森川すいめい著「感じるオープンダイアローグ」
森川さんが自身のクリニックで実践している「オープンダイアローグ」。
この本は、オープンダイアローグとは何かを伝えるため、
著者の過去について、そしてどのようにオープンダイアローグを習得し、実践しているのかが記された本である。
オープンダイアローグを通じて癒されていく
第三章「対話が、なぜこころを癒やすのか」では、著者がオープンダイアローグ対話実践者プログラムの受講を通じて、どのような変化があったのか時系列で書かれている。
自分のこと・家族のことを話すセッションで、著者が実際に話した内容を読んでいるとき、実際におーぷんダイアローグに参加して直接話を聞いている感覚だった。
私の中に「自分」や「家族」のことにまつわる傷があり、その傷が著者の話に反応したんだと思う。
著者が癒されている過程で、メモした言葉たちを紹介したい。
涙、傷、癒やされていない部分
このnoteをまとめているとき、なぜか涙が溢れて止まらなった。
何か過去の感情がリンクして、涙スイッチが押されてしまったようだ。
私も、対話を通じて自分の傷を癒したいなと思った。
自分の傷を癒やすことで、きっともっと話を聞くことができるし、話すことができるようになるんだと確信している。