【VJのこと】【VDMX】FX編
こんばんわ、ノムです。
前回の個人的な主観で書いた記事、かなりたくさんの方が読んでくれたみたいでありがとうございます。
完全に個人的主観なので、あれが正解というわけではないで、誰かの力になれたらなーという記事ですので、そこはご了承ください。
今回はVJソフト・VDMXについてです。
以前の記事でもチラホラと触れてるエフェクト(以下、FX)についてです。
今回もVJユーザー向け、ソフト的な話となっております。
まず設定方法について書こうと思ったのですが、友人のYuichiくんがもっと丁寧にまとめてくれてます。FXってなんじゃ!!!!って方はこちらの記事に目を通してから続きを読んでください。(掲載許可いただいております)
VDMX5をとりあえず使える人がとりあえずの使い方を共有するブログ
【VDMX】〜FXまわりの機能について〜
http://saikuro0526.hatenablog.com/entry/2016/02/06/125648
ここまでで自分が書こうとしてた記事の8割が終わりました。
さすがに味気なさすぎるので、今回はもう一歩掘り下げて現場で使える(自分がよく使う)エフェクトを紹介しようかなと。
色関連
色についてです。アニソン系のイベントでVJする時、アニメ映像以外のVJ素材は、どのようなものを皆さんチョイスしてるでしょうか。
・アニメに近い色のやつ
・アニメ映像に似た素材のやつ
・音楽にマッチしたような素材
・なんでもいいからビカビカ光るやつ
など、十人十色かと思います。
私的には上記の上2つを意識しています。
もっとわかりやすく言えば、連想ゲームみたいな感じです。
例をあげますと
・ひぐらしのなく頃に → 不気味な雰囲気 → 赤色、ホラーっぽい人間の顔のイメージ
・凪のあすから → 海、雪、青色のイメージ
・エウレカセブン → 黄緑色、ふわふわ宙を舞うエネルギー感のある素材
と言った感じで、アニメ映像に素材をよく混ぜています。
(ちょっと余談ですが、基本的に原曲ならリップシンクした上で混ぜます。)
(ライブ映像とかには合わせづらいので、極力ライブ映像は使いません。)
上記で言うとこの、凪のあすからに関してはそれっぽい素材たくさんありますけど、ひぐらしや、エウレカに関してはそれと言った素材がすぐでてきません。なので、そんな時はFXを使って強引に色を合わせにいきます。
こんな素材があったとします。で、ここにFXを使ってエウレカセブンっぽくしてみましょう。
FXをちょっと使うだけでエウレカっぽい雰囲気になりますね。
今回使ったのは「False Color」というFXです。
色がずっと変わってて欲しいので、ボタンを押すとFXがONになり、もう一度押すとOFFになるようマッピングしてあります。
設定値的にはこんな感じです。
基本的にRGBを数値で設定するだけなので、小学生の時に絵の具を混ぜて色を作っていた感覚に近いかなと。
何回か現場で使ってわかったのですが、赤(255,0,0)と青(0,0,255)に設定した場合に限って、以下の条件で映像が全く見えなくなります。
・プロジェクターでの映像出力
・ライティングが強い会場
原色を使うと、ライティングに負けちゃうんですよね。
なので、そこはうまく色の設定を変えて明るい赤、水色っぽい青とかで対応しています。
動きについて
低音が強い4つうちでよく使っているものです。
キックに合わせてブルブル震えると音楽に合うかなと思うので、こんなエフェクトを使っています。
上がFXがOFFの状態で、下がONのものです。
静止画なのでわかりづらいですが、ブルブルっと震えて、色の輪郭が残るようなFXを使っています。
設定はこんな感じになっています。
「Shake」→ ブルブル震える
「Convergence」→ 色のついた輪郭が表示される
実際に設定してやってみるとわかるのですが、「Shake」だけだと割と見づらいのです。なので、色のついた輪郭も一緒に出してみたところ、絵として綺麗にまとまった感じがしましたので、この設定を使っています。
ちなみに、このFXはキックに合わせて使うことが多いので、ボタンを押してる間のみONになるようなマッピングをしています。
「UI Inspector」の赤枠で囲んだ部分にチェックを入れると、押してる間のみONになる設定になります。
FXについては自分のVJのキモの部分でもありますので、この辺までにしておきます。手数がなくなると困りますのでね。
現場で僕のVJを見て、いまのFXなに?とか聞いていただければサクっと答えますので、直接お会いした際にはドシドシ聞いてください!!
次回はFXの値を動的に変更する方法について記載しようかなと思います。
では!
ノム
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