第1114回「豊田英司の"今日のベトナムニュース解説"」ハノイで150組の遺骨が工事中に発掘
本日の記事:
「ハノイで発掘された150組の遺骨は50~70年前に埋葬されたものと見られる」
原題:
" 150 sets of human remains unearthed in Hanoi believed to be buried 50-70 years ago "
【本日のポイント】
要点1:ハノイ市の工事現場で約150組の遺骨が発見され、50~70年前に埋葬された一般人のものと確認された。
要点2:当局は「清王朝時代の兵士の遺骨」という噂を否定し、正確な情報発信の重要性が浮き彫りになった。
要点3:ベトナムでのビジネス展開では、工事中の文化遺産や歴史的要素への配慮と、地域社会との円滑な連携が重要である。
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【解説】
アジアゲートベトナム代表の豊田です。
さて、今日の記事について。
ハノイ市のDong Da区QuangTrung といえば統一公園なども近いハノイの中でも、割と昔から発展してるエリアですが、そこで下水工事をしていたら、棺桶が150組も出てきて、ちょっとした騒動になっているそうです。
結局、50年〜70年前とけっこう最近、埋葬された一般人の墓だと判明したんですが、一時は230年ほど前にベトナムが清の軍を撃退した時の清軍の遺骨ではないか、とかいう噂で盛り上がったそうですが、それは否定されたそうです。
まぁ、日本でも工事してると昔の遺跡が出てくることは結構ありますが、50年前の墓の上に土地を造成してしまう、というのは、ちょっと考えづらいですね。
ベトナムの50年前といえば、ちょうどアメリカとの戦争が終わり、そして北部と南部が統一された激動の時期だったので、その時に何らかの理由でお墓を埋め立ててしまったんでしょうか。
それとも、1990年代以降の資本主義化の時期に土地の開発競争とかで、意図的に埋めてしまったとか?
いずれにしても、ハノイのような大都市で、これだけの遺体がある墓地がほんの50年前に記録に残されずに埋め立てられてしまっているというのは、冷静に考えると、なかなかすごいことですね。。。
以上 豊田英司
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