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【声優・ナレーター志望向け】滑舌が良くなる練習方法!

 今回は実績公開不可だったナレーションのお仕事で『この単語言いづらかったなぁー』というお話から、言いにくかった言葉はどうしたら言いやすくなる?(滑舌)について書いていきます。

 今回の記事はいつもより少し高めの値段設定なんですが、特定の誰かを言っているわけではないですが、特にSNSでは当てはまる人が多く「自分のことか?」と感じる方もあるかと思ったので、ご了承ください、

 ・やらない言い訳ばかり探してしまう

 ・滑舌の悪い原因

 ・なぜよくする必要があるのか?

 など、解決のお力になれるように全力で書きますのでよろしくお願いします!(僕のことを応援したい!という素敵な方は是非、サポートの方もお待ちしてます!


【滑舌が悪くなる原因】

 滑舌の悪さは色々な原因があります。骨格、舌の長さ(厚さ)、筋肉の衰え、歯並びなど。なのでトレーニングの前に「悪く聞こえる原因は何か?」を探す必要があります。

 滑舌のトレーニングで、大げさに口を広げて喋るというのをやっている人もあるみたいですが、あまりいいトレーニングだと思えないんですよね。普段喋る時にそんな口の開き方をして喋らないからです。実践と同じような喋り方をするトレーニングをしないと、トレーニングをする意味がありません。

 レッスンやワークショップもいいんですが、1番のトレーニングは普段の会話です。人に会う機会もないから喋らないよーというのであれば、配信でもいいですし、YouTubeに朗読を投稿するでもいいです。

 滑舌が悪い人はまず、どこが言えていないのか、何が喋れないのかわかりません。わかる人に聞いてもらうか、色んな人に聞いてもらう。そして録音したものを聞く。スタートはそこからです。


【緊張や精神状態も原因に】

 普段は言えるはずなのに、キューがでたら言えなくなってしまう言葉。それは骨格などの問題ではなく、緊張や不安など精神的なものかと思います。

 「噛まずに言えるかな」「下手だと思われたらどうしよう」と自分の見え方を気にしてしまうと、噛んでしまったり、言い間違えをしたり、口が回らなくなってしまったりします。緊張で口の周りの筋肉が硬くなってしまうんですよね。

 台本は誰かが書いた言葉であって、自分の言葉ではない。知らない言葉、言い回しもたくさんあります。でも原稿にはある。普段使わない言葉、意味のわからない言葉がたくさん。こればっかりは口に馴染むまで何度も反復して言うしかなさそうです。

 よく本を読め、本を読めと言われますが本質はここかもしれませんね。読めと言われたから読みましたではなく、言葉をたくさん知るために読書をする。普段ちゃんと準備しておけば、緊張を受け入れながらスッと収録に臨めます。

 とはいえ、緊張してしまう気持ちもわかります。僕も収録寸前までは胃が震えていますから。 では、緊張(プレッシャー)や不安に負けないで原稿を読めるようになるにはどうしたらいいのか?方法は三つあると思ってます。

 1.場数

 とにかくお仕事を経験する。営業をするなり、SNSに力を入れるなり、今では方法はたくさんありますから現場に出られる努力をしましょう。事務所所属でもフリーランスでも待っているだけではお仕事は来ません。ここにいるよ!を、伝えていく。


 2.比べない

 福沢諭吉の学問のすゝめに「人の障害は怨望(人の幸せを妬む、いわゆる嫉妬))である」と書かれていますが、比べるから嫉妬やら足を引っ張ろうなどを考えてしまうんです。

 嫉妬を糧にできればいいんですが、大体の方は愚痴や、その人の評判を落とそうとするほうに時間と言葉を使ってしまいます。仮に評判を落とすのに成功したところで、自分の能力が上がるわけではないのにです。

 自分のできないところを見つけ、やりたいことに近づけるためにはどうしたらいいのか?それをできるようにするためには誰に聞くべきか?どこに習いに行くべきか?など、自分の腕を上げることに時間を使いましょう。


 3.不安を受け入れる

 『皮肉なリバウンド効果』といったりしますが、無くそう無くそうとするとかえって意識してしまいます。なので「うぉぉぉぉー!今緊張しているぞー!」と緊張していることを受け入れましょう。それだけでもだいぶ気持ちが楽になります。


【なぜ、滑舌を良くする必要があるのか?】

 大体の方がお察しの通り、聞き取りにくいと相手に伝わらないからです。そして、もう一つの理由に“感じが良い”から。

 喋りを仕事にしていない場合、滑舌が悪くても指摘されることはほとんどありません。最低限、聞き取ることができれば生活に支障はないからです。

 ですが、電話や音声のみのリモートなど声だけの情報でコミュニケーションをとる時には、聞き取りづらいと相手にストレスとを与えてしまいます。

 そこから意図していない余計な感情(機嫌が悪い、話したくないなど)を思わせてしまい、本来なかったはずの問題になってしまうことも。

 円滑なコミュニケーションをするためにも“滑舌の良い、感じの良い喋り”は重要です。滑舌を良くするのと、感じの良い喋りは別々のトレーニングをする必要があります。

【滑舌をよくするトレーニング】

 日常会話からハキハキ喋り、言葉を1音1音届けることを意識します。これが1番のトレーニング方法になります。レッスンだけでやっても意味がないんです。レッスン場は普段の成果を見てもらう場所であって、練習場所ではないんです。

 普段、あんまり人と話す機会がないのであれば朗読がオススメです。喋らないと喉の筋肉も衰えてしまいますからね。下手すると喋らない日もあるので、僕も意識しなくては‥(笑)


【媒体によって声のハリを変える】

 僕は格別、面白いエピソードもネタも持っていないので、“聞き続けられるトーン”と、聞き心地を意識しています。

 さっ!ここからは踏み込んだ話をしていきます。喋りはただただ好きなように喋ればいいわけではありません。魅せる、聞かせる喋り手を目指すのであればですが。

 僕は話をする時、条件付きの紙芝居を意識して話しています。どういうことか?

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正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。