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星談義★木星&海王星★

曜日になぞらえ、太陽系10天体の気まぐれ話をお届けします。
木曜日=木星ジュピターと海王星ネプチューン。

木星は射手座のルーラー、太陽系最大の大きさと質量の惑星で、公転周期は12年。
占星術では「拡大」「幸せ」を現すラッキー星で、年齢領域は45歳から55歳、ギリシャ神話の大神ゼウスに相当します。
木星はたくさんの衛星(月)を持っていますが、人々を惹きつけてやまないのは第2衛星の「エウロパ」では無いでしょうか。
太陽系で地球外生命が存在する確率が一番高い星だからです。

私が占星術に興味を持ったのは、子どもの頃、牡牛座にまつわるギリシャ神話(大神ゼウスの浮気話し)を知ったことがきっかけです。
エウロパという美しい姫に近づくために白い牝牛に姿を変え、少女をさらったゼウス、降り立った土地がエウロパが語源となり「ヨーロッパ」となりました。
この時の白い牝牛が牡牛座として天に上ります。

もう一つの牡牛座の神話は、ゼウスがイオという美しい少女と恋に落ちたことを嫉妬深い妻ヘラから隠すために、イオを牝牛に変え、その姿が天に上ったというもの。
イオは木星の第1衛星の名前となっていますね。

イオとエウロパをは今でもゼウス(木星)の回りを回っている、いわば捉えられているとも取れる訳で、まったく迷惑な話し、と私は思ってしまいますがw、ひたむきにゼウスを愛する女性たちの姿なのかもれません。

海王星が発見される(たったの175年前)までは、木星は魚座のルーラーでもありました。
実際、木星と海王星は、拡大性や受容性に於いて、類似点が多いと思います。
冥王星が太陽系からはずれたことで、今では太陽系で一番外側の惑星、神秘と全てが混じり合う曖昧さに満ち、外宇宙のメッセージを届けているようなイメージがあります。
公転周期は165年、人生100年となった今では若干微妙な気もするw周期で、年齢領域は85歳から死後を司ります。

私は、海王星に取り憑かれたような時期がありました。
海王星の持つ精神性への憧れや、プロセスとして、委ねていくこと、受け入れいていくこと、一体感や安心感を求めていたこと、などがあった時期だったのだと思います。
海王星のことを思うと落ち着けたし、リラックスできた時期でした。
2011~2025年は、海王星がルーラーを務める魚座にあり、海王星パワーを発揮しやすい期間と言えます。
「精神性」「霊感」などに代表されるような、目に見えないものを象徴する海王星、新たな価値観で溢れ出す風に時代を密かに牽引する存在ではないかと感じます。
やはり私は掴み所のない海王星に恋をし続けてる気がしますw

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