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やっちゃいますか?
日産の業績悪化が取りざたされていますが、日産車オーナーの僕としては非常に心配ですね。
なんとかしてほしいものです。
好きな車いっぱいあるんだよなあ。
1985年式ブルーバードマキシマとか、カクカクがたまらないんです。
そんなわけで、本日は『あったらいいな』のお話です。
日産の技術の一つで、高い技術であるe-powerの進化予想、というか願望です。
[e-POWERの概要]
e-POWERは日産自動車が開発した独自の電動パワートレイン技術で、電気自動車(EV)のようなモーター駆動を採用しながらも、発電専用のエンジンを搭載しています。
エンジンは直接駆動せず、発電のみを行いモーターに電力を供給することで、燃費性能と力強い加速を両立しています。
[豆知識・裏話]
e-POWERは2016年に「ノート」に初搭載され、日本国内での販売台数を大きく伸ばしました。
EVの弱点である充電インフラ問題を解消する手段として注目されています。
これにプラグインを搭載してほしいのよ!
e-POWERがプラグインハイブリッド(PHEV)になったら?
ここからは僕の妄想というか願望なんですが、e-POWERにプラグイン機能が付いたらどうなるんだろう?って考えてみました。
外部充電ができるようになれば、もっと便利になるんじゃないかなって。
プラグインハイブリッド化の可能性
利便性の向上:
e-POWERは現状、外部充電が不要でありつつEVに近い走行体験を提供しますが、プラグイン化することで自宅での充電も可能になります。これにより、短距離の通勤や買い物などは電力のみで走行できるため、ガソリン消費をさらに抑えられますね。
航続距離の増加:
電池容量を拡大し、外部充電を活用できるようにすることで、完全EVに近い航続距離を実現できます。一方で、ガソリンエンジンも引き続き搭載されるため、長距離ドライブでも充電インフラへの依存が減少します。
環境性能の向上:
電気モーターの高効率とプラグイン充電により、都市部での排ガスゼロ走行を実現しつつ、発電エンジンを必要な時に最適化して使用するため、総合的な燃費性能も向上します。
たとえ100キロの航続距離でも便利だと思いません?
でも、課題も多いみたいで・・・
悪いところ
重量増加:
プラグイン化には、より大きなバッテリーを必要とします。そのため、車両の重量が増加し、結果として効率が低下する可能性があります。
コストの増加:
現在のe-POWER技術に追加で外部充電機能を組み込むことで、開発・生産コストが増加します。そのため、価格帯が上昇し、コスト競争力が下がるリスクがあります。
市場の受容性:
多くのユーザーがプラグイン機能を求めるかどうかは市場調査が必要です。特に、既存のe-POWERがすでに高評価を得ているため、ユーザーが新たなコストや機能を受け入れるかは不確定です。
魅力に対して課題は些細に思えますが・・・
e-POWER PHEVはSUV向き?
新型エクストレイルのような車格(ミドルサイズSUV)であれば、e-POWERにプラグインハイブリッド化を組み合わせることは技術的に可能性が高いです。
以下にその理由と具体的な利点、また考慮点を整理します。
良いところ
車格によるスペースと重量の許容性:
新型エクストレイルのようなSUVは、ボディサイズが大きいため、プラグイン化に必要なバッテリー容量を追加しても車内空間やラゲッジスペースを確保しやすい。
車両重量の増加もSUVの堅牢なシャシー設計で吸収できる可能性が高い。
高効率なe-POWERシステムの適応:
e-POWERの発電専用エンジンを効率的に使用しながら、プラグイン機能でEV走行の時間を増やすことで、さらなる燃費性能と環境性能が向上。
SUV市場の需要:
SUVは世界的に人気のセグメントで、環境性能や走行性能を両立させたモデルは高い需要が見込まれる。プラグインハイブリッドSUVは都市部や長距離走行のどちらでも使いやすく、ユーザー層を広げる可能性がある。
競争力の強化:
トヨタRAV4 PHVや三菱アウトランダーPHEVといった競合モデルに対抗しつつ、日産独自のe-POWER技術を武器に新たな市場を切り開ける。
足回りのセッティングは難しそうですね。
悪いところ
コストと価格設定:
プラグイン化に伴うバッテリーコストや開発費の上昇が車両価格に反映されるため、適切な価格帯設定が必要。
重量増加による走行性能への影響:
プラグインハイブリッドに必要な大容量バッテリーの重量が、SUVの走行性能や操縦安定性に影響を与えないよう、設計の最適化が必要。
インフラ依存性のバランス:
外部充電に対応する一方、発電エンジンの効率性も維持し、ユーザーがインフラに過度に依存しない運用を可能にすることが重要。
マーケティング戦略:
「外部充電が不要」というe-POWERの特徴と「外部充電可能」というPHEVの特性の両立を、消費者に分かりやすく伝える必要がある。
でも、エクストレイルやアリアとの相性は良いと思います。
吹っ切って高級路線でも良いと思うんですよね・・・
別のチャンネルを作ってブランド化するのも良いかも。
SUV市場での高い需要: エクストレイルやアリアは、SUV市場の中でも特に注目される車種であり、e-POWER PHEV化することで、環境性能を求める都市部のユーザーや長距離ドライブを好む層にアピールできます。
車格が持つ余裕: 車両サイズやシャシー設計が大きいこれらのモデルなら、大容量バッテリーを搭載しても車内スペースを犠牲にしにくい。走行安定性を損なわずに新技術を搭載できる点もポイントです。
プレミアム感の向上: 現代のSUV市場では、単にスペックだけでなく、「高級感」「未来志向」の要素も重要です。PHEV化で外部充電の利便性と環境性能を加えることで、競合車(トヨタRAV4 PHV、三菱アウトランダーPHEVなど)と肩を並べる、あるいはそれ以上の魅力を持たせられるでしょう。
ピンチはチャンス?
このアイデアが日産の新たな柱となれば、国内外の市場において競争力が大幅に向上する可能性があります。「エクストレイル」「アリア」のPHEVモデルが誕生したら、実際の市場での反響が非常に楽しみです!
新型エクストレイルの車格なら、e-POWERをプラグインハイブリッド化することは十分に実現可能だと思います。
特に、SUV市場での競争力を強化し、環境性能を求めるユーザー層を取り込む良い戦略となるでしょう。
実現に向けて、日産が既存のe-POWERと完全EV(アリアなど)の中間に位置づける「ハイブリッドの進化」
として提案すれば、消費者に新たな選択肢を提供できる可能性があります。
しかし、業績の悪化に伴い課題も多い中で、日産の業績回復へ向けた取り組みに若干の不安も残りますね・・・
Nissan Nextでは生産能力を20%削減。同社は 事業の安定化・適正化のため、グローバルの生産能力20%削減(現行の通常オペ レーションの能力500万台に対して100万台に相当)、グローバル人員数9,000名 削減、販売管理費の削減、設備投資・研究開発費の優先順位の見直し、などに 取り組む。24年度比で固定費を3,000億円削減、変動費を1,000億円削減し て、26年度までに年間350万台(中国合弁を含む)の販売でも持続的な収益性を確 保できる構造へ変革するとした。生産能力の削減はラインスピード低下やシフ トパターン変更、老朽化設備の更新などを図るとした。工場閉鎖の具体的なプ ランはないとしながら、説明会で会社は可能性を否定しなかった。本年3月に公 表した中計「The Arc」では26年度までに16車種の電動車を含む30車種の新型車 を投入する計画だったが、投入タイミングがずれ込む可能性がある。なお、同 社は20年5月に公表した構造改革計画「Nissan Next」(20年度~23年度)で、グ ローバル生産能力20%削減、商品ラインナップ20%削減、バルセロナ工場やイ ンドネシア工場の閉鎖、固定費3,000億円削減などに取り組み企業体質スリム化 を図った。今回もコストスリム化の進展が期待される。
不十分な気がしますよね・・・そしてとてもディフェンシブ・・・
商品・車両開発
マーケティング
ここに全振りするくらいでないと、回復はとても難しいと思います。
皆さんは、どう思いましたか?感想を聞かせてね!
ではまた!
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