【第2弾】 2017年のボカロ曲を振り返る!【さらに20曲】
ぐりーんです!前回の続きをしていこうかと思います。と、その前に先に言っておきたいことが。密度前回よりかなり薄くしました。なので、今回は20曲で一気に3月まで進みたいと思います!(それでもまだあと9ヶ月分残ってるんですけどね)
では早速!
※番号は前回noteからの通し番号です。
※挿入されている画像はいずれもPVのスクリーンショットを用いています。(全曲の画像を用意してるわけではありません。すみません。)
21.バケモノダンスフロア/日向電工
僕の中ではポストwowakaとして定評があった日向電工さん。今作もたまらない地底感。その理由の一つが「曲名しりとり」だったのですが、今作でそのしりとりがぐるりと一周して処女作の「アンダワ」に戻ってきました。果たして次回作はどうなるんだろう…引退とか言わないですよね…?
22.モーメント/MIMI
メロディアスピアノミクです。Bメロからサビまでの流れでグッと世界に引きずりこまれて、聴き入ってしまいます。MIMIさん、今年はこの曲しか出してないんだけど新曲を心待ちにしている今後の動向に注目のPさんの一人です。
23.フリィダム ロリィタ/ねじ式
今年のゆかり曲って言われたらまずこれが浮かびます。30万再生オーバーで今の時代だととても伸びてる部類の曲だとは思うんです。でも!それでもなお過小評価でしょうと思うくらいには時流に乗ったお洒落な曲だと思います。好きです。そして地味に檀上大空さんも売れっ子PV製作者な気がします。
24.大正ロマンチック/40mP
これ!こういうポップな40mPが久々に聴きたかったのでめっちゃくちゃ嬉しかったやつです。「MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える中学歴史」の収録曲ですね。所詮教材なんでしょと遠ざけてるそこのあなた!曲めっちゃいい(たぶん)から是非聴いてね!(かくいう僕も買ってないんだけど…)
25.このとくべつな音色が素晴らしい/キノシタ
はやそれ旋風の影に隠れてる(?)名曲です。記憶が正しければキノシタさんはこれが初ウナちゃん。今改めて見るとまだキャラが色塗りされてない部分があるのが逆に新鮮ですね。こういう明るいシンセデジタルポップ僕は大好きなので是非推したい。
26.雨ニモ負ケズ/伊東歌詞太郎
歌い手としても著名な伊東歌詞太郎が、宮沢賢治のあまりに有名な遺作「雨ニモ負ケズ」をテーマにして書いた曲。当人曰くずっと温めてきた曲ということで、大切にされてきたことがよくわかる非常に完成度の高い曲になってます。アコギの爽やかさとエレキのエモさがクロスしてて最高。雨の日に聴きたいですね。
27.雨とペトラ/バルーン
雨の日に聴きたいですね(デジャヴ)。昨年出した「シャルル」がメガヒットし一躍界隈のトップに踊りでて、今年はついにシンガーソングライター須田景凪としても活動を開始することを発表したバルーンさんの曲です。この曲は最近の曲では珍しくセルフカバーされてないあたり、ボカロだからこその曲と考えられているのかも…?
28.サイコセンス/絶海
一応ミクの日ソング…?ボカロが大好きと公言している絶海さんだからこそ書けるのだろう、ボカロの魅力を最大限引き出した中毒性バツグンの一曲です。この曲はオケまで是非聴いてほしい。センスしか感じられません。
29.ビースト・ダンス/和田たけあき(くらげP)
音街ウナTalk EXのデモソング。喋るウナちゃん可愛い。曲調やPVからもチュルリラシリーズに含まれそうな雰囲気ですが、一応番外編と銘打たれています。がおがお吠えてる人たちの中にはsupercell現ボーカルのこゑだ、歌い手の000(おれそ)、そしてボカロPからはるまきごはん、ぬゆり、しじまらがいます。豪華です。
30.krank/有機酸
囁くようなAメロ、語るようなBメロ、嘆くようなサビの抑揚に痺れる有機酸の一曲。にわか僕は有機酸さん(?)をこの曲で知って惚れました。ボカロの無機質さが曲風によくあってるなあと思います。ちなみに "krank" はドイツ語で "病気" という意味。
31.帝国少女/R sound design
語感とコーラスワークが心地良いシャレオツなシティーポップ。どういう生活をしていたらこんな歌詞が生み出せるんだろう…ボキャブラリとセンスを分けてほしい限りですね…、あとCメロ前のギターソロがとても好きです。
32.DAYBREAK FRONTLINE(DIVELA REMIX)/DIVELA
EDM要素の強いサウンドとリンの少しケロった歌声がステキなデイブレのアレンジ。リズミカルな打ち込みドラムと手拍子がグルーヴ感に拍車をかけていて、聴いていると動き出したくなるそんな雰囲気に仕上がっています。
33.世界の真ん中を歩く/夏代孝明
王道を極める明るい爽やかロック。夏代さん自身が歌ってもとても似合いそうな曲ですね。というか現に似合ってました。オブリガード(oh oh yeah yeah yeahの部分)などで観衆と一つになれるため、とてもライブでの歌唱も意識されてるなと思います。
34.フィクサー/ぬゆり
すっごい失礼なことをいうと、僕はフラジールにハマらなかったこともあってかぬゆりさんにそこまで注目していませんでした。この曲を聴くまでは。圧倒的なメロディセンス、リズム感も相まってオシャンティーの極みというに相応しい曲になってます。
35.ブルーベリー/水町涼
弾いてみたカテでも比類のない才能を発揮してた水町涼がオリジナル曲を提げてボカロ界隈に参入です。このときはまさか数作で引退するとは思ってませんでした…王道爽やかロック書く人割と貴重なので惜しいの一言ですね。
36.night (t)rain/歩く人
心地いい電子音が売りのミクトロニカ系ボカロP歩く人。個人的に今後がとても楽しみな方の一人です。タイトル見てから聴いてるからかもしれないんですけど、目を瞑るとそこが夜行列車の中みたいな感覚に陥るんですよね。これがすごい。あとこの曲は特に最後まで聴いた方がいいやつです。ラストがいい。
37.ワールドエンドブックエンド/HaTa
爽やかで疾走感があるHaTaさんの一曲。どこかしらメロディに民族調を感じるのは弦楽器のせいでしょうか。思わず口ずさみたくなるテンポ感、リズム感、どこからそんな言葉が出てくるんだというような圧倒的語彙力。たまらないですね。
38.僕らの街に愛が降る夜だ/TOKOTOKO(西沢さんP)
軽快なギターが気持ちいい西沢さんPの一曲。落ち着いた優しく暖かい曲の雰囲気に包まれると、思わずほっこりしてしまいます。ラスサビの転調も、ストレートでシンプルだからこその良さがあって、この曲ではそれが最大限に生きてるなと。
39.スーパーマーケット☆フィーバー/カルロス袴田(サイゼP)
前作もそうだけど、ファミレスとかスーパーマーケットを曲のテーマにするっていう発想から凡人のそれじゃないですよね。ウナちゃんのボイスサンプラーがこれでもかっ!てくらい詰め込まれた間奏、相変わらずハイテンポな字幕と曲、気付いたらミクウナと一緒に歌いながら踊ってます。
40.元気でいてね。/カルロス袴田(サイゼP)
いや、なんでこれがおまけソングなんだよ!!ってなりました。おふざけ0っていうのが予想外すぎて。ただ、90秒の曲だからいいのかなって気もするんですよね。明るい曲調なんだけど、テーマに寄り添った若干の切なさと、でも前を向いてるなっていうこの雰囲気が跳ねるようなシンセと元気な二人の歌声からひしひしと伝わります。個人的にはサイゼPの中で一番好きな曲です。
(to be continued…(僕のやる気次第です))