本日の記事:
「ベトナムは原子力発電の開発を再開すべき時機にきている:専門家」
原題:
" It's high time Vietnam restarted nuclear power development: experts "
記事リンク:https://tuoitrenews.vn/news/business/20241112/it-s-high-time-vietnam-restarted-nuclear-power-development-experts/82875.html
【本日のポイント】
(1)エネルギー安全保障とカーボンニュートラル達成のために、ベトナムは原子力発電の再開を検討すべきと専門家が提言。
(2)原子力発電の安全性確保や高額な初期投資は課題だが、長期的には安定したエネルギー供給と低コストが期待される。
(3)専門家曰く、かつて原子力発電所の建設が計画されていたNinh Thuan省での小規模原子力発電所のパイロットプロジェクトが推奨されており、それには技術習得と人材育成が重要と語る。
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【解説】
アジアゲートベトナム代表の豊田です。
さて、今日の記事について。
ベトナムは経済成長に伴い電力需要が急増しており、2050年には現在の5倍の電力が必要という調査もあり、既存の発電方法では対応が難しく原子力発電への期待が高まっている、と言う専門家の意見を記事では伝えています。
しかし、過去に計画された原子力発電所建設は、安全性やコスト面などの懸念から2016年に一旦、中止になった経緯があり、今回の検討再開にあたっては、これらの課題を克服できるかが焦点となります。
ベトナムが原子力発電所を建設、運営するためには海外からの技術導入に頼らざるを得ない状況であり、さらには 原子力発電所の運転・維持管理には専門的な知識を持つ人材が必要で育成が急務となります。
さらには安全性の面で福島第一原発事故のような事故発生への懸念は国民の中にも根強く、その理解を得るための世論形成も重要でしょう。
ベトナムが長期的に安定した経済成長を遂げるためには原子力発電所の稼働により電力供給が安定化することは非常に重要ではありますが、まだまだ越えるべき壁は多そうですね。
以上 豊田英司
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