アナログだけど、授業に欠かせないもの
学期の初日にやること。
100円ショップで買った小さいサイズの画用紙を縦半分にカットする。
そこに学生の名前を書いていく。紙はクラスの人数分用意する。
朝、教務室でカラフルなカードに名前を書いていると、新しく入られた先生にたいてい声を掛けられる。
先生 「それ、何に使うんですか?」
わたし「学生を指名するときに使います」
先生 「へぇー、いいですね」
わたし「いいですよ~。誰に当てようかなって考える時間を短縮できます」
「名簿に印をつけていると、2巡、3巡すると見づらくて・・・」
「公平に当てているつもりでも、
偏ることもあるのでそれを防止できます」
先生 「ほぉ~」
わたし「そうは言っても、出てきた名前の順番で当てたくない場合も
あるので、そんなときは手元でそっと操作しますけどね」
先生 「いいですね~。真似してもいいですか?」
私 「どうぞ、どうぞ!
席替えのときや発表の順番決めにも使えますよー!」
元々は、コロナ禍のオンライン授業で使い始めた名前カード。
Wi-Fi環境が良くない学生も多くいたので、話し始めの音が聞こえない、似ている名前の判別が難しいことから、学生の名前を呼ぶときは名前カードを持って、カメラに向かっていた。
対面授業に戻っても、使い勝手の良いこの名前カードは毎学期使用している。アナログだけと、私の欠かせない相棒だ。