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#12.ナイフ【曲紹介・感想・自分語り…?】

ぐりーんです!ペースが早くて忙しないと思いますが、ラストティーン渾身のnoteを書きます!

僕らは大人になる 否が応でもそうなる

前作note「#11.原罪と未来のジレンマ【曲紹介・感想】」に引き続き、今回も「大人になるんだな〜」っていう感想noteを書きます。最後の方は最早自分語り以外の何者でもないね!というわけで取り上げるのはこの曲!

【巡音ルカ】 ナイフ 【オリジナル】

実は初ルカ曲でしょうか。リンレンの歳の頃からボカロを聴き始めて、気付けばルカさんに歳が追いつくってエモいですね。当時リンちゃんが好き、と言っても当然ロリコン呼ばわりされたことはないんですが、先日のツイキャスでリンが好きだと言ったらロリが好きなのかと聞かれてハッとしました(笑)
もう同い年じゃないのか(遅い)この現象に# 誰か名前を付けてください。

作詞作曲のパワーコードPは名前からもなんとなく伝わるけれど、ギターをこよなく愛しているクリエイター。氏の曲の主張が強いギターサウンドを聴けばその愛は十分ほどに伝わるかと思います。

氏の曲は作詞を相手にお願いする形での共作が多いのですが、この「ナイフ」は歌詞まで含めて完全に自作という、パワーコードPにとっても挑戦の1曲だったのではないでしょうか。

パワーコードの話をしようか。

涙なしには読破できないぐりーん史上超大作note「#10.【DECO*27】んなわけないけど【ナナヲアカリ】」(調子乗りましたごめんなさい)の中でもパワーコードなるものについてほんの少しだけ触れたけれど、折角の機会なのでもう少し具体的に解説したいなと。知ってる人はごめんね。

原則的に3音以上から構成される和音である「コード」については再三触れてきたと思うけれど、対する「パワーコード」は構成音でいうとたったの2音です。ギターを弾く上では非常にシンプルなフォームで、力強い低音を掻き鳴らすことができるから「パワーコード」と言います。じゃあどんな音なの?って話を「んなわけないけど」の時はあまりにざっくり流してしまったので唐突ですが僕が実際にギター弾いてみました。

https://note.mu/vocalogreen/n/nfb478aa2f01b

と、まあこんな感じです。何の曲かわかるかな?ちなみに「ナイフ」はイントロから既にパワーコードではないです。この曲と全く関係ないのに自分でもなんでここでこの話題振ったんだろってなってます。

総括 ─ 時の経過が変える価値観 ─

僕らは大人になる。否が応でもそうなる。本質的に大人になるタイミングは明確なものじゃないけれど、年齢が19から20に上がる瞬間というのは明確で、そして呆気なく過ぎていくんだと思います。

この曲に限った話ではないですが、その時その時で楽曲の印象が少しずつ変わることってありますよね。その中にはその場その場の自分の心情によって短期的に変化するものもあれば、定点的観測におけるとあるタイミングでふっと新たな感覚がその曲に抱かれることもあると思います。

ぐりーんの持論ですが、特にこの曲のような時間の対比、成長をテーマとした曲は数年経て聴きなおすと全然違って聞こえるものです。3年ほど前にこの曲を初めて知った時は「僕もいつか嫌でも大人になるんだな、成長していくんだな」と思っていたのに、今は年齢だけが増えていって「どうやったら大人らしい大人になれるんだろう?」と思ってしまいます。

社会に出たら?誰かを愛したら?理想を諦めたら?都合の悪い現実から目を背け始めたら
あれ、気付いたらこの曲の歌い出しですね。

その答えについては、少なからず今の僕はパワーコードPと同意見です。「叶わない夢は捨てて普通の大人になる」とか野暮ったい。でも「踏み出せない臆病な自分の不器用さにイラついて」しまうこともある。だから「未来に立ち込める暗雲を切り裂いて進むための光」がほしいんです。

ここからは曲を受けた今の僕の考えになります。たしかに光は欲しいけれど、同時に僕はその光を誰かから与えられるのを淡々と待つだけで終わりたくはありません。僕は、大人と子供を繋ぐ重心に深く突き刺さって時間を止めているナイフを引っこ抜いて、未来に立ち込める暗雲を自ら切り裂いて光を浴びに行きます。自分が本当にしたいことと向き合っていく、そんな大人になります。

さあ、その日がやってきます。いきなり何かが変わるわけではないにせよ、少しずつ歯車を回していきますね。これからもよろしくお願いします!ぐりーんでした!

#vocanote #VOCALOID #曲紹介 #感想 #自分語り


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