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先週やった文法の授業。 文型は「~ということだ」「~とのことだ」。 伝達の表現。 板書した段階でざわつく教室。「なんでA?なんでB?」 私 「今、Aさんが話しています。誰に話していますか?」 私 「Bさんに話していますか? 高橋さんに話していますか?」 学生 ・・・(は?先生、何言ってんの?) 私 「誰が電話をかけましたか?」 学生 ・・・ この短い例文に対して確認したいことは、そのほかに ・高橋さんは誰と話したかったか ・高橋さんから電話が来たとき、Bさんはいた
日本語学校の授業準備は多岐にわたる。漢字・文法・読解・聴解・作文・グループ活動の準備などさまざまだ。 語彙の授業準備は危険だ。 どこまでやっても足りないような気がする一方、やりすぎだと思ったり、自分の知りたい気持ちに負けてどんどん深みはまったり、やめどきがわからなくなる。 そうやって授業準備に時間をかけすぎて、一人ブラック企業を展開している。 なかでもはまりやすいのは、語源だ。 授業で語源まで紹介することはめったにないが、上級クラスだとちょっと紹介することで「へぇ~」