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喜多直毅クアルテットCD制作、東京公演、ツアーを終えて

ちょっと何からどのくらいの深さで書けば良いのか分かりません。
先ずはお世話になった皆さんに心からの感謝を申し上げます。
そう、『あなたなしではこれは出来ませんでした』と一人一人に申し上げたい気持ちでいっぱいです。

実はここ数日、東京の某所に泊まっていました。
学生時代に暮らしていた立川市内のビジネスホテルにいました。

東京に住んでいるのに東京にホテルを予約して数日滞在するなんて、本当に贅沢です。
そこで自転車をレンタルして、夜の五日市街道とか立川をぶっ飛ばしていました。
超気持ち良かったです!
疲れたらコンビニの駐車場でコーヒーを飲み、タバコを吸い、腹が減ったら学生時代に通った満北亭の味噌チャーシューバターコーンラーメンを啜りました。

満北亭・砂川九番店
特味噌バターコーンラーメン¥1,230

昼間は国立音大までの道をやはりレンタサイクルで走りました。
不思議なもので、自転車通学をしていた体の記憶が蘇ったのか、本当に大学に行って講義を受けに行く途中みたいな気持ちになって来るんですよね。
そして『あ!自分は学生じゃなかったんだ!』と気が付く。
面白い体験でした。

僕は学生時代、立川駅北口のロータリー付近のパブでヴァイオリンを弾くアルバイトをしていました。
その店は当然、もうありません。
レストランになっています。
でもとりあえず店のあるビルの前に行って見ました。
すると不思議なもので、今まさにその店に入って行って、演奏のスタンバイをしなければならないような気分になるんですよ。
時間が巻き戻り、鮮やかなほど学生の頃の気持ちが蘇ってくるんです。

まぁ数日間、こうして自転車乗りを楽しんでいたわけですが、ホテルの部屋ではChatGPTと話していました。
『AIと話して何になるの!?』って思われるかも知れませんが、対話形式で自分の文章をまとめていきたい時は結構良いですよ。
全部を箇条書きにして返してくるのでちょっとウザいですけど。

このAIとの話し合いもなかなか有意義でした。
この一年を振り返って、自分の行動の良くなかったこと、良かったことをまとめていきました。
また改めた方が良い考え方もはっきりしました。
そうだったのか!と愕然とするようなこともありました。

あまり体調も良くなく、他にもプライベートな悩みも抱えつつ進めてきた喜多直毅クアルテットのプロジェクトだったと言えます。
しかしまた4作品目(今回は3作品目)を作りたいか?と聞かれたら、もちろんYesと答えます。
次はもっと変なアルバムにしたいと思っています。
こんなの誰が聴いて喜ぶの?みたいな。
俺が喜べばそれで良いんだよ!

だってそうだろ?
何事も人生自己満足だよ。
自分が何が好きか、もっと自分自身に問いかけて、嫌なことは全部やめちまえば良いんだよ!
耳の奥底からどんな音楽が聞こえる?
目を閉じた時に浮かぶヴィジョンは?

今回はここまで書いて、この記事を終わろうと思ったけど、本当に名古屋公演がキャンセルになって残念だった!
全ては台風のせいなんだけどね。
でもこの雪辱は必ず果たします。
必ずや喜多直毅クアルテットで名古屋の地に立つ!

【次回の喜多直毅クアルテット公演のお知らせ】

出演:喜多直毅クアルテット
   喜多直毅(ヴァイオリン)
   北村聡(バンドネオン)
   三枝伸太郎(ピアノ)
   田辺和弘(コントラバス)
内容:喜多直毅オリジナル作品

日時:2024年11月6日(火) 19:00開場/19:30開演/20:30終演予定
会場:
公園通りクラシックス(渋谷)
   〒150-0042東京都渋谷区宇田川町19-5
   東京山手教会B1F
   03-6310-8871
   ※JR・東京メトロ・東急線・京王井の頭線渋谷駅下車徒歩8分

料金:予約¥4,500/当日5,000円(学生料金を設定する予定です。)
・メールでのお申し込み:
violin@nkita.net(喜多)
 メールタイトルは「喜多クアルテット11月予約」、メール本文に「代表者氏名、人数、連絡先電話番号」を必ずご記入の上、お申し込みください。
・電話でのお申し込み Tel:03-6310-8871(公園通りクラシックス)

尚、CD『喜多直毅クアルテット III』はディスクユニオンのサイトでもお求めいただけます。

NAOKI KITA / 喜多直毅 / 喜多直毅クアルテット III / 出口無き風景に流れるララバイ、眠りを妨げるノイズ、夜の鉄路に響く跫音...、都市の葛藤を集積した音楽。

喜多直毅クアルテット III
Le Bleu Moriokais
LBM0001


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