冷やかしから始まったライフワークの数々。
どうも。石田橅です。
最近の自分の行動哲学に、傾向を感じるようになったことを振り返ります。
ずばり
「なんじゃこりゃw」と冷やかし・面白半分で関わってみると大体はまる
です。
大体「それ」を目にするきっかけはネットやSNSなのですが、なんだかんだ個人の趣味嗜好を掴むアルゴリズムが働いてるのか「まったく興味が無いかといわれると違う」ようなトピックが流れてくるんですよね。
それで、その奇天烈さにうっすら引っ張られるように「うはwなんやこれw」と表面的に触れていると、本質が見えてきた頃には心にグ―――んとヒットするもんです。
下記列挙します。
1.ウマ娘→競馬
ウマ娘のゲームアプリがリリースされたのは2021年2月。
当時私は競馬もウマ娘も知らなかったのですが、Twitterで「美少女化した競走馬のかけっこww」と、レース画面が流れてきたのがファーストコンタクトでしたね。そこで私はその摩訶不思議な世界を冷やかし半分で見てみようとアプリをダウンロードしました(最古のプレイ記録は21年3月1日)。
ただこれは単に擬人化萌え萌えではなく、膨大に織り込まれた史実ネタを現代風に落とし込んだドラマだったんですよね。
そこからリアル競馬に堕ちるのに時間はかかりませんでした。
まさか3年後、2024年の天皇賞秋では、ドウデュースの末脚を見て感動して嗚咽するほどにハマるとは微塵も思っていませんでした。そしてウマ娘ではなくターフィーショップのぬいぐるみが増えることにもなるなんて。
2.負けイン→豊橋(渥美半島)
『負けヒロインが多すぎる!』というラノベ原作のコンテンツがあります。
どんな作品かは下記をご覧ください。
これもきっかけはツイッタでした。
そもそも作品の主流が「負け(ふられ)て輝く少女たち」というコンセプトですが、その言葉ゆえに豊橋市内に『豊橋で負けて輝け、負けイン達!』とデカデカ幟が掲げられてる写真が流れてきて、最初の感想は「ひでぇw」でした。それで何となく作品を噛みはじめ、見事にドップリです。
記事でも書いたのですがタイトルがチープというか…中身は青春恋愛というより恋愛を織り交ぜた青少年の心理交錯群像劇で、映像と音楽が非常に繊細に織られている人生劇なんです。また景色や背景が綺麗に表現されていて、思わず私はJR東海のコラボ獲得も狙って豊橋へダイブし、レンタカーで聖地の半分を巡礼するまでになりました。
多分今後もこんな感じで色んな経験と没頭を繰り返していくことになるでしょう。我ながら大事なのは「中途半端でもいいので触ってみる」こと。行動を始めなきゃやる気はついてこないと言いますし、自分が知らない自分がハマるジャンルってまだまだあるんだろうなぁと思うと、人生楽しみが増えるってもんです。少なくとも5年前の自分は、5年後の自分が『ラノベを片手に競馬で泣く男』になってるなんて微塵も想像できませんでした。未来なんてわからんですな。だがそれが良い。
この記事、どう締めりゃいいんだ?まぁいいか。
橅でした。