弱虫モンブラン 歌詞考察
久しぶりの「歌詞を載せない歌詞考察」です。
今回は、学生の頃めちゃくちゃハマった、DECO*27様の「弱虫モンブラン」です!
この曲はかなり色々な考察がありますが、私は「女の子が妊娠し、お相手の彼には振られてしまうが、最終的には出産する話」だと考えています。
詳しく解説します。
歌詞カード、歌詞掲載サイトをチェックしながら見ていくと分かりやすいので、見比べながらご覧ください。
弱虫モンブラン=弱虫な妊婦
→モンブランは中に栗が入っているものが多い=栗を赤ちゃんに見たてて妊婦と考える。また、隠語で「娼婦」という意味もある。
大きな大きな私の恋は貴方の一言で終わった。
彼「君のことを確かに愛していたけど、気持ちが重すぎる(受け止められない)」
貴方の私への気持ちはそれだけなの?
私が愛していたのは誰だったっけ?貴方と過ごした長い長い時間が
消えてしまったようだ。まだこんなにも貴方の近くにいるのに
恋心を忘れてしまえば存在すら記憶から消えてしまうほど儚い光(=お相手の彼)
妊娠が本当だって良いと思えない=彼を失ってしまう
良いと思えない私は弱虫
自分の心の中で赤ちゃんをどうするか会議をしても
私の心はまだ彼のもの(赤ちゃんはどうでもいい)
(A、Bメロ繰り返し。彼の言葉へのショックが大きいのかなと感じました)
愛の言葉で溺れさせてよ そうしたらまた貴方を好きになるから(赤ちゃんを捨てて彼の方だけを向ける)
少しずつ現実を受け止め始める女の子(赤ちゃんへ愛情を抱き始める)
でもやっぱり彼を失うことが怖い
赤ちゃんは愛おしい
偽りなく素直な心で赤ちゃんを愛したい(彼への気持ちを捨てたい)
私の心の中の一番上には彼がいる でもその想いは叶わないからいらない
もう仲が良かったあの頃のように彼に好きとは伝えられない(彼の気持ちに気付き、何も知らなかった頃には戻れないと感じる)
情けない自分を責めて後悔をしている女の子は「赤ちゃん」と「自分」に対して「死ねばいい」と思ってしまう
妊娠が本当だって良いと思えない=彼を失ってしまう
良いと思えない私は弱虫
自分の心の中で赤ちゃんをどうするか会議をしても
私の心はまだ彼のもの(彼への恋心はまだ存在している)
本当は妊娠したことが嬉しかった(子供を産んで彼と人生を歩んでいきたかった)
でも今となっては妊娠しなければよかったと思っている(彼を失うのが怖い)
中絶をする決意を固めた
それは私がまだ弱虫な妊婦だったから
君(私の赤ちゃん)がお腹にいる
出産の痛みで繰り返し気を失う
君の「出たい」という気持ちに応えようと
アタシは息を切らす
以上が歌詞の考察です。
女の子は若すぎる(PVを見ると学生?)がゆえに最後まで中絶を考え、決意を固めています。
が、彼を失うことよりも、中絶することの方が悲しい、嫌だと感じた女の子は最終的には産む選択をしました。
PVでラスサビの時に大雨が降っており、GUMIが「弱虫モンブランだったーーーかーーらーーーーー」と伸ばしているところで女の子が中絶したくなくて大泣きしていることを表現したのかなと思いました。
ラスサビ後のフレーズは単語の使い方やGUMIの歌い方が少し性的な感じがするので、他の方の考察で「赤ちゃんを中絶し、彼とヨリが戻った(彼と夜を過ごしている)」という解釈がありました。
でもボカロファンとしての個人的な意見としては、DECO*27さんがそんな端的な歌詞を書くか…?と疑問があったのでこの曲の考察はかなり考え込みました。
DECO*27さんの歌詞の傾向として、性的な言葉が使われているのはよくありますが、その歌詞そのままが解釈として描写されていることは少ないと感じています。
また、PVを見るとその部分だけ歌詞(文字)が上下逆さまになっていることから、そのままの意味とは逆の意味だよ、ということかな〜となんとなく思ったり。
なので「彼とヨリが戻る」というオチはないだろうと思ったわけです。
私の考察は以上です。
共感された部分はあったでしょうか。それは違うと思われたでしょうか。
みなさんの意見をぜひコメントでお待ちしています。
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