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仮面を被りなおそう

はじめに


吉本ばなな著「幸せのセンサー」を読み、
「社会的な仮面」に対する気持ちの変化があったので書き残しておく。

仮面は被っていたほうがいい

著者は「仮面は大多数の人にあったほうがいい」と断言した。
更に「別にそう思われても構わないくらいの仮面をかぶってから始めていく方が、ほとんどの人にとっては楽だと思う」と続く。
そして、「そうやって仮面をかぶっていても、どうしようもなくにじみでえしまうものこそが、その人の大切な個性 である。」と文章を締めくくった。

どんな仮面を被りなおそう

仮面を被らず、自分らしさを保とうとすると自分のエゴが邪魔をして、自分が所属する職場やコミュニティの枠組みで決められたことをこなすのが難しくなる。
なぜならはそういう大きな組織は役立つ才能以外の「自分らしさ」を我々に求めていないからだ。

ただ、最近までわたしは自分らしさを守るべく、なるべく一貫して仮面を被らないようにしていた。
しかし、自分らしさを全面に押し出すことで、自分らしさは守れなかった。
周りとの軋轢が生まれ、思うのうな活躍ができず、自分らしさを否定せざるを得ない状態になと。上手く行かない、結果が出ないどうしようもない状態で「幸せのセンサー」を読んだ。

どんな仮面を被ろうか

いま、私は仮面を被りなおそうとしている。
自分らしさを全面に押し出すのでは無く、組織で上手く自分を活かすための仮面である。

わたしにとって、別にこう思われていい仮面ってなんだろう。
「趣味の時間が大切な人」という仮面かな。
事実かつ、別にそう思われても問題ないと感じる。

きっと、仮面の定義は年齢を重ねるとともに緩やかに変化していくんだろう。

今すぐピッタリハマる仮面はないけど、とりあえず今日からしばらく被ってみよう。

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