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喜多直毅クアルテット東京公演終了致しました。


喜多直毅クアルテットコンサート『Tokyo No Way Out』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~
リハーサル中。

昨日、シアターΧにて喜多直毅クアルテット『Tokyo No Way Out』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~が終了致しました。
お越しくださった皆様、本当に有難うございました。
次回のライヴは11/6(水)、渋谷・公園通りクラシックスです。
今回お越しの方も、お越しいただけなかった方も、ぜひ次回宜しくお願いします!

昨日のセットリストはこちらです。

  • 蒼穹

  • 警笛のテーマ

  • さすらい人

  • 街角の女達

  • 疾走歌

  • 海に向かいて

  • 月と星のシンフォニー

いつもだったらメジャーキーの『海に向かいて』で終わるところを、『月と星のシンフォニー』で終えたのでした。
これまで、なかなか暗く激しい曲でコンサートを終える勇気がなくて、とりあえずハッピーエンドのようなプログラミングをしていたのです。
しかし自分が感じている日本の空気感をそのまま表すならば、やはりこういう終わり方かなと思ったのでした。
別に『日本終了』ということではなくてこれからも続いては行くんだけれど、あまり楽観視もできねえな、みたいな感じです。
そして楽観視出来なくてもとりあえずその渦の中にいてやろうじゃん、という気持ち。
嘘、真っ先に逃げ出すかも知れません。
逃げた先にいても、渦中の地獄にいても、強くありたいという願いです。

さて明後日から西日本ツアーが控えているのですが、激しい台風がまるで喜多カルの進路を阻むかのように接近しています。
現時点では公演キャンセルは考えておりません。
しかし例えばお客様が帰宅困難となる恐れがある場合などは主催者からキャンセルのお知らせをさせて頂きます。
改めて予約の際に連絡先のお伝え忘れのない様にお願いいたします。
すでにご予約の方で、連絡先のご心配な方は今一度主催者へお知らせください。
ご予約者様のメールアドレスや電話番号が不明ですと、キャンセルの際、連絡を差し上げられない場合がございます。

実はツアー中の台風は今回が初めてではないのです。
2019年に西日本方面へツアーをした時もやはり台風に行くてを阻まれました。

元々、人間や社会の持つネガティブな面を取り扱った音楽をやっていますので、これがまるで呪詛のように不運を呼び寄せるのだと思います。
実は昨日のスタッフの一人に言われて合点が行きました(笑)。
多分、メンバーの北村、三枝、田辺の各氏は他でいろいろな音楽をやっているからそんなに呪いにかかっていません。
多分他で浄化されもする。
でも中心となってやっている僕は、他の活動も禍々しいのでもう救いようがないかもね。
まぁ命を削ってやっているので仕方がありません。
自分の取り組んでいる音楽に呪われてこそ。

西日本ツアー詳細

8/31(土) 名古屋・JAZZ茶房 靑猫
9/1(日) 大阪・日本基督教団 島之内教会
9/2(月) 神戸・100BANホール
9/4(水) 広島・東区民文化センター スタジオ1
9/5(木) 福山・Grand soul cafe Guns'


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