〜初心者入門編1〜「演技の見栄えがぐんと変わる感情爆発法」
こんにちは!
現役社会人俳優のヴォイです!
今回は超初心者向けお芝居スキル
演技の見栄えがぐんと変わる
「感情爆発法」について解説していきます!
今お芝居の仕事がしたいと思っている初心者さんに向けて
大変有益な情報になっています!
ここができるかできないかで
今後の役者人生が大きく変わっていくかもしれません!
しっかりと、100%インストールしましょう!
お芝居はそもそも
“感覚“に頼る部分が大きいです
そのため、教える先生も感覚で教えたり
感覚が掴めているというだけで2歩も3歩も
進んでしまう人がいます
今回はそんな“感覚“的な部分を
しっかり文章のノウハウとして解説し
わかりやすく初心者さんに伝えていこうと思います
知識があるかないかでスキルは成長します
感覚を掴んでも、知識として頭に入っていないと
いずれ壁にぶつかった時に何もできず
挫折につながる場合もあります
ぜひ、私の記事をインプットして
知識としてスキルに活かせるようにしてください!
役者に必要な感情爆発法
感情爆発=オーバーリアクション
これを絶対に覚えておいてください!
この感情爆発の調節こそが
演技を「それっぽく」見せるコツなのです
一体どんなものが「感情爆発」なのか
どういった練習法が効果的なのかを
解説していきます
1.感情爆発の利点
感情爆発があるとないとでは
見栄えが全く異なります
普段の生活で美味しい物を食べたとします
食べたあなたは美味しいと感じていますが
それをみている人はその感情を理解できません
お芝居のポイントは
感情を伝達させることにあります
どれだけいい台本だったとしても
感情が観客に伝達せず「共感」を得られなければ
面白いと感じません
美味しいという感情を伝達させるには
美味しそうに食べる必要があります
悲しいと言う感情を伝達させるには
悲しそうにしなくてはなりません
ただ、日常生活の基準だと
誰しもが「他人が考えていることが‘わからない」ように
感情の伝達は起こっていないのが事実です
そのため、オーバーリアクション「感情爆発」
を用いて、感情の伝達という作業を
演技の中に組み込む必要があります
日常生活だったらこんなリアクションをするだろう
という基準では成し遂げられませんので
基準を変える必要があります
2.感情爆発の基準を身につける
では、どのような方法で基準を作るのか
これは人それぞれではありますが
私が最も効果的だと思うのが一つあります
それは
アニメを基準にする
ことです
アニメはお芝居の分類の中でも
最も現実から離れている分野でしょう
現実では用意出来ないセットでも
アニメであれば絵を描くだけで作れます
その影響で
日常的なリアクションをとると
世界観と温度差が大きく異なる映像になってしまうので
アニメ声優は「感情爆発」を最大限起こして
演技をしているのです
「絵」という非現実の映像を使いつつも
客に感情の伝達をして「共感」を得ることで
物語のクオリティーを高めているアニメを基準にしてください
アニメの感情爆発がマスターできると
リアルでのお芝居がかなり華やかにできるようになります
3.感情爆発の練習法
感情爆発を身につけるにはとにかくやるしかありません
ただ、日常生活で練習をしすぎると
かなり浮いてしまうので
1人で行うのがいいでしょう
練習としては
・食レポをする
・小説を本気で朗読する
・カラオケで感情を込めて歌う
この3つがお手頃にできる練習方法です
食レポはポジティブな感情を伝達するのに特化しています
いかに美味しそうに食べるかというアクションでの感情爆発
美味しかった感想を共感させる喋り方
などなど、基本の中の基本を練習できます
小説朗読は1人で何人ものキャラクターと
ナレーションを演技分けしつつ
それぞれ独自の感情爆発を引き起こさせる
器用さを鍛える練習です
キャラそれぞれで感情は異なりますので
お芝居の相方に合わせた感情爆発の練習になります
チグハグな感情にならないように気をつけてやりましょう
カラオケで感情を込めて歌う練習法は
「綺麗」よりも「感情」を優先する練習です
ありがちなのが
「自分をよく見せたい」が故に
ポイントを逃して下手な芝居になってしまうパターンです
「感情」こそ演技の中で最も優先させる部分ですので
かっこつけたいというプライドを捨て去り
感情優先に癖をつける特訓になります
最後に
「感情爆発」を用いて
観客に感情の伝達をし
「共感」を得る
この流れを作り出せれば
ほぼ確実にファンは付きますし
作品もいいものに仕上がっていきます!
今後も役者にとってかなり有益な情報を
たくさん発信していきますので
定期的なチェックをよろしくお願いします!
次回は〜初心者入門編2〜
「絶対にマスターしたい可能性を広げるトーク力ピンポイント3選」
の科目に入っていきます!
「役者」に必要なのは演技力だけではありません
むしろあらゆる場面で「トーク力」は必要になります!
「話す」系の力が身についてくると
お芝居以外にもたくさんの仕事ができるようになります
自分の可能性を広げるためにも
ぜひこちらもインプットしていきましょう!