第1073回「豊田英司の"今日のベトナムニュース解説"」ラオスからベトナムへ26kgの麻薬を輸送した武装した2人組が逮捕。
本日の記事:
「ラオスからベトナムへ26kgの麻薬を輸送した武装した2人組が逮捕。」
原題:
" Two armed men arrested for transporting 26kg of drugs from Laos to Vietnam "
【本日のポイント】
(1)ベトナム中北部で、ラオスから26kgの麻薬を輸送していた2人が武装した状態で逮捕され、アンフェタミンとケタミンが押収された。
(2)逮捕された容疑者たちは、ソーシャルメディアを通じてラオス国内でネットワークを築き、麻薬を購入し輸送していた。
(3)ベトナムでは大量の麻薬密売に関与すると、終身刑や死刑を含む厳しい刑罰が科される可能性がある。
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【解説】
アジアゲートベトナム代表の豊田です。
さて、今日の記事について。
ベトナムの隣国であるラオスやカンボジアは麻薬の製造が盛んでたびたび麻薬密輸事件が報道されています。
まぁ、元々、この地域がこういった麻薬製造を行うようになったのは19世紀から20世紀にかけてのフランスのインドシナ(現在のベトナム、ラオス、カンボジア)植民地支配と密接に関係しているものと思います。
この時期、フランスはインドシナでのアヘン取引を独占し、植民地政府が専売制のもとでアヘンの栽培、製造、販売を独占し、植民地政府にとって重要な収入源となっていました。
アヘンというとイギリスがインドで製造させ、中国で販売させてアヘン戦争の引き金となったことで有名ですが、フランスも東南アジアで製造し、莫大な収益を上げていました。
まぁ、一度、産業として確立してしまうと、それで生計を立てる人々は残り続けるので、いまだにこうした犯罪につながっている側面もあろうかと思います。
悲しいことです。
以上 豊田英司
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