネルギーワークを学びはじめた。

同時期に、故郷の養父は脳卒中で倒れ
母のメンタルもひどかった‥

ボディヒーリングを入院中の養父や
精神が不安定の母にしていた‥。

養父はその後、無事退院した。

片側の麻痺が残ってたため
リハビリは続けていた。

ある日、実家に帰り、
養父にアクセス・バーズとバディアクセスを
受けてもらった。

あのときの、養父に触れる手のひらから伝わった
悲しみの感情は今でも記憶に残っている。
私も勝手に涙がこぼれていた‥。

セッション後は
便通が良くなったり
リハビリでの記録もぐんぐん更新した。

車を再び運転できるようになること。

新たな希望と目標が生まれた。

がんばり屋の養父は
さらにがんばるようになった‥

がんばり過ぎること‥

それだけはなんとなく気がかりだった。

3ヶ月後、養父は
咳がでるようになり
呼吸も苦しくなった。

末期の肺がんだった‥

病院からは

手術しても回復はみこめない状況だと伝えられた。

何もできることはない。

余命も告げられた。

ただ、養父にはがんであることや余命は伝えられなかった‥。

県外に住むわたしは

1週間だけ 養父に会いに帰省した。

病院で苦しそうな養父‥に

わたしは何もできなかった。

ただただ、手を握っていること。

レイキヒーリングのエネルギーは流れていたとは思うが‥

ただただ手を触れていることが
そのときの私にできることだった。

それでも しっかり
手を握ってくれていた‥

その10日後
養父は旅立った‥。

入院から1ヶ月‥あっという間だった。

それからしばらく

わたしはアクセス・バーズ、バディプロセスを
しなくなった。
いや、出来なくなったのだ。

私が養父にしたことは良かったことなのだろうか‥

一時的に回復はしたが、

それがかえって、養父の頑張りすぎる性格を
強めたのではないか‥

心の奥深くに ヒーリングをしたことへの

罪悪感が残っていた。

寿命だったんだ‥と思ってしまえばそれまでだけど

もちろんヒーリングは治療ではない。

リラクゼーションや治癒である‥

ただ 心の部分にヒーリングすることで
奇跡的に病気が回復することもある。

様々なヒーリングツールがあって
体験談ですごく期待をもってしまうような話もあるが、それはあくまでも その個人のケース。

まだ、お迎えの時、寿命ではない場合には

そんな奇跡もおこることもある‥

たた忘れてはいけない

完璧なものはないし、これで絶対よくなるものは
なにひとつない。

西洋医学も 寿命の患者様には
限界がある‥。

ヒーリングは、目にみえないからこそ
怪しまれるし、あれをしたから
こうなった‥詐欺だ‥と言われてしまうことは
まだまだある‥。

だからこそ、ヒーリングをご病気の方に受けていただく際には、エゴは一切なくし
謙虚さとひとりの人間への尊厳がとてもとても重要なのではないか‥。

ただ、希望はどんな状態であってももっていたい。
患者様の生きるを信頼し、サポートしていきたい。

そんな養父との経緯もあって、アクセス・バーズやボディプロセスの

セッションは

今はメインメニューからは外している。

知り合いや友人、身内のみにさせてもらっている。

また、エネルギーワークのひとつでもある

「レイキヒーリング」は

遠隔したり、セルフケアでも活用している。

心身を整える・リラクゼーション目的で

今後も 学び深めていきたいと思っている。

病院で お医者様とセラピストが手を取り合い

情報共有できる未来を・・。

患者様のご希望に応じて

医療による治療や

ヒーリングによる治癒など

自由に選択できる システムづくりを・・。

誰もが 心身ともに健康に生きられる社会を

希望をもって描いていきたい・・。




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