珈琲時間

珈琲時間

人によって様々な嗜好品がある。酒だったり煙草だったり珈琲だったりコカ・コーラだったり紅茶だったりする。

そしてその嗜好品は人生の思い出を彩るアイテムとしても意識していなかったとしても何かと付随して場面の片隅に何気なくその存在感と思い出すきっかけにすらなりうる。

古本屋で購入したのだけれど、読んでいたらチケットが二枚とレシートが本の間からこぼれ落ちて顔を見せた。もちろん古本だから以前の持ち主のものだろうけど、なんだかそこからも見知らぬ生活感が感じられて感慨深く思った。