K-POPが面白い
ここ数年K-POPに携わることになりまして、その魅力をどんどん目の当たりにしているのですが、一方で本気でやるにはかなりのスキルと時間が必要であることがわかりました。
10代という体の変化が大きい時期に、歌、ダンス、言語を習得してパフォーマンスをしないといけません。
声に関して言えば、個人的には10代の声は特別だと思っていて、キラキラしていて大好きです。
でも日本のアイドルみたいないわゆる日本独自のカワイイって声ではなく、もっと本格的な歌声を求められます。(日本の子供達が歌う合唱とかも大好きです)
K-POPアイドルがアリアナ・グランデ、アリシア・キーズ、チャーリー・プース、ブルーノ・マーズなんかを歌ってる動画なんかがありますが、聴いたことはありますか?みんなすごく上手です。
僕自身が教えている生徒は10代ですが、僕が全てを教えるわけではなく、僕の役割はボイストレーニングがメインであとは洋楽の歌唱指導、たまにK-POPも見ます。
でも、ボーカルの先生は別に韓国人の先生がいて、ラップの先生がいて、ダンスの先生もスタイル別にいます。さらにDTMの先生などもいるので、言わばチームで育成しているといった感じですね。
僕が興味を持ったの最初は音楽性ではなくて、言語自体です。
その独自の発音はなんなのか?
ということで調べたり聴きまくった訳です。
さらに韓国語も習いに行って、わかったのでした。
僕が気になっていた発音は「激音」と「濃音」いう発音でした。
韓国語には「平音」「激音」「濃音」という発音変化があります。
僕が気になったのは「チャ」という発音でした。
「チャ」「チャッ」「ッチャ」というのがあったんですね。
「平音」→「チャ」「자」
「激音」→「チャッ」「차」
「濃音」→「ッチャ」「짜」
となってます。
これは難しい発音の使い分けですね。
そんな韓国への興味が沸いていたタイミングでそういった学校で教えることとなったのでした。
初めは韓国語が分からず、生徒が네(ネ)と返事しているのも意味がわかりませんでしたが、後で「はい」ということがわかりました。
これまで韓国語に触れる機会がほとんどなく、韓国ドラマも見てなかったので、韓国人の先生たちの会話がほぼ聞き取れないということに衝撃で、少しずつ勉強しつつ、K-POPが好きになり聴いたり、韓国ドラマが好きになり、見たりしているうちに聞いたことのある言葉が増えてきました。
言葉がわかってくると面白いです。
そしてそれを使うというのが重要ですね。
言葉はコミュニケーションツールですから。
おそらくK-POPをなんとなく聴いたことがあるぐらいの人は全部が同じような曲に聴こえるでしょうし、みんな同じ顔に見えることでしょう。
これも面白いところで、それは興味があれば違いがわかるので、普段から触れているかどうかなんでしょうね。
ジャニーズやアイドルをあまり聴かない見ないという人が、アイドルに対して言うように、LDHをあまり聴かない見ないと言う人がそう言うように。
そして僕は実際に生でコンサートも行くまで好きになったのですが、不思議と未だに飽きることはなく、見てて楽しいのです^^
1曲3分ほどと短いのですが、1曲の中でメドレーのように展開する構成も飽きない要因だと思います。
新曲の出るペースも速いのですが、出るとMVは面白いし、プラクティス動画やレコーディング動画、別アレンジ動画などいろんなパターンで楽しめます。
音楽が流れだすとついつい口ずさんでしまう、という現象は常々いいな、と思っていますが、K-POPの場合はそれ+ついつい踊ってしまうというのがありますね。
これらはとってもいいことだと思っています。
また韓国についてのことを書いていきたいと思います。
では、アンニョン!
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