ちょっとヒヤっと?!ボカロホラー曲特集
こんにちは!ボカロ曲を教えてくれるbot中の人かげらてです!
もうエアコンなしでは生きられない夏、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は暑い夏にヒヤっとできる?!少し怖いボカロ曲特集をbotメンバーで募集し紹介させていただきます!
どこの地域でも今年は熱さが続きますがヒヤっとするボカロで乗り切りましょう!
幽霊屋敷の首吊り少女/トーマ feat.GUMI
【私はただの一夏の噂だった 】
ボカロ史を語る上で外せない、「エンヴィキャットウォーク」などで知られるトーマのミリオン楽曲の1つです。
夏にピッタリの楽曲です。歌詞の物語や表現に注目。この曲の物語を読み解くと、切なくなります。
1つピックアップしますと、1サビの始まりの、「「私、死んでなんかない。」って 暗がりに浸かって」と、2サビの始まりの、「「私、死んでいたのかな」って 膝を抱えて」の対比構造は、切なくて美しいと私は思っています。
そして、2サビ、間奏を経てのCメロでの三拍子、からの曲が終わる迄の次々と変化していく流れは圧巻です。曲の最初から最後まで、聴く人の心を掴んで外しません。
投稿されたのは冬ですが、夏が来るたびに私はこの曲を聴きたくなってしまいますし、この歌の少女の事を、そしてトーマの事を、忘れたくはないな、と思っています。
by.月去P
呪いのススメ / bibuko feat.初音ミク
【よいこのみんなは絶対真似しないで♪】
明るい曲調でロックに人の呪い方を解説してくれるトンデモネタ曲...!!
乗りやすいビートで何度も聴ける中毒性がありながらミクの可愛さがちゃんと出てる良曲
現代では普通に色々とアウトなので良い子の皆さんは真似しちゃだめですよ!!
by.アクア
パイロキネシス/SaiB feat.初音ミク
【生まれる熱は世界を溶かす】
ホラーはホラーでも和というより、規模感や内容は『キャリー』のラストを彷彿とさせる海外のホラー映画のよう。
真っ赤な金魚がまた印象的な画で、全体的に漂う恐怖感と悲しみが壮大な音楽になって聴く者の心を襲います。
作曲したのは『バイビーベイビーサヨウナラ』や『愛ト茄子ト平和ナ果実』などで、ニコニコでも大人気だったSaiBさんです。
by 甘茶
恐怖ガーデン/ ちゃぁP feat.鏡音リン
【ウソよウソ、たぶんね】
2008年に投稿された、いわゆるサイコホラー曲です。
ボカロの妹分、鏡音リンちゃんが作る「誰にもいえない秘密の花園」
それは人の手を植木鉢に刺した花園でした。流血表現など多いので苦手な方はご注意ください。
あのかわいいリンちゃんが、なぜそんなことをするようになったかはわかりません。ただ、とても恍惚とした表情で手を眺める狂気が、不協和音と共に伝わってきます。
ニコニコ市場に包丁とケチャップがあるところ、身内ノリ感があって好きです。笑
有志で作られたPVもクオリティが高く、よりホラー感があるのでぜひご覧ください。
by こゆき
少女レイ/みきとP feat.初音ミク
【今、絶望の淵に立って 踏切へと飛び出した】
「ロキ」などで知られるみきとPの楽曲です。YouTubeでは700万再生されていますね。
そんな「少女レイ」は、一聴すると、非常にトロピカルで爽やかな夏曲であり、歌詞も「君は友達」と、一見微笑ましい青春のように思えます。
しかし、よく読み解くと、この曲はただ爽やかな青春、というだけの曲ではないという事が読み解けます。
見出しの歌詞は、曲の世界観を作るといっても過言ではない1Aの歌詞ですが、踏切へと飛び出すと言うことは…
そして、このMVの2人の少女をよく見ると、片方には影がないという事は…
最後の歌詞の「透明な君は 僕を指差してた」とは、どのような意味でしょうか…
そしてこの曲のアウトロでの終わり方、そしてラスト15秒ほどの蝉の音と静寂は、何を意味しているのでしょうか…
ここでは私はこれ以上の解釈を出しません。あなた自身で考えれば考える程、この曲の怖さが分かってくるでしょう…。
by.月去
まとめ
いかがだったでしょうか?
ただヒヤッとさせる曲だけではなくしっかり読み解くことで怖くなってくる曲もあってただホラー曲?となってもいろいろな種類がありますよね!
次回のnoteも季節を感じさせるものなので是非読んでみてくださいね!
ではでは!