映画はいいよね嘘だから 日記 11/25~12/1
11/25(月)
『お』がつかない身体のパーツを考えてた。
『おくち』とか『おなか』とか、身体のパーツの名称に『お』をつけるパターンがある。
保育士や親が子どもに話すときや、整体師や美容師のような客の身体に触れる職業の人が言うイメージ。
そんな立場の人でも『お』をつけない身体のパーツがある気がする。
例えば腕と脚。
腕を『おうで』、脚を『おあし』と言うシチュエーションってあんまり思いつかない。
「お足元お気をつけくださ〜い」って言われることはあるけど、あれはあくまで『足元』に対してだと思う。
あとは頭と顎。
顔周辺のパーツは『おめめ』『おはな』『おくち』『おみみ』と大概『お』のつくパターンは見受けられるけど、『おあたま』と『おあご』は聞いたことない。
頭なんて身体のパーツの中でもかなり重要なポジションなのに『おあたま』と言われると途端に違和感が出る。
メイドとか執事は言うのだろうか。
腕と脚の細かいパーツ、例えば指とかくるぶしとかふくらはぎとか。
その辺には『お』はつかない気がする。
肘と膝には『お』がつくのにくるぶしにはつかない。この差はいったい何なんだろう?
指に関してはもしかしたらネイルサロンとかで『おゆび』とか言われてるのかも。
個人的にジャッジが難しいのは腰だ。
『おこし』ってあんまり言わんよな〜と思いつつもどこかで聞き覚えがあった。
桃太郎だ。おこしにつけたきびだんご。
ただあれは、犬か猿か雉が桃太郎に対してめちゃめちゃへりくだって言ってる雰囲気があり、この勢いのへりくだり方なら『おあたま』も『おくるぶし』も言ってそうな気がする。
このレベルのへりくだりでなければ『おこし』って言わないと思う。
あとは脇か。
脇ってパーツというより胴体と腕が繋がる過程でたまたま発生した溝でしょ?ドーナツの穴と同じ。
それなら『お』がつかないのも納得だな。
あれ?でも待って!
同じようなポジションの股は『おまた』って言われてるなあ!
ルール無用かい。
かわいそうだから僕だけでも『おわき』って呼んであげようかと思ったけど、なんか癖が強そうな人になりそうだからやめた。
☆
11/26(火)
ロボットドリームズを観た。
観たんよ〜ロボットドリームズ〜!
な〜!お前観た?ロボットドリームズ!いや〜俺は観たよ〜
おあ、あ???
ハムチャン
ガム
お前マジ…
え?…今何した?こっちは2000円払って…え?
まあ落ち着けって。深呼吸しような。
よし、オッケー!
まだ死んでない。オッケーオッケー大丈夫な?
今ロボットドリームズを観た帰りの電車の中でこの文章を書いてます。
映画の感想って鮮度が命だからね。
わああああああああああああ!!!!
こわいよ〜〜〜〜〜!!!!!
助けてえええええ!!!!!!
いやあの、名作ですよロボットドリームズ。
たぶん一生忘れられない映画になったと思うしね。
いや〜…
でもね、どんなホラー映画よりも恐ろしい映画ですよこれは。
んなわけあるかい!
あんな可愛らしい絵柄のアニメーション映画なんだから怖いとかグロいとかあるわけないでしょ!
なんでもかんでもマッドマックスで例えるみたいなやつやめなさいよもう!
ロボットドリームズのあらすじ。
都会で一人で暮らす独身貴族のドッグが友達が欲しすぎてお友達ロボットを通販で購入する。
ドッグとロボットは出会ってすぐに友達になり、2人は楽しい日々を過ごす。
その年の夏、ビーチで心ゆくまで遊んだドッグは家に帰ろうとロボットの手を引くがビクともしない。
おい!ロボット錆びとるやんけ!!!
ほんで夏が終わってビーチが閉鎖されとるやんけ!!!!!
ロボットサビサビなままビーチに放置ってそりゃあんまりやんか!!!!!なあて!!!!!
(無情にも鳴り響くアース・ウィンド・アンド・ファイアーの『September』)
ここまでが予告映像で描かれているあらすじ。
再び1人になったドッグ!いったいどうなる!という映画です。
まあそりゃこんな予告映像見たらどんなストーリーが展開されるかとか、本編を観た僕がどんな感情を抱くかとか、だいたい予想できますよ。
実際そんなに予想から外れた展開にはならなかったしね。
でもさあ、こんなに『やることなすこと上手くいかない寂しがり屋な独身男性』の解像度が高いと思わないじゃん。
そんでその4k独身男性を全力投球してくると思わないじゃん!
ボウリング球みてぇな質量の『独身』がジェット機みてぇな速度で脳天直撃したらひとたまりもないんだわ。
友達いなすぎて2人用のゲームを一人で遊んでるし、
友達いなすぎてカップルや家族を羨んじゃうし、
友達いなすぎてお友達ロボットを金で買っちゃうし、
友達いなすぎてレクリエーションに参加してもいじわるされるし、
友達できたと思ったら疎遠になっちゃうし…
身に覚えありすぎて哭悲(台湾の最悪ゾンビ映画だよ)のラストシーンみたいな顔になってたもん。
エンドロールでゲボ吐くかと思ったね。
テリファーの宣伝で「嘔吐・失神注意!」みたいなこと言ってるけど、ロボットドリームズでも注意喚起した方がいいですよ。
ごめんね。すごい映画観ちゃったから過剰に盛った感想たくさん書いちゃったね。
いたたまれなさがすごくてつい取り乱しちゃった。
やっと落ち着いてきました。
読み返したら全く具体的なこと書いてなかったけど、まあ未来の僕とロボットドリームズを見た人だけがわかればいいや。
それはそうと普通にめちゃめちゃ良い映画なのでオススメです。
☆
11/27(水)
眠い!!!
そんで仕事が忙しい!!!
年末の空気めちゃめちゃ感じますねこりゃ。
眠いから今日は短いぞ。
ゼンゼロの新キャラ『ライト』のガチャがきた。
これまでセクシーな女性キャラばっかりピックアップされていたけど久しぶりにイケメンが追加された。なんならSランクの男性キャラは初だ。
ゼンゼロはメカもケモノも鬼もいて楽しいゲームだけど、ガチャでピックアップされるキャラがセクシーレディに偏る傾向があった(需要に応えれば当然そうなるが)。
そんなイケメン砂漠に突如現れたライトさんというオアシスに心躍らないわけがない。
さっそく溜め込んだ石(ガチャを回すのに必要なゲーム内通貨。石ではないけど伝わりやすいよう便宜上『石』と書きます)を全部ぶち込み100連ガチャを回してみた結果…
大爆死
ライトさんは来てくれませんでした。残念!あーあ。
ちょいと課金して追加で20連ほど回してみたけどもちろん大ハズレ。
頼むぜオイ。
これだからガチャってやつはよ〜〜〜!!!
うちにはまだライカンさんも来てないんだぞ!
僕の運が悪い上に物欲もえげつないので物欲センサーが全力大笑顔で働いているんだろう。バカタレ。
眠い!いい夢見るぜ俺はよ
…
おい!!!!
蚊いるな!!!!!!
左手めっちゃ痒いし耳元でプーンじゃねんだわ!!!!!11月終わるんだぞ!!!
冬眠せえ!!!!!
よく見たら左手4ヶ所刺されてるんだけど!!!!!!
100億回言ってるけど血を吸うのは最悪いいけど痒くするのはなんなんだよ!!!!!恩を仇で返すこたぁねぇべよ!!!!!!
昼間ちょっと暖かかったからって元気だしてんじゃないよ!!!!
…
仕留めたので寝ます。
☆
11/28(木)
バーディヤーフフフリメンバー
バーディヤーフフセプテンバー
ロボットドリームズの影響でアース・ウィンド・アンド・ファイアーのSeptemberを毎日聴いてる。
予告編を見た時点で脳みそにしっかり刷り込まれていたけど、本編を観ちゃったらもう逃れられない。
多幸感あふれるイントロも少し切なげな歌い出しもサビのポップなフレーズも最近になって気付いた。
こりゃすごい曲だぜ!
そういえばこの歌声って他の曲でも聞いたことあるよな〜と思って頭に浮かんだ曲がある。
笑ってコラえてのダーツの旅で流れるあのウイウイヤーイヤイオーウーイェーのやつ!
あれもアース・ウィンド・アンド・ファイアーだったんだ!なんていう曲なんだろう?とググってみたら全然アース・ウィンド・アンド・ファイアーじゃなかった。はずかし!
スプーキー・ルーベンさんという方の曲だそうです。
勉強になったね。
きくちゆうきさんの『100日後に死ぬ(×)ネズミ』が完結した。
死ななくて良かったね。ホントにね。
数年前に一世を風靡した100ワニの続編だ。
みんな100ワニって覚えとるか?あとこぐまのケーキ屋さん。
この辺の作品群ってコロナ禍の記憶とセットになってるよな。
100ワニは連載終了後のゴタゴタのせいでちょっとかわいそうな感じになってしまったけど、連載中は更新を毎日の楽しみにしていた。
日常の中での小さな感情の描き方、お見事。
そんな100ワニの続編が今年になって突然始まったわけだけど、100ワニを読んでいた頃のような熱量はもはや失われていたため第一話が更新されても「はえ〜」という感じだった。
それでも更新される度にTwitterのオススメ欄に浮上してくるのでなんとなく毎日読み進めていた。
そして気付けばまた100ネズの更新を楽しみにするようになっていた。
でも楽しみとはちょっと違うか。
「見届けてやるぞ!」って感じだったかも。
というのも、100ネズはワニくんが亡くなってしまった後の日常を描いており、ネズミくんやセンパイがワニくんのことを思い出してはめちゃめちゃヘコむというかなりダウナーな作品だったから。
それに一度気が付いてしまうと「しんどいけど死ぬなよ!」と応援する他なくなる。
「頑張れ!」とは口が裂けても言えないのでとにかく黙って見守るしかない。
タイトルからわかる通り、ネズミくんは死なず生きる道を見つけて再起することができたのだが、それまでの道のりは決して穏やかではなかった。
過去を認めて生きていこう!なんてありきたりにも思える幕引きではあるが、その『ありきたり』に辿り着けたのはとんでもない偉業だ。
かっこいいぞ!ネズミくん!
ロボットドリームズも100ネズも喪失と再起を真っ向から描いていて、どちらもビターな後味だ。ネズミくんと比べるとドッグはかっこよくはないが。
でも、かっこよくなかろうと人生は続く。らしい。
ドッグやネズミくんからほんの少し勇気をもらったけど、それはそれとしてやっぱり人生って怖いよな〜。
☆
11/29(金)
ホーホーホー
メリークリスマース!
今日はいい肉の日でブラックフライデーでテリファー3の公開日だ!
やったー!
気付けばアートザクラウンくんにメロメロになってる。
『アート』のくせに殺しに対してなんのこだわりも無く、因縁の相手以外はなんとな〜くで殺すし、なんかめんどくさくなっちゃったら普通に銃とか撃っちゃうテキトーさが好きだ。
こだわりは無いけど目についた人間は老若男女関係なくめちゃくちゃやっちゃうアイツを見ていると清々しい気分になる。
一応書いておくけど、別に今なにかに対してめちゃめちゃ憤ってるとか鬱々とした気分を抱えていて誰にも話せないとかそんなことは全く無いですからね。
思春期もとっくの昔に通り過ぎたしね。
僕がスクリーンの向こうの殺人鬼にときめくのは、ゴジラやエイリアンを見てテンション上がっちゃうのと同じ仕組みなので気にしないでください。
で、肝心の映画の感想はというと「グロい!可愛い!元気いっぱい!」の三拍子。以上。
テリファーというシリーズもアートザクラウンという殺人鬼もなんだかんだ大好きなんだけどやっぱり特に言うことは無いのよね。
一応ストーリーはあるけど殺人ピエロが大騒ぎ!以上のことはほぼ無いからね。
最近は映画の話ばっかりでゴメンだけどたぶん明日もホラー映画の話をすると思います。
あ、そうだ。
映画を観る前にマックで晩御飯食べたんだけど、注文したシャカシャカポテトの粉と袋が忘れられてた。
そのあとサーティワンでアイスも食べたんだけど、お会計の際にお釣りを渡されなかった。
別に日記に書くほどのことではないけど今日も絶好調だなあと思いました。
そんなことより身体に悪い飯食ってるなあと思ったそこのアナタ!
ブラックフライデーなんだから大目に見てよね。
あとさ、ブラックフライデーってなんスか?
なんかハロウィンみたいな感じでしれっと年間行事の中にまじってない?
セールとかやってて助かるから別にいいけど…。
ちなみに僕はAmazonでデカい洗剤とかボディーソープとか買いました。
面白みないね〜。
☆
11/30(土)
有田家の夢、おかき集め
予告通り今日も映画を観た。
今日観たのは、色んな人の夢に自分が出演しちゃって大変なことになる『ドリームシナリオ』という映画。
主演はみんな大好きニコラス・ケイジ。
なんらかの事件に巻き込まれて怒ったりしょんぼりさせたりしたら右に出る者はいない名優中の名優だ。
この映画でも最初から最後まで困りっぱなしだったのでかなりハマっていたと思う。
A24配給、アリ・アスター製作ということなので好みの作風だったんだけど、映画のクレジットにおける『製作』って未だによくわかってない。
監督とかとは別にいがちなんだけどあれってどういう立ち位置なんだろう。
日本の予告編を見るとなんとなく「あの『ミッドサマー』のアリ・アスターが!」という客寄せパンダ的な使われ方をしている気がする。ギレルモ・デル・トロも同じ使われ方をしている。
映画の感想はまあいいかな。
『おじさん』の生きづらさやダメさで溢れた毒タイプのエンターテインメント作品でした。
結構好き!
クリスマスシーズンのトイザらスは活気づいているので散歩しがいがある。
ゴチゾウは当然のごとく売り切れていた。他に特にお目当てのおもちゃは無かったのでテキトーに店内を歩く。
すると家族連れの母親が「今日はなんか好きなの一個買っていいよ!」なんて気前の良いことを言っているのが聞こえた。
それを聞いた子供は嬉しさのあまり狂喜乱舞するのかと思ったが歓喜の叫びは聞こえてこなかった。
そういう時にもじもじしちゃうタイプの子供なのかもしれない。
そのお母さんの声を聞いただけなので子供の姿は見ていなかったが非常にほほえましい。
フル無視されているだけかもしれないが。
またしばらく店内を物色しているとAKEDOのコーナーを見つけた。
AKEDOは小さいフィギュアを戦わせて、相手を真っ二つにしたら勝利となる野蛮トイだ。
そんなAKEDOをまじまじと見つめる女の子がいた。
試遊できるおもちゃを握りしめて石のようにその場でかたまっている。
その傍らに立つ父親は「そのおもちゃ絶対男の子用のやつだよ!違うのにしようよ!」と言っていた。
その後どうなったのかはわからないし、そもそも他人の家庭の教育方針にどうこう言うのは完全にお門違いなのだけれど、男の子向けのおもちゃでも買ってあげたらいいじゃ~ん!なんて思ってしまった。
その子の好きを否定しないであげておくれ…とか生意気なことを考えてしまう。
目についたものを手にとっては石像化してしまうタイプの子供というだけかもしれないが。
☆
12/1(日)
眠いから短め!
友達の配信枠でクトゥルフ神話TRPGをやった。
『ワンルーム・ディスコン』というタイトルで…あー…ネタバレになるから何も言えないのか。
えー…とっても楽しかったです!以上!
TRPGのキャラを作るときって、なんとなくキャラの個性を丸くしてしまう傾向にある。
ステータスが強過ぎるキャラだと探索や攻略がつまらなくなってしまうし、逆に何かが著しく低くても他のプレイヤーに迷惑をかけてしまう気がして、なだらかな凹凸のある程よく癖がありつつも常識的なキャラになってしまう。
「なってしまう」なんて書いたけどそれが悪いというわけではなく、普通に好きなキャラに仕上がるし自分の感覚の範疇に収まってくれるのでロールプレイもしやすい。
TRPGは結構コミュニケーションの側面が強いのでこういった考え方も悪くないと思うし、他のプレイヤーが作るキャラとのバランスを考えて組み立てていくのも楽しい。
それはそうとめちゃめちゃピーキーで尖ったキャラを作って人の目を気にせず大暴れしてみたいものた。
☆
おわり
【サムネイルの画像】
映画館内のロボットドリームズコーナー
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