喋るのが仕事だけど、喋るときにちょっとだけ、吃ってしまう。でもやらなきゃ。
ちょっとだけ自分語りをさせてください。ま、ちょっとといいつつ、まぁまぁ語るんですけども。
noteの有料記事ならいいかなって。何か為になりそうなことが書いてあれば、知らない人の文章でも読めますが、自分語り‥となるとなかなかね。内容は、ぼくが仕事にしている“喋り”について。
喋るとき、実は少しつまってしまうんです。
「やった!この人と話せる!」と思れば思える人ほど詰まってしまって。「せっかく時間をとってもらってるんだから、ちゃんと喋んないと」と思ってしまうんですよね。なので
すっごく会いたい人って、ちょっぴり会いたくない人でもあるんです。
気を遣わせてしまうから。その人にもたくさんやることがあるわけじゃないですか。その中の時間をぼくに使ってくれている。
だから、少しでも時間を使ってよかったと思ってもらわないとって。ぼくの印象がどうこうというわけではなく、その人の時間を無駄にしたくないという気持ちの強さ。
話をネタを考えていったり、あれを聞こうこれを聞こうと準備していったり、あんまり長いこと時間を取らせないようにしようと思ったり。でも、会えた、話せた嬉しさで「あ、そろそろいい時間だな」と思ってもパッと「じゃ、今日はこの辺で」と言い出せなくて。結局、相手に「そろそろ行きましょうか」と言わせてしまう。
「あぁ、まだできることはあったんじゃないか。相手は今日の時間で楽しいと思ってくれたんだろうか」
と考えながら帰る。だって
「今日どうでした?」
なんて野暮なこと聞けないじゃないですか。よかったですとしか言いようがありませんから。
前までは「喋ろ喋ろー!」といけたのが今では「いやー‥他の人とお話ししてた方が、きっと楽しいだろうからぼくとは‥」と思ってしまう。
自信がなくなってしまって。自分の喋りと声に。
自分よりも上の人と話すときには「同世代と話してた方がきっと楽しいだろうな」と感じてしまったり、「喋りの勉強をしてきたのに、なんにもできてない。同期たちの活躍に比べるとほんと何も」とか思ってしまったり。
正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。