ペット保険×夜間救急
動物病院に勤めている人であれば、ある程度は保険の対象範囲というのは理解されているかと思います。
しかし、飼主さんからすると保険の対象範囲というのは結構わかりにくい物なのです。
そこで、今回は知らないと損をしてしまうかもしれないペット保険の対象・対象外についてご紹介します!
夜間救急の動物病院
まず知っておいてもらいたいのが夜間救急の動物病院での保険対象範囲です。
ペット保険では「時間外診察料」が対象外となるものがあります。
そのため夜間の診療はすべて時間外診療に含まれると思っている方も少なくありません。
しかし、夜間救急の動物病院の診察料は保険の対象となるのです!
これは何故かというと、時間外診察料というのは本来の診察時間を過ぎてから診察を行った場合に発生する費用です。
しかし夜間救急病院の場合はその夜間が通常の診察時間となりますので追加の時間外診察料はかかりません。
そのため通常の診察費用として保険の対象となるのです!
※病院さんによっては「夜間診察可」とされていても、追加の時間外診察費が発生する場合もあるかもしれません💦
不安な時は事前に確認しておくと良いでしょう!
入院日数のカウント
治療のため1泊入院した場合、基本的には入院日数のカウント方法は2日(2回)となります。
これは来院した初日を1日目とし、退院する次の日を2日目と考えて計算するからです。
つまり3泊した場合は保険上のカウントは4日(4回)となります!
ちなみに日帰り入院は1日(2回)という計算になります。
補償の割合
50%や70%、90%など保険の補償割合は種類がいろいろありますが、必ずしも50%や70%、90%が補償されるという訳ではないのです!
1回の限度額(補償されるMAXの金額)が定められていたり、免責金額(自己負担しなければならない金額)というものが設定されている保険もあります。
例えば、検査や投薬で入院無しで5万円かかったとします。
その時に...
A保険:自己負担36,000円(補償額14,000円)
B保険:自己負担15,000円(補償額35,000円)
C保険:自己負担50,000円(補償額0円)
あくまでも例えばの話ではありますが、このように同じ費用だったとしても保険内容によってはこのように自己負担額が変わってきてしまいます💦
まとめ
他にも同じ処置をしているのにこんな場合は対象だけど、こんな場合は対象外なんてこともあったりします💦
しかもそれが保険会社によって微妙にちがっていたりするので、正直細かいところまですべて把握するというのは難しいです...
ですから保険の補償内容でわからないことがあったら、すぐにその保険会社に確認すると良いでしょう!
餅は餅屋です👍!w
それでは!
See you next time!!(@_@)