第1078回「豊田英司の"今日のベトナムニュース解説"」破産申請を提出したタッパーウェアにベトナム人顧客が殺到
本日の記事:
「破産申請を提出したタッパーウェアにベトナム人顧客が殺到」
原題:
" Vietnamese customers rush to buy Tupperware after brand files for bankruptcy "
【本日のポイント】
(1)経営破綻を申請した米国タッパーウェア社の製品を求めて、多くのベトナムの顧客が商品を買い求めるため女性層が店舗に殺到している。
(2)破産後、ホーチミン市の店舗では割引セールを実施中で、顧客は品質と安全性を評価しながらも、今後の選択に困惑している。
(3)タッパーウェアはベトナム市場に2016年進出し、急速に店舗を展開したが、負債の増大と若者のブランド離れが経営難を加速させた。
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【解説】
アジアゲートベトナム代表の豊田です。
さて、今日の記事について。
えー、タッパーウェアの会社、倒産したんですね!
米「タッパーウェア」が破産申請 保存容器の代名詞、ネット対応遅れなどで需要減(産経新聞)
こういうプラスチック製容器自体を
「ちょっと、小さいタッパー取って〜」
とかって、皆さんも言ってるんじゃないかと思いますが、これって、特定の会社の製品の名前だったんですね。知らんかったー。
「ホッチキス」とか「セロテープ」「バンドエイド」みたいなもんですかね。
で、ベトナムでもこのタッパーウェアブランズ社の「タッパー」シリーズは人気だったそうで、2016年にベトナムに店舗進出して、8年間で250店舗もベトナムに出来てたんですね。
スタバやマックよりベトナムで店舗数多いとは、大成功してたんですねー。
と、いうことで、ベトナムでは利用者が順調に増えていただけに、本国のアメリカでの倒産に利用者の方も
「え???もう、生産されないってこと?じゃあ、今のうちにまとめ買いしとこう!」
っていう感じで店舗に殺到しているようです。
確かに、日本では、別にこういうプラスチック容器って他の会社もたくさん出しているので、わざわざタッパーウェアブランズ社の製品じゃないとダメっていうこだわり派はそんなに多くはないイメージがあります。
ですので、逆にベトナムでこんなに店舗拡大していることに驚きました。
以上 豊田英司
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