Voguish Startup Ⅳ: Bird

これもまた鉄板スタートアップ、Bird。

マイクロモビリティで一番勢いのある、電動スクーターシェアリングサービスを提供している企業です。

カーシェア、シェアバイク、電動スケートボード等さまざまなマイクロモビリティが誕生し、日々の生活の一部化している中、Birdは資金調達面だけからすると一番成功していると言えるでしょう。

2018年5月に160億円調達し、最短でのUnicornと言われております。創業が2017年ですので、二年目での達成となります。

日本でもまだだと思いますが、実はBostonにもまだ来ていないです。ただ、既に世界で100都市以上で導入されており、急成長中です。


一番の魅力はやはり街に停めてある電動スクーターをいつでも気軽に借りれる事です。アプリの地図上に利用可能なスクーターが表示されており、アプリを使ってロックを外す事ですぐに使う事が出来ます。

利用時間によって料金が加算され、使い終わったスクーターは基本的にどこでも乗り捨て出来ます。(若干のルール有)

話を聞くだけでも凄く便利なサービスだと思いませんか?

もともとサンフランシスコやニューヨークといった大都市での渋滞解消や電車通勤代替手段としてスタートしました。マンハッタンに行かれた事がある方なら理解出来るかと思います。正直日本の満員電車通勤に対してBirdは有効かもしれないですね。

しかし、当然ながらUberを規制している日本にBirdが進出するのはかなりの時間がかかりそうですね。

Birdは都市だけでなく、UCLAやTexas等の大学とも提携しております。実はBirdだけでなく、Limeや他のシェアバイク関連企業も最近は大学と提携しており、キャンパス内で利用する学生を多く見かけます。

誰もが知っているBirdですが、まだ創業2年目。今後に期待ですね。

追記:先日欧州旅行した際に、パリに寄ったのですが、パリではBIRDがかなり普及しておりました。地元の方だけでなく、観光客の利用者も多かったです。

BIRDの競合、LIMEも欧州で普及してまして、ブリュッセルでも導入されておりました。

徒歩や電車移動が多い欧州旅行に行かれる際は、前以てアプリをダウンロードをする事をオススメします。

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