RedHat ESXi上の仮想マシンライセンス登録方法
※無制限ゲスト型版サブスクリプションのライセンスを購入したときのライセンス認証方法です。
★実行環境
・ESXi6.7u3
・RHEL7.8
1. 通常のサブスクリプションと同様にRedHatのサブスクリプションをします。(yumを使用できるようにする)
2. ESXiとRed Hat Subscription Managementの対応づけるために、virt-whoをインストールする。
yum -y install virt-who
3. virt-who設定ファイル(/etc/sysconfig/virt-who)を開き、サブスクリプションサービスに必要な情報を設定する。
★設定に必要になる情報
・組織名
・組織ID
・ESXiホストIPアドレス(登録するサーバ)
・対象のESXiユーザ情報(root)
・rootのパスワード
★組織名と組織IDは、以下のコマンドを実行し、確認する。
subscription-manager identity
4. virt-whoファイルに以下の情報を追記する。
vi /etc/sysconfig/virt-who
VIRTWHO_BACKGROUND=1
VIRTWHO_DEBUG=1
VIRTWHO_ESX=1
VIRTWHO_ESX_OWNER=(組織名を入力)
VIRTWHO_ESX_ENV='(組織IDを入力)' //「'」で組織ID挟むこと
VIRTWHO_ESX_SERVER=(ESXiのIPアドレスを入力)
VIRTWHO_ESX_USERNAME=root
VIRTWHO_ESX_PASSWORD=(rootのパスワードを入力)
5. virt-who サービスを開始して、ホストとゲストのデータを収集します。
systemctl start virt-who
6. RedHatカスタマーポータルにログインし、ESXiが表示され、対象のRHELサーバがサブスクリプションされたことを確認する。(ホスト名の隣のアイコンが緑色の〇になっていること)
【注意】ESXiホストサーバにライセンスをアタッチすること。
・アタッチの手順
[カスタマーポータル]→[サブスクリプション]→[システム]→[対象のESXiを選択]→[サブスクリプション]→[アタッチするライセンスを選択]→[サブスクリプションのアタッチ]
7. アイコンが赤〇、△の場合は以下のコマンドを実行すると緑色になりました。
subscription-manager register --username=(アカウントID) --password=(パスワード) --autosubscribe --force
8. 他にRHELのサーバがある場合は、7番のコマンドを実行することでサブスクリプションが完了します。