Runway Gen-2 で動画作品を作っているディレクターがYouTubeの収益化を目指す記録 vol.03 <ChatGPTでデビッド・リンチ監督の偽物を作ろう>
この記事はこんな方に読んでもらいたいです。
✅ これからYouTubeチャンネルを開設する方
✅ YouTubeチャンネルを開設して3ヶ月以内の初心者
✅ 自分の作品を特に海外に宣伝したいと思っているアマチュアアーティスト
✅ 何か作品づくりをしたいけど時間がないサラリーマン
✅ 英語が出来ないくせに海外の人に作品をみてもらいたいYouTuber
プロンプト楽チン作戦
Vol.01で書いたように、よりクオリティの高い動画生成をするためプロンプトを盛る、とは言っても文章を毎回考えるのも面倒な作業です。僕もそんな文章力を持ち合わせていませんし、語彙力もないので素敵な表現も出来ません。
ですが、この文章を盛る作業もAIが得意な領域です。ここでChat Gpt先生の出番です。
デビッド・リンチ監督の偽物を作ろう
思いついたのは映画監督の表現を、真似るchat gptをつくろう、という作戦です。
例えばスピルバーグ監督ならこんなダイナミックな表現、デビッドリンチならこんなシュールな表現、などなど。
AIならこんな感じの監督のコピーが出来るのではと。
試した内容が下記です。
まずはGPTくんがDavid lynch監督をどういう監督と認識しているかを確認してみます。(有料のGPT4を使用してます)
GPTくんがDavid lynch監督を理解しているようです。
ご丁寧にプロンプト案も書いてくれました。
ここでのポイントが
「彼の作品はサレンダー、非現実的なエレメント、深いサブテキストなど、独特な視覚と音響のスタイル」
という表現でDavid lynch監督の手法を認識しているという点。表現は様々なケースが多いですがここを参考にして次の指示を書きます。
みたいな感じで指示を出します。320文字以内で、というのはデスクトップ版のRunwayが文字数制限があるのでこうしています。Runway以外で生成する場合は不要かと。
こんな感じで、シンプルなプロンプト案に対してGPTリンチ監督がプロンプトを勝手に盛ってくれます。
出てきたプロンプトをRunwayでプレビュー生成すると、こんな感じのがいくつかあがってきます。
デビッド・リンチ監督の雰囲気を感じる画像
シンプルな一行の文章に対して、よりシュールな表現を付け足すことにより、全く想像もしていないアウトプットがうまれました。
ここからは好みに応じて、もっとシュールに、とかもっとこうして、と細かくチューニングしていくことで自分なりのアプローチが可能となっていきます。
またあとはプロンプト案を変えてあげるだけで、それっぽいプロンプトを書き出してくれます。
同じパターンでスピルバーグ監督だったり、ターセムシン監督だったり、様々な手法を得意とする監督AIを生み出していくと面白いです。
最後に
もちろんピンポイントで作りたい映像を生成していくのも面白いですが、アイデアに詰まったり、新しい発見をしたいときなど、特にビギナーの方への序盤の創作活動の助けになるかと。
皆さんも是非試して遊んでみてください。それでは。
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