声優志望が養成所で勘違いしやすいこと
今回は「読みの勉強をしているときに勘違いしやすい3つのこと」について書きます。言い方を変えるなら『成長を妨げやすい考え方』です。
僕はよく、1日、2日じゃ答えの出ないことを考えています。若さとはなんだ?うまいとはなんだ?成長を妨げるものはなんだ?など。
それを考えたからって直接お仕事になるわけでも、換金されるわけでも、為になるわけでもないんです。ただ、いつの日か「あ、これの答えってこれじゃん」とわかる日が来る。
それが芸の幅を広げ、力を入れ方が変わっていき、いろんな視点を持てるようになっていける気がして。
〜関連記事〜
・教えを身に付けるには?
・声のお仕事に関する記事のまとめ
【やらないのに、考えすぎしてしまう】
「ここの文言はもっと音を高くしたほうが」「言葉をたてて読むにはこうやって‥」「あの先生がこうやったほうがいいって言ってたから」
お芝居の考え方、ナレーションの技術、〇〇する(稼ぐ、うまくなる、すぐにできるなど)方法。TwitterやYouTubeでたくさんの発信を見かけます。そう言う僕もnoteに「フリーランスで声のお仕事をやっていくには?」をテーマに発信しています。
‥はい、そうなんです。調べるとキリがないくらいたーくさん出てきます。合う合わないはあると思いますが、方法は本当にたくさんあるんですよ。
でも、だからこそと言うんでしょうか。調べただけで知った気になるのは危ないと思っていて。調べても知っただけで、わかったことにはならないんですよね。鼻濁音、無声音は知っています。でも、発音ができない。これが知っているとわかっているの違いです。
やらない段階で「あれはこうだから‥」と考え過ぎてしまう。かなり角が立つような言い方になりますが、多分考えなくても考えてもできないので、とりあえずやってみるというのがいいと思ってます。
だからといってただただ同じことを繰り返していては、意味がないので“仮で良いので、今できることをいっぱいにやる”んです。考えても考えなくても、今持っていることしか出ません。
相手も良い意味で、そんなずば抜けたことを期待していませんし、良くなるまで出さない!と、してしまうほうが良くも上手くもならないんですよ。
なぜそうなってしまうのか?明確な理由が1つありまして。これがプロとアマのさでもあるのかなと。それは
「できない自分を認められない、認めないこと」
正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。