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第1084回「豊田英司の"今日のベトナムニュース解説"」ベトナムで「ピックルボール」愛好家が急増

まぁ、毎日、こういった感じのお話を会員企業様とお話しています。

人事には会計などに比べて

「法的には問題あるが、慣習的に許されていること」

の範囲がかなり多いのは、日本でもベトナムでも同じです。

ただ、ベトナムの場合、こういった知識や情報があまり書籍化されたり、体系化されて公にならないので、人事担当者自体が、その慣習が法的にアウトかどうかを知らず、

「ベトナムではみんなやってます」

でスルーしてしまい、後に監査などで大問題になったりすることがよくあります。

そういうことを未然に防ぐ意味でも、少しでも多くの情報を日々集めて少しでもお役に立てればとがんばっております。

と、いう事で、私はニュースメルマガおじさんだけではないので、お見知りおきを!笑

(アジアゲートベトナム代表 豊田英司)
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本日の記事:
「ベトナムのピックルボール用品市場は6月から9月にかけて販売ブームを享受している。」
原題:
" Vietnam’s pickleball equipment market enjoys sales boom in June-September "

記事リンク:https://tuoitrenews.vn/news/business/20241004/vietnams-pickleball-equipment-market-enjoys-sales-boom-in-juneseptember/82260.html


(写真:親子でピックルボールを楽しむホーチミン市の家族)


【本日のポイント】

(1)アメリカ発のスポーツ「ピックルボール」の人気がベトナムで急成長している。

(2)ラケットやウェアなどの関連商品販売が好調で、実店舗でも品薄状態。高価格帯商品も人気でeコマースでの関連用具の売上は3ヶ月で150%増加

(3)健康効果や手軽さ、家族で楽しめる点が魅力で厳しい国内景気の中でも人気拡大が見込まれている

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【解説】

アジアゲートベトナム代表の豊田です。

さて、今日の記事について。

「ピックルボール」ってご存知ですか?

次くるスポーツはこれだ!全米で大バズり「ピックルボール」って?
(TBSニュース)


まぁ、今年、東京都内で普及イベントをやってるってことは、日本ではまだまだなんでしょうね。

ただ、日本でもすでに「日本ピックルボール協会」があって、そのページによると

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「ピックルビールとは?」

アメリカ発祥のスポーツ
1965年ワシントン州のボブ・オブライアン氏の裏庭にピックルボールコートを作りジョエル・プリッチャード氏、ビル・ベル氏と共に発案したスポーツは現在アメリカのみならずカナダ、スペイン、インド、フランス、UK、GB、オランダ等世界でも広がりを見せています。
また、多くのメーカーがピックルボールに参入しています。

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で、今日の記事によるとアメリカ生まれのこのスポーツが今ベトナムで急速に普及し、市場が拡大しているそうです。

テニスよりも小さいコートで、ボールも空気抵抗を受けやすくして、きつく打ってもゆっくりなので、大人も子供も楽しめるのも人気の秘訣だそうです。

ベトナムでも日本でも高齢化が進む中で、こういう手軽に楽しめるスポーツは流行りそうですね。


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【記事の日本語訳】


ベトナムのピックルボール用品市場、6月~9月に販売ブーム

ベトナムのEコマースプラットフォーム「Shopee」、「Lazada」、「Tiki」、「Sendo」、「TikTok Shop」におけるピックルボール関連商品の売上は、今年6月から9月までの間に227億ベトナムドン(91万8900米ドル)に達し、前3か月間と比較すると150%近く増加したことが、Eコマース分析プラットフォームのMetricの調べで明らかになった。

ここ数か月間、ピックルボールのプレーヤーたちは最新のウェアやアクセサリー、用具に惜しみなくお金を費やしている。

ベトナムのeコマースプラットフォームでピックルボール用品を販売するオンラインストアの数は、わずか3か月前の約260店から568店へと急増している。

これらのプラットフォームで販売されているピックルボール用品やアクセサリー(ラケット、ボール、スカート、グリップラップ、シューズ、スポーツウェアなど)のほとんどは、20万ドン(8米ドル)から35万ドン(14米ドル)で販売されている。

このスポーツの人気上昇は、ハノイやホーチミン市などの主要都市のピックルボール用品店への来客数の増加にも表れている。

ホーチミン市1区では、フエン・チャン・コン・チュア通りやグエン・ティ・ミン・カイ通り、または主要ショッピングセンターにあるピックルボール用品店では、1日の来客数が著しく増加している。

「私たちの(ピックルボール)商品は、常に補充しているにもかかわらず、すぐに売り切れてしまいます」と、ホーチミン市1区のグエン・ティ・ミン・カイ通りのスポーツ用品店の店員は言う。

「このスポーツのおかげで、売り上げが急増しています」と。

また、同店では幅広い価格帯のピックルボール用品を販売しており、最も高価な高級ウェアは1着1000万ドン(406ドル)以上する、と付け加えた。

ホーチミン市Thu Duc市在住のファム・ギアさんは、約1年前から子供たちと一緒にピックルボールをプレーしており、このスポーツにかなりの投資をしている。

ラケットに200万ドン(81米ドル)を、シューズにさらに200万ドンを費やし、コートを予約するたびに12万~22万ドン(5~9米ドル)を支払っている。

また、コーチングセッションに参加するたびに50万ドン(20米ドル)を支払っている。

用具やコーチングにかかる費用は高額になるが、このスポーツは年齢に関係なく誰でも楽しめるものだとギア氏は言う。さらに、彼の家族全員がこのスポーツに夢中になっていると付け加えた。

ピックルボールのコートはテニスコートの4分の1ほどの大きさなので、比較的手に入りやすく、費用も抑えられる。

同市の経済専門家グエン・ヴァン・ナム氏は、健康効果と最低限の用具コストにより、特に現在の経済状況下では、ピックルボールの人気はさらに高まると確信している。

1965年に米国で考案されたピックルボールは、過去2年間で世界で最も急成長しているスポーツのひとつとなった。

このスポーツがベトナムに登場したのは2018年だが、人気が高まり始めたのはここ6か月間である。

ハノイとホーチミン市のピックルボール選手の数は、昨年末と比較して数百倍に急増している。


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以上 豊田英司
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