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カプースチン:ディジー・ガレスピーの“マンテカ”によるパラフレーズ Op.129
N.カプースチン (1937-2020) ウクライナ
カプースチンはジャズとクラシックを融合させた作品を書く作曲家である。彼自身も卓越したピアニストであり、自作自演のCDも数多くリリースしている。
♪ディジー・ガレスピーの“マンテカ”によるパラフレーズ Op.129
ディジー・ガレスピー(1917-1993)はアメリカのジャズトランペット奏者であり、作曲家としても≪チュニジアの夜≫など多くの作品を残している。≪マンテカ≫はジャズの中でもビバップという自由な即興演奏を行うジャンルの作品であり、カプースチンはこの≪マンテカ≫の1946年と1992年の録音に基づきながら、自由な変奏、そして装飾を加えた。ちなみにカプースチンの作品では、ジャズ必須の要素である即興部分は、しっかりと楽譜に書き留められている。
マンテカ(Manteca)とはスペイン語で、脂肪、ラード、バターなどの意味である。