見出し画像

2024年末年始台湾旅4日目

4日目の朝はコインランドリーで洗濯から始まり洗濯中は近くの市場で時間を潰す。
洗濯も終わり活動し始めたのは10時前ぐらい。

この日は大晦日だけど中華圏の人にとっては平日であり一応、新暦の1/1は休日となりカウントダウンのイベントは行う。
しかし彼らにとっての正月は旧暦にあたるため少1/1より少し先になる。

さて正午を迎える前あたりに潮州(チャオジョウ)という高雄から鈍行列車で一時間近くかかる街に行ってみた。
行ってみたが街の規模も小さくこれと言って観光地もない。
レンタル自転車を借りて街ブラしてみるも目立つものも特になく特徴がないのが特徴な街の印象となりお昼を食べて早々とこのエリアを離れた。

地方都市なので街の規模も小さく仕方ないが、物足りなさを感じざる得なかった。
しかし街ブラは実際にその場所に来てみないとわからない。
海外ならなおさら自分の目で確かめて感じた印象が答えとなる。
滞在時間1時間。しかしがっかりはしなかった。


その後は潮州(チャオジョウ)より手前の駅で屏東(ピンドン)という街がある。
やはり街の規模は潮州と同じぐらいではあるが
確かなのは活気の違いだ。

そう!大きい市場と夜市が併設しているのだ。
しかも駅近に!


市場と夜市はかなりの見どころなので街ブラおじとしては押さえたい場所である。
そしてこの街には大きな公園と公園の近くに大遠百貨というデパート(イオンみたいなポジ)がある。
更に美術館もある!
素晴らしい街ではないか!
同じターミナル駅の屏東と潮州で街の質がこうにも差があるのはなぜなのか疑問だった。


これこれ!こういうのだよ!的なテンションで撮ってます


屏東攻略はとりあえず市場を散策して公園を少し散歩して美術館へと赴いた。
美術館は街の美術館らしい規模で展示作品はどのエリアも見やすかった。
特に印象に残ったのが統治時代の古地図を展示している展示室があって、そこの係りの年配の女性が詳しく屏東を教えてくれた。
俺は中国語がわからないが地図を見ながらなんとなく理解しようと耳を傾けたりグーグル翻訳を使ってこちらから質問したりとやりとりを30分ぐらいはしていた。
親身に説明をしてくれた係員さんの姿が愛らしく別れ際に、「勉強になりました。ありがとうございました」と挨拶をするとなんと拱手(きょうしゅ)をしてくれた。

中国語のわからない俺に敬意を払ってくれたのである。

俺はもう一度深くお辞儀をして「ありがとうございました。」と日本語で伝えた。
ここは台湾で異国の人間に対して拱手をする事はあまりないはずだ。
彼女のしてくれた敬意に胸が熱くなった。



1929年作
1934年作



そして大みそかの深夜
台湾の高雄も新年カウントダウンはある。
カウントダウンの開催される最寄りの駅に向かう。
午後九時でこの人だかりである。

夕方からライブやらのイベントで大盛り上がり


どいつもこいつも俺も浮かれやがって。
元旦休みだからってオールする気か?
どこの青春野郎どもだ!と思わんばかりの人込みに完全に人酔いがキマる。
カウントダウンには花火が打ちあがる。
でも人酔いでHPを削られる。
しばらく人の少ないところに避難して休憩。

そして花火の打ちあがる会場にIN
当然、最良のポジションはカメラガチ勢に支配されており
俺はどぶ臭い川のほとりで待機する羽目に。

そしてカウントダウンが始まる

5、4、3、2、1,新年快樂(シンニェンクワイラ)
あけましておめでとう!

同時に花火が打ちあがる!
そしてシャッターを切る・・・・!?
ここでアクシデント!

花火の打ちあがる方向が違う!


結果・・・

失敗である・・・



打ちあがる方向を間違え花火のように私の心は儚く散った


リベンジ・・・
する?しない?

しよう!

また来年やると決めて
また来年来ると決めて
梅干しのような顔をしてホテルへ帰った(笑)

それでは今回はここまで
また5日目でお会いしましょう

いいなと思ったら応援しよう!