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2023年9月12日
小紫ゆゆゆは、正メイドになりました。

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お屋敷でお給仕をさせていただくようになってから、あっという間に1年が経ちました。
こうしてゆゆゆが毎日楽しく笑顔でお給仕できているのも、いつも優しいお言葉や楽しいお話をして仲良くしてくださるご主人様お嬢様がいてくださるからこそです。本当にありがとうございます。

普段は自分の内面を表に出すのが苦手であまりしないのですが、まぁ…特にネガティブなのでより一層そういうのは見せないようにしたいなぁと思っているのですが、せっかくの機会なのでツラツラ書くのも許されるのかなと思います。許してください。

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正メイド昇格が近づくにつれて、その準備をしたり意気込みについて話したり、"正メイドになる"ということについて考える機会が増えていきました。そんな中で思い浮かぶのは不安ばかりで、自信のなさや自分の成長を頭に思い浮かべては肩や涙を落とす日がありました。まだまだだ、って勝手に決めつけては勝手に落ち込んで、大丈夫なのかなぁって不安になって。

見習いメイドへ昇格する時は、あんまりこういうこと考えなかった気がします。楽観。Vメイドになったばかりの時は(出来なくても出来ないのは当たり前。これから出来るようになっていくもんなんだ。)って思っていたから。もちろん出来ないことに甘えていたわけではないけれど、それでも自分自身の頑張りとこれからの成長に期待して、後ろ向きにはならない心持ちでいました。

でも今回はそういう風には思えなかった。

ヘラヘラ〜って何も考えてなさそうなゆゆゆは、言葉にせずにぐちゃぐちゃぐるぐるネチネチと頭で考えてしまうタイプなので、ひとり永遠に出口のない暗闇へドンドンと進んで、夜になると真っ暗な部屋でお気に入りのタオルケットにくるまって簀巻きになる。そんなことを幾度もした。

TikTokで動画作ってみたり、1すらわからない配信を自分で調べて始めてみたり、コミケの参加も編集部員の応募も、何やっても結局自分に自信は持てなかった。何か行動したら変わるかもって思っても、その考えがあるせいで何をしても不安は募るばかりだった。出来たことじゃなくて出来なかったことが頭を占領して、その場所から立ち去ってくれなかった。
いっぱい褒めてもらったし、楽しかったよって、頑張ったねって言葉も直接いただいて、やって良かったな頑張って良かったなって感情は生まれるのに、それと同時に次は何をしたらいいんだろう、これからも頑張らなくちゃって自分を追い込むことに躍起になっていたような気もする。
みんなの言葉を疑ってるわけでも信じてないわけでもないんだけど、自分自身を信じられなくて、みんが認めてくれたゆゆゆのことをゆゆゆは認めてあげられなかった。とっても失礼な感情だってわかってる。ごめんなさい。

自分で頑張ったなぁって思う時もあるしそれに気づいて欲しいって承認欲求だって生まれるのに、ゆゆゆ頑張ってるよねえらいよねって言われると、そんな頑張れてないし全然えらくないしむしろ頑張れないから頑張りたいって思ってて、なんならそう言うみんなの方が頑張ってるのに評価されてどうしよう…ってなってしまう。
ゆゆゆと同じように、僕なんて私なんて…って仰るご主人様お嬢様はいらっしゃるけど、ゆゆゆ以上に頑張ってるなってゆゆゆはそのお姿を見てるし、それに見合う頑張りをゆゆゆもできたらなぁって思う。

誰かと比べるものじゃないって分かってるのに、どんだけ頑張ったなって思ったとしても、あの子の方が頑張ってるなとかすごいなとか偉いなとかそういう感情ばかり生まれてくる。

キラキラと眩く光る自分に持ってないものばかりが目に入って、その輝きが当たってるゆゆゆからは影がどんどんと伸びて……そんな感じ。

でもね、だってね、本当にVメイドみんな頑張り屋さんなの。特に2期生は同期だからこそその頑張りを目にすることが多くて、どうしたらご主人様お嬢様が楽しんでくれるかな喜んでもらえるかなってみんな常に思ってる。それを表で口に出す子も出さない子もいるけど、でも一様にみんな考えてるってゆゆゆは知ってるの。
自分に自信がないってのは、その分みんなのことを評価してるからなんだって。いや、何様なんですかね…

これに関してはもう性分なので仕方ないことなのかなとは思いますけど、いつか、他人にはなくてゆゆゆだけが持ってる何かを見出せることができたら、多少なりとは心持ちも変わるのかなぁと思います。
なんなら、この自信のなさやネガティブさがゆゆゆの強みなのでは⁈……な〜んて言ったって、側から見たらそれはむしろ弱みにしかならないんですよね、きっと。

ただ、あんなに不安で不安でしょうがなかったのに、正メイド昇格が本当に現実帯びてきた数週間は何故だか今まであった不安が急に気にならなくなっていました。無くなったわけじゃないけど、その不安を上回る嬉しいお言葉を沢山いただいたから、それを受け止めることで頭も胸もいっぱいになれた。

『ゆゆゆお話上手になった?』
『同席初めてだったけどゆゆゆちゃんがお話回すの上手で楽しかったよ』
『お絵描き上手くなったね』

自分自身では自分の成長を実感することはなかなかできないのですが、ゆゆゆが気づいていないゆゆゆの成長をご主人様お嬢様は気づいてくれて、それをゆゆゆに教えてくれる。なにも変われてないかも…って思う不安を小さくしてくれるのはいつだってご主人様お嬢様で、ゆゆゆが成長できるのも、成長したって事実に光が当てられるのも、ご主人様お嬢様がおそばにいてくださるからなんです。

そっか、ゆゆゆって…
いつの間にかお給仕のレベルアップできていたのかな…
変わってないようでいて、変われているのかな…
って思えるの。

なんでもないただの天使なゆゆゆを、
とっても素敵なご主人様お嬢様にお仕えする
Vメイドにしてくださる。
流石、私たちのご主人様お嬢様です。

その他にもたくさんたくさん嬉しいお言葉をいただいたこと、本当に感謝しております。ふと伝えてくれる気持ちや想い、さりげなく呟いたことでも、ゆゆゆにとってはとても心を温かくさせて愛しさに溢れる言葉はたくさんあります。本当に本当にありすぎるので、こちらは割愛させてください。

そして、今までは背中を追いかけるしかなかった1期生の皆さんとも、同じメイド服を身に纏ってやっと隣に立てているような気もします。
今までお屋敷を支え続けて、今のVあっとをご主人様お嬢様と一緒に作ってきた先輩方は見習うことや尊敬するところが沢山あって、それはこれからもまだまだ変わらないことだと思いますが、これからはそれだけじゃない、お互いに支え合って切磋琢磨影響し合えるような関係になれたら嬉しいなと思います。……ちょっと大口叩いてみました。

"1年経ったら誰でも正メイドになれる"と仰る方もいますが、それは裏を返せば"1年間やってきたからこそ正メイドになれた"って受け取っていただけると嬉しいです。
前述にもありますが、ゆゆゆだけじゃなく、2期生みんなこの1年ひたむきにお給仕と向き合ってきていたの…伝えきれていますか?確かに昇格試験とかわかりやすい指標があるわけではありません。でも、目には見えるところも目には見えないところも、Vメイドになったあの時から変わってるってこと、ご主人様お嬢様なら感じ取っていただけるのではないかなと思っています。
もしも、ゆゆゆが正メイドとしてまだまだ足りない部分があると思っていらっしゃるのであれば、力足らずで申し訳ないです。認めてもらえるようにこれからも頑張っていきます。
そこはまだ、同期や先輩の良いとこ取りっこ。沢山素敵なお給仕や考え方を吸収して、より一層素敵なお給仕をご提供できるメイドになれるよう精進していきたいなと思ってます。いや、精進します。

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正メイドお披露目、本当にたくさんの方々にお祝いしていただけてとってもとっても嬉しかったです。
1年前の初お給仕の時からずっと見守ってくれていたご主人様お嬢様、色んなイベントを一緒に過ごしてくれたご主人様お嬢様、見習いの期間に出会って今もなお仲良くしてくださっているご主人様お嬢様。
いつ出会ってどれだけ一緒に過ごしたかってそりゃあ大事かもしれないけど、でもそうじゃなくて、こうして見習い見納めや正メイドお披露目の時に会いにきてくださったり、SNSでお祝いの言葉をくださったり、ゆゆゆの大切な日を大切に思ってくださったこと、特別な日を同じように特別なものとして扱ってくださることが何よりも嬉しかったです。

とっても可愛いプレゼントも、記念のお写真もありがとう。ゆゆゆの1年間をそばで見守ってくれてありがとう。見習い見納めに続いて正メイド姿も見てくれてありがとう。お写真撮りに戻って来てくれてありがとう。お写真撮影中、仲良くお話しして待っててくれてありがとう。いつもはお席が空いてる時に来てくださるのに、勇気を出して3つ目の席に座ってくれてありがとう。いつもイラスト描いてくれてありがとう。ゆゆゆのこと甘やかしてくれてありがとう。なんでもないお話に付き合ってくれてありがとう。
昇格日からこれを更新している今日までにも、お祝いしにお部屋に来てくださった方がたくさんいらっしゃって、おめでとうって言葉だけじゃなく、正メイド服似合ってるねって言葉をくださったり、今までのゆゆゆとの思い出やこれからの未来を思い浮かべてくれたり、ゆゆゆはなんて素敵な方と素敵な場所で出会えたんだろうって思います。いつも嬉しい気持ちや楽しい気持ちをいただけること、本当に幸せ者だなと身に沁みて感じています。

本当に本当にいつもありがとう。

ゆゆゆは相も変わらずわけわかんないことを言ってたり、ケラケラ笑ってたり、話題が急に変わったり、かと思ったらまた戻りに戻ったり。
嫌なことがあって気分を変えたい時、話を聞いて欲しい時、話を聞いて欲しくない時。
ポタ活話やご帰宅話、映画の話、日常で起こった事、ふと頭に浮かんだちょっとした疑問。
こんばんはなら、こんあさは?
ポッケとポケット「ッ」の場所が違う!

これからもそんな他愛のない愛ある話をあなたとできたら嬉しいな…

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ゆゆゆはどんな感情も比べることはできないと思ってるし、そもそも比べるものではないと思っているから、「わたしが1番お屋敷が大好き」とか「ご主人様お嬢様を想う気持ちは誰にも負けない」とか、そういった言葉を口に出すことはこれからもきっと無いと思うけど、それでもそれと同じような、言葉じゃ測れないくらいの想いを抱いてるってことをみんなには気づいてて欲しいし知ってて欲しい。
面倒くさくてすみません。

感謝の気持ちを述べるのに、ネガティブな感情とか卑屈な部分を毎回引き合いに出すような性格でごめんなさい。ダイレクトに受け止められて、ダイレクトにそれを伝えられるような、そんな素直さを今後は持てたらな…と思いつつ、そんな素直さを持たない屈折したゆゆゆのことを、そのまま愛してもらえたらなぁという…ここでも更に甘えた考えを持ってしまっています。いや、「愛して」なんてメイドがいうものじゃないですよね。メイドという存在がそんな大それた事を言ってしまって…正メイドに昇格したとはいえ、やっぱりまだまだなのでしょうか。受け入れてくださるだけで、それだけでゆゆゆは、もう。

こんなに長々と書いた上に纏まってないし、自語りばかりで申し訳ないのですが、隙を見せたのがいけないんですよ。ざんねんっ
ていうかこれを書きだしてから1ヶ月以上経っているので、案の定(出したくないなぁ…)になっています。ていうかかれこれ1ヶ月半⁈その間ずっとこんなウジウジとした文章を抱え続けるなんてどうかしてます。やっぱり気持ちとか感情って鮮度が大事ですよね。レトルトパウチは出来ないなぁ。

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あなたの知らないことをゆゆゆが、
ゆゆゆの知らないことをあなたが教えてくれる。
そして、お互いが知ってることは共有して分かち合う。
そんな萌えいっぱいのお部屋でこれからも。


˙˚ʚ小紫ゆゆゆɞ˚˙

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