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いわゆる「やっつけ仕事」で予習をやる学生がいた。 新出語彙を調べる予習。 その日の授業は国名がたくさん出てくる。 ふと、Yさんのノートを見た。カタカナの国名ドイツの横に記された彼の母語での訳。どうみても国名のドイツの長さではない。 授業が終わってからこっそり調べた。 あぁ。やっぱり。 それは、ドイツではなくて、どこのどいつで使う「どいつ」だった。 Yさん、授業の中で「ドイツ」は「誰」を表す語じゃなくて国の名前だってわかった・・・よね。