1都3県の音楽家への休業支援金を調べてみた(6/2訂正)
東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の自治体独自の支援策についてまとめてみたいと思います。読み間違えや理解不足があるかもしれません。また執筆時の情報を元に書いていますので、日々変動があると思います。一度、公式サイトをお読みください。
東京都
🔺東京都感染拡大防止協力金(6/2訂正)
対象:音楽教室、支給額:50万円
床面積1,000平方メートル超の音楽教室は「休業要請」なので該当しますが、以下の施設は「特措法によらない協力の依頼」なので対象外と思っていましたが、Q&Aに100m2以下でも休業した場合は支給対象とありました。
第1弾が、6/15までの申請です。第2弾もあり、中小事業者、個人事業主に向けた協力金が、6/17から申請開始です。
但し、期間内の全面休業の必要があります。
⭕️アートにエールを!東京プロジェクト
対象:プロ活動している演奏家、支給額:10万円
事前登録、事前審査を経て、動画を制作すると1人10万円出演料として支払われる制度。東京都を中心に活動する人であれば他県在住でも大丈夫ですが、現在の上限が4000人なので、筆者は埼玉県の支援金が受給できるのであれば応募しないようにします。(枠が広がりお役に立てることがあれば是非参加させてください。)
「新作」という規定がありクラシック作品は難しいのでは?と懸念していましたが、Q&Aに「新たに演奏等して動画作品を制作する場合は応募可能」とありました。
埼玉県
⭕️埼玉県中小企業・個人事業主支援金
対象:7割休業した個人事業主全般、支給額:20万円
4月8日から5月6日までの間に20日以上、休業が条件で売上高などの規定はなく条件面では受給しやすいのですが、休業期間をWebなどで告知している必要があります。売上の無い日、定休日も7割に含めることができますが、休業を証する書類が揃えられない場合「売上帳簿、事業収入額を示した帳簿」を提出するようにとあります。
青色申告の場合は、クリアできそうですが、白色申告では難しそうです。ただ「弾力的に運用」とあるのでフリーランスの音楽家は証明が難しいことを知事への要望を送ってみました。(埼玉県民の方、是非)
知事からもお返事をいただき「休業については柔軟に判断し、休業の証明についても弾力的に運用することにしています。」とのことで、審査完了とステータスも変わっていたので無事に受給できそうです。(5/15追記)
⭕️【第2弾】埼玉県中小企業・個人事業主追加支援金(5/15追記)
対象:追加期間8割休業、支給額:10万円
5月12日から令和2年5月31日までの間に8割(16日)以上、埼玉県内の事業所を休業していること。2019年の月の平均売上が15万円以上あること。
千葉県
⭕️千葉県中小企業再建支援金
対象:売上が50%以上減少している個人事業主、支給額:10万円+10万円(5/7増額決定)
売上高が前年同月(令和2年1月から令和2年 7月の内、任意のひと月)と比較して50%以上減少している音楽家(個人事業主)が対象で、床面積の合計が 1,000 平方メートル超の音楽教室を経営している場合は休業要請に従っている場合、支給されます。1箇所以上事業所を賃借している場合は+α支給されますが、個人で教えている人などは該当しないかと思います。
必要な書類は多く、
☑️千葉県中小企業再建支援金申請書兼実施報告書(第1号様式)
☑️感染症防止対策チェックリスト
☑️誓約書
⬜️国の持続化給付金の交付通知書の写し
が、国の持続化給付金と比べ増えている書類です。
神奈川県
❌神奈川県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金
対象:音楽教室(正し、床面積1,000平方メートル超)、支給額:10万円〜
床面積1,000平方メートル超の音楽教室は「休業要請」なので該当しますが、以下の施設は「特措法によらない協力の依頼」なので対象外。
⭕️神奈川県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金(第2弾)
対象:事業所得として確定申告をしている個人事業主、フリーランス、支援額:10万円
在宅勤務をしていても良いようなので、オンラインレッスンも該当するように思います。
市町村の給付金も調べてみよう
市町村でも支援金を給付するところがあるようです。
一度お調べになると良いでしょう!
明るい未来を想像、創造して乗り切りましょうね!