フリーランスでナレーターのお仕事をしていく
“本気で変えなきゃと思わないと変えられない。”
本気本気と口だけで言っても、なかなか本気さは伝わりません。本気であることを伝えなきゃいけない相手がいるのか?います。誰か?
“自分”
ぼくは今、フリーランスなのでサボろうと思えばいくらでもサボれる状況にあります。誰にも怒られませんから。でもそれじゃーお仕事はなくなっていきます。サボればサボるだけ鈍っていくし、遅れていく。
今回は「noteをしばらくお休みして、自分の芸と向き合い、喋りをうまくしてお仕事に繋げるために」テーマに書いていきます!
・声のお仕事について書いている有料記事
【自分の本気のイメージをする】
演劇専門学校、養成所でお芝居をメインに学んできましたが、お芝居って結局は“最強のごっこ遊び”だと感じたんです。この言葉は、とある舞台演出家の方から言われたことなんですが、本当にそうだと思っていて。
昼ドラは最強のままごと。時代劇は最強のチャンバラ。本気で与えられたポジション(役)を演じる。だから見てて楽しいんですよ。「こういう感じでしょ?」で演じられた役は見ててわかるんです。「あ、本気でやってないな」って。冷めちゃう。
“じゃあどうしたら本気になれるのか?”まずは“保険を捨てる”こと。(保険というのはあくまで例え)
保険があると「まっ、最悪これをやれば大丈夫だし」と思ってしまう。保険があると“どうしてもうまくならなきゃいけない必要性”を感じにくくなってしまうんですよ。だから、うまくなる、ならないではなく「うまくならなきゃいけない状態にする」ことから始めます。
面白い返しができないとラジオには呼ばれません。その場で答えられるナレーションが読めないと現場には呼ばれません。柔軟に変えられるお芝居ができないと舞台には呼ばれません。
“割の良いバイトなんかしてしまうと、これらを本気でやろうと思えなくなってしまう”。だって、お仕事が決まらなくても収入があるから。
ここからは、喋りをうまくするために考えてきた(考えている)生々しい今の状態を書いていこうと思います。
【自分の喋りの役割を考える】
フリートークで意識していることは、相手の話をとにかくよく聞くこと。ゲストがいるのに、自分の話ばかりしてはいけません。その場で自分がなにを求められているか?役割を知るところから始めます。
例えば生々しい話。喋りのうまさやトーク力を求められていない人がいます。つまんない人というわけではなく、SNSのフォロワー数だったり、見た目が良かったり、旬だったりと“喋りのうまさやトーク力”以外の役割を求められている人なんです。そういう人が喋りやすい状況を作る。それが“喋りの上手い人に求められている役割”。
そこに関しては「やっぱ、芸人さんってすごいなぁ」と感じますね。芸人さん自身のエピソードも面白いですし、なんでもない話を面白い展開に持っていけるトーク力がある。せっかく面白い話を出しているのに、その役割を与えられていない人はすぐ自分の話に持っていってしまいます。これがぼく。
「あ!その話なら話せそうかも」
と人の喋りのテンポを崩してしまう。そりゃストレスになりますよね。そのぶん、打ち上げや飲み会でその人がワーっと話している姿を見ると
「さっきの展開、少しストレスかかってたのかなー。」
と感じてしまいます。反省です。
トークの返しって、自分の中にある言葉からしか出ないんですよ。その場その場でいいワードなんて出きません。だから日常的にワードをメモしておいたり、読書をしたり、人とたくさん話したりする。
「でも、そんなこと言ったって限界があるよ。いろんな知識をつけられるわけじゃないし、時間もないし‥。」
そこで大切になってくるのが
正直に言います。話を上手くするため、映画を見たり本を読んだりのお金に当てます。直近、島に暫く住む予定なのでそちらの生活費に。