3年ぶりに、オカリナとコラボします。
これは恥ずかしながら、ずいぶん前の写真。
2014年のもの。
こちらは千葉県我孫子市白樺文学館。
このピアノは柳宗悦の奥様、声楽家の柳兼子がお使いだったものである。
柳兼子は、日本が西洋音楽を輸入して間もない頃、と言うより輸入メンバーと言っても良いかも知れないけれど、ドイツに留学をして声楽を、音楽を学んだ方だ。山田耕筰などと同世代である。
こちらの地下では、この頃は息子さんである宗理氏のデザイン家具があって、とても座り心地よく彼女のCDが聴けた。
正確に忠実に、あの、発声法を学ばれてることがよくわかるCDだ。
やはり直輸入の発声や発音は素晴らしいし、また彼女はそれができる環境にいたわけだ。
実は私も声楽家だが、市民ピアニストとして、ときどきここで演奏させていただいている。
3年ぶりに、来週4月15日(土)13時〜14時、オカリナとのコラボ演奏させていただく予定だ。
ここは小さなサロンであり、ここでの演奏は、なんだか大衆向けの音楽としてのクラシック音楽が広まる頃はこんな感じで、生音を楽しまれていたかと思ったりして、そもそもの形に近づける気がするのだ。
来週は、さくらが緑へお色直しをしているだろう。
手賀沼のほとりなどをお散歩しつつ、休憩がてらお寄りいただけるのもうれしいな。
もちろん白樺派の文学館としても楽しめます。
お近くの方はぜひ!
https://www.city.abiko.chiba.jp/event/shiseki_bunkazai/shirakaba/index.html
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