フリーランスは、連絡へのレスポンスが早いとお得?
フリーランスの音楽家は、いつ仕事依頼の連絡が来るか分かりません。
どの業界のフリーランスもレスポンスが早いに越したことはないでしょう。
急な案件というのが音楽家は多いかもしれません。
今はメールや場合によってはLINE、FB等のメッセージツールで連絡が来たりしますが、ガラケー時代には電話連絡が普通でした。
今も、急ぎの案件などは電話ということもありますが、当時はお風呂に入るのにも電話を離さなかったという人がいるほどでした。
今までで1番急だったのは撮影日当日の朝1時過ぎにご連絡を頂いたことでしょうか。
電話は取らなければ、次の人にその仕事は流れてしまいます。
メールの場合は送ってしまったら、返信があるまで他の人にオファーが出来ません。「並行して探しています。」という注釈のある依頼もあることはありますが、そうでない場合は返信をするまで先方をお待たせしている状態です。あまりに返信が遅いと信頼を失ってしまいます。
ただ怖いのがメールは絶対に相手に届くものではないということです。
以前、某ケータイキャリアのメールアドレスを使用していた際に、メールがエラーもなく送受信が出来ないということが多々ありました。特にシステムエラーが発表されていた日では無いのにです。
何やらメールは色々な基地局を経由して届くのでどこか1つで不具合があると闇に消え去るようです。
時々、人探しの段階から頼まれメンバーを探し決めることがあるのですが、人数が多い場合や、撮影などで男女比などの条件が細かく決まっている場合は、どうしてもレスポンスが早い人を優先して順に連絡をしてしまいます。
リハーサル中ならば、およそ1時間ごとに休憩がありますし、公演中でも1公演2〜3時間です。
なので、それ以上返信がないとどうしたのかな?と不安になってきます。
こちらも人探しをしているときは、人探しを頼まれている責任があるので、期日までに人を決めなければいけません。
noteの機能に仕事依頼のページというのがあって、どう書こうかな?と検索をしていた時に目に留まったライターさんの記事です。
こちらの世界では、音の数などは関係なくコンサートマスターなどを除き基本的に一律の出演料なので、交渉することは難しいのですが…。
上記の記事の編集者さんの言葉にもありますが、断られても即レスだと「お忙しい中ありがとう!また声かけさせて!次こそはご一緒しよう!」と思います。
スマホネイティブの世代は、メッセージツールを未読のままにしていて時間があるときに既読にして返信をするという人もいるようですが、未読のまま3〜4時間経つと、具合でも悪いのか、海外にでもいるのかと心配にもなります。調整中かな?と期待もしてしまいます。
既読であれば「とりあえずは見た」のがこちらにも分かるので、既読は付けて、次の返信できるタイミングでご連絡いただけると個人的には助かります。
スケジュール調整が必要な場合も、まずはその旨を返信して欲しいです。
万が一エラーがあっても、長時間連絡が取れない状況でも、普段のレスポンスが早い人の場合は、何かがあったのだろうと確認の連絡を再度貰えるでしょう。
レスポンスが早いというのは、急な案件もある我々音楽家には大事なことの1つです。
普段の何気ないやり取りでもレスポンスが早いと、急な案件の時にも声をかけやすいです。(くだらないやり取りまで急ぐ必要はありません…!)