2024年エアドロ振り返りと2025年を考る
あけましておめでとうございます。
2024年お疲れ様でした、年内に投稿しようと思っていたんですが
気づいたら年を越しておりました。
SNSを見る限り大きく利益を上げた方が多く
自分も過去一のバブルだったかなと感じています。
君はエアドロ何個とれたかな!?
2024年は儲かって当たり前のエアドロイヤー
2024年のエアドロップの件数を調べていたんですが、
MEMEのエアドロまで含めると149件ぐらいありそうでした。
(自分のカウントなので独断と偏見です、ご容赦ください)
2023年を振り返ってみると
Blur、ColaboLand、Arbitrum、ID、MAV、Arkham
Cyber、TIA、PYTH、JTO、ACE
コミュニティセールの形でSUI
MEMEっぽいのは年末のSolanaphoneへのエアドロのWIFとかでしょうか。
2023年は思い出して数えられるぐらいの規模のエアドロでした
せっかくなので振り返ってみましょう1~3月編
楽しかった2024年エアドロを振り返ってみましょう。
2023年末はTIA、PYTH、JTO、ACEと大型のエアドロが続いていました。
10月時点でBTCのETFが決まりお祭り状態になっている中で始まっているので
バブルな状態で年初がスタートしています。
2023年の11月末ぐらいからBlastへの提供も始まっていました。
エアドロの期待も高まる地合いです。
この頃ハイリキ触ってると億ってると思います。
僕はFriendtech触ってました
リストを作ってるんですが入れそびれや、
自分が得てないものもあり条件などに間違えがあると思います。
見つけた際にはぜひ教えて下さい。
1月はZKFAIRとMANTAですかね。
当時ZKFAIRで爆益された方が多かったようですが現在のMCはかなり淋しいことになっておりました。
ALTLAYERも大きく評価され、
TIAから続くモジュラーの流れの評価が高かったです。
なお、この時点でDEGENに気づいて購入していると億ってます。
BTCはETFと同時に乾杯天井、末頃よりグレイスケールの売りが落ち着き上昇に転じます。
1月末にはJupiterLFGからJUPに先行して$WENが登場。
初動で$100MつけておりMEMEとして凄まじい!となったのですが今はわりとよくあるぐらいMemeの時価総額としてはあたりまえになりましたね。
この文化ができてまだ1年経ってないんだな…。
この頃のWIFは$20M前後で、3月には$200M~300Mぐらいまであがりました。
$JUPはその直後ローンチして800M、現時点では1B超え
1年を通して価値を上げた数少ない優良トークンでした。
(目算39/149件がTGE後にMC上昇)
JupiterのJLPに年間通していれてたら40%は増えてると思います。凄い!
ゲームをインストールすれば稼げたMAVIA、最後までバイナンスきませんでしたね。
CosmosやL2ユーザー、TIAステーカーへのエアドロップがなされたDYM。
なお、この日TIAはATH$20を記録しています。モジュラーバブル!
今の価格は$4.7ですのでここがベストの出口だったんだな。
(多分この後あまり降ってないのでこの辺でステーキングされた方はバビロンとかがくるかにかかってそうです…)
ゲームのPixelsが本格的メタバースとしての強さをみせて
(TGE時もちょろっと稼げてFreetoEarnできるのか?と感動しました)
$MOCA、モカバースへの期待も高まりました。
そしてTwitterインプレッションゲームのPortal。
ミュートに入れた方も多いかと思いますが、まさかのBinanceロンプー!
無から稼いだ方も多くでたようですね!
2月最大のイベントはStarknetのTGE
2024年Q1最大のエアドロップイベントとなりました。
今もMCは1Bを維持していますがチェーンは苦しそうに見えます。
StarkのDefi系トークンはTGEが進んでいますが悲惨です。
Blastも悲惨なので、L2系のみのDefiは厳しいなあと感じます。
後々の紹介は割愛しちゃいますが
Jediswapだけは寄付したので早くトークン出してほしいです。
3月はビットコインが$73000を記録。
年初から1.8倍となりました。ここから次の価格更新までは半年以上かかります。
Ordinalsユーザー向けにRunestone。
ちゃんとミリドロだったようです(私は貰えなかった)
Q1のテーマにFriendtechを起点としたソーシャルバブルが起きていて、
WarpcastではDegenの投げ銭が流行りました。
Degenも3月の前半までなら勝ち筋ありでしたね!
これも無から稼げたり、知らない人と仲良くなれて面白かったです。
まだ価格がそれなりに維持されて推移してるのも偉い
AevoがBianceロンプーリブランドして2回目のローンチ、デリバティブはお削りをしてもお金が返ってくるという雰囲気を作ります。
通称ジジイこと最大LRTのETHFIもBinanceロンプーに登場。
ジャスティンはETHFIで$1725万を稼ぎました
EIGENで$3557万、Pufferでも$143万。どう見てもお金持ちがお金持ちになってる!
同じLSTのSwellは流れにのらずに延期するという致命的ミスをしました。
AIが攻めてくる2024年4月~6月Q2編
ETHENAが4月2日にローンチプールに登場
非常に短期間で入れたお金が1.5倍ぐらいになったのかな?
メインネットで日和って少ししか入れなかったのを後悔しました。
Wormhole、Tensor、Parcl
Solanaのエコシステムトークンたちがニョキニョキ生まれてたのが4月でしょうか。
MEMEの躍進も凄まじくSolanaphoneホルダー向けに配られまくってます。
把握できていないものがいっぱいあると思います。
SolanaのブルーチップMadlabsは3月ぐらいでピークアウトしてますが、
まだ59SOLもするんだなぁ。
5月はBTCが6万ドル割れ、バブル崩壊の雰囲気がでたせいかローンチは少なめでした。先送りしたプロダクトも出ていたと思います。
Friendtechがやっとローンチするも何かおかしくなってて、すぐ終了
Machiさんがいつも通り損する様式美を発揮しました。
SOLのKaminoとDRIFTがTGE。
ハイリキはポイント保有者向けにPURRのエアドロップ。
AI銘柄SPECはプロダクト利用者、Baseチェーン利用者向けに配布。
副次的に得られた方もいらっしゃいそうな感じでしたね。
NOTCOINが登場。テレグラムをタップするだけというゲームですが
バイナンスパワーとネットワーク効果で1Bをつけました。
テレグラムブームが始まる。
6月に入るとBTCは若干回復し、上を目指せそうな雰囲気を見せます。
この後落ちるので雰囲気だけでした
相場の好転に伴い、プロダクトのローンチも増えます。
落ちる前にトークン出さないとの駆け込みTGEでしょうか!
話題になっているBitgetのWalletトークンBWB
(ポイ活的に稼げた感想の方が多い)
AI銘柄のIOやATHがローンチ。
日本国内では今年初のIEOであるBriliantcryptoがコインチェックで行われました。
IEO価格は21.6円なので厳しい。国産厳しい。
ヴィタリックが大好きなTAIKO(ノード運用者爆益)
Layerzero、Zksyncと去年の目標であった大型調達PJがローンチし
エアドロ的にはビッグな月となりました。
Blastは労力が重たかったのでトークン価格で見ると微妙なんですが
小規模なMEMEコインのエアドロップや売買での収益がとりやすく面白くはありました!
稼げなかった2024年Q3
エアドロップも相場につられてローンチがずれるのでQ3は多くの人にとっていまいちだったのではないでしょうか。
例年Q2ぐらいから相場は悪いこと多いですね~。
Avail、MOCAがあったものの相場がイマイチで稼ぐ場所が限られてたのかなと思います。
MOCAはこの時限定セールのような形で敷居を上げて売って配布して
それでも100M維持できなかったのに、今400M!。
国産のBONSAIコインがこの時登場しており、いろんなNFTに配られました
国内だと人気があります(出来高はあまりないのでガチホ系です)。
Layer3はガス代ぐらい。
Availも関連派生がまだないと思いますが、ZKSYNCの系列で使われるようなので派生みたいなのがあると良いですね。
相場が不調だと露骨にローンチが減ります。
8月9月はETHなんか$2500前後という感じ。
更に落ちるのでは?ぐらいの空気でテーマが決まりにくい相場でしたが
DOGS、Catizenとテレグラム系が牽引。
Catizenは課金額以上が増えて返ってくるICOみたいな側面もありました。
8,9はCatizenを取ってるかで収益が全然違ったかと思います。
一方でお削りと言われたデリバティブ系のLOGXやOrderは不調だったようです。削って稼ぐなんかやっぱり幻想だったんや…
長い人だと2022年5月からやってるPhaverや
ScrollのDappsでICOで$23M調達したPencils Protocolも爆散
これらの共通点は稼ぎが少ないアプリのトークンは弱いだと思います。
この先もこのルールは変わらないはずです
ビットコイン復活!エアドロも復活!奇跡のQ4(10~12月)
10月はリステーキングプロジェクトのEigenlayerがついにTGE
プレマーケット時代と比べるとめちゃくちゃ安いのですが、
それでも初期に32ETH入れた人には相応のトークンがあり大型PJは強い
(小口にも最低ガス代保証EIGENがあったので、大型PJは複垢も強い!)
書き方が50Mといいつつノード35Mなのは賛否分かれますが
今現在もトークン価格を維持していてお金が手元にあるのは強みだと思うので
最初にノードで調節して時間を稼ぐみたいなのはこれからも流行るんでしょうね。
ScrollがBinanceのローンチプールに登場。
トケノミクスがエアドロ7%(1年)、ローンチプール5.5%(2日)と
Binanceにすべてを捧げる隷属っぷりをみせコミュニティの反感を買いました。
Grassもついにローンチ、初期ユーザーが優位で全員がハッピーという感じではなさそうだったので
参加者間で競争が起きてくると難しいところです。
SUIが良い動きを開始。
SUI内のインフラのDeepBookも非常に強さをみせました。
SUIは独特のDefiが多かったのですが、出来高や手数料収入が多く
先物でBinanceにリストされるようなトークンも登場
SUI経済圏も無視できる規模じゃないですね。
あと10月にVirtual買ってると億れます。
トランプさんが11月6日大統領選に勝利。
相場が劇的によくなります。BTCさんは7万ドルの壁をぶちやぶる
高利回りのDefiのMorpho、Layer2のZicrut
LSTのSwellもついにローンチ。
相場は悪くないんですが、稼ぎを見られたりFDVが重視されたりと
今は皆賢くなっているのと選択肢が多すぎるので
なんでも上がるみたいな相場は難しいのかもしれないです。
HYPEがついに登場、初手から億った!が
連呼される間違いなく過去最大のエアドロップだったんじゃないかと思われます。
初手で売ってるともったいないんですが…。
1年にエアドロが140件以上あるといいつつハイリキだけで全部まくれるのでエアドロは取捨選択がすごく重要ですね。
BTCが12月に再度ATH、10万ドルを超えます。
12月は今年最多の25件のエアドロップが確認できました。
国内でもNotahotelCoin、JapanOpenchainのIEOが行われました。
(国産コインは取引所内にとどまっていたり情報不足でMCが全然わからないので概算です)
NFTプラットフォームのMagiceden、現時点でも400M以上を維持しています。
次はOpenseaもトークン発行ではという噂があります。
SynfuterとかODOSが3年ぐらいかけてTGE?
時間をかけると分散してしまい一人あたりの金額は小さくなりますね。
テストネットのタスクだけで稼げたMove、XION。
VANAが強かったり、Virtual系が保有者向けに何度もトークン発行をしたりとAIも完璧トレンドでございます。
ペンギンホルダーのトークン、PENGUが広範に登場。
今年ペンギンホルダーは色んなところでブルーチップとしてトークンが配られてもいるので大幅+だったのでは
どうみても2024年はエアドロバブル
手元のデータだけですが149件のエアドロップ
目視で見たTGE時の価格を全部合わせてみると
30707M、約$30Bのトークン発行がされました
日本円だと5兆円ぐらい?
何割かはエアドロップという形で利用者のお財布に入りました。
受け取るのがせいぜい100万~200万人だとしたら
この相場が儲からないわけがないんじゃよ。
ETHが上がりにくいのはこの辺にすわれてるのもあるのかもしれませんね。
弱いMEMEとか弱いアプリとか僕がすっとぼけて忘れてる物も多いので気付いた際には優しく教えて下さい。
2024年のテーマはLSTとMEME
結果から見ると「オイオイ、ハイリキだろ」となるのはその通りなのですが
2024年の始点だと、Eigenlayerが2023年に始まってETHを拡張する
ETHが発生させている3%の利回りを狙い
柔軟にするETHエコシステムの拡大がテーマだったと思います。
これがたくさんプロジェクトが登場しエアドロップにもつながりました。
MEMEも飛躍し、簡単に$100Mクラスが登場するようになりました。
自分で収益出して維持するプロジェクトが増えるまでは
このよくわからないものを売買するのがブロックチェーンなのかもしれません。
NFTが1年以上続いたからMEMEもまだ続くと思ってます。
プロジェクトの収益やFDVが重視されるようになり
何でも上がる相場は起きづらくなっていそうです
(MOVEとかなんで上がってるのかわからないのもありますが)
ハイリキは自前でトークン価格に見合っただけの収益上げる超優秀アプリです。
こういうのがでてくると全部を超えていきますね。
2025年のエアドロップがどうなるのか
2024年がETHの拡張で流行ったみたいに大テーマはステーブルコインの拡張だと思います。
ETHの利回りをLSTで自由化した
次はステーブルコインの米国債の利回りを自由化しようねっという!
アプリを作って稼げれば一番いいですが(ハイリキパターン)
難易度がすごく高いです。
Web3ユーザーは賢いので自分にメリットがないと消費者になってくれなくて
アプリ側はいきなりWEB3向けに使え!とだすのでは使われず
Web2文脈を理解して自分で新しいお客さん連れて来るぐらいの気持ちじゃないと大成功はしづらいんだろうなと思います。
ですのでビジネス的にわかりやすくて狙いやすい米国債の利回りを使ってお金をたくさん集めて自分のプロトコルで稼ごうみたいなのは2025年のテーマになると思ってます。
トランプさんに変わると法律も1年2年かけて仕組みができていくでしょうから徐々に大人の資本がくるための下準備みたいなことを想定して動こうかなーと思います。そしたらRWAがさー!とかになるわけでしょう。
エアドロを狙うならば方針は変わらず
競争率が低くて、時価総額が高いとエアドロップは大きくなります。
そうすると狙うべきはチェーン、インフラ系が中心になると思います。
TGE時MC$150M以上でTGEをしたのが48件
バイナンスが関与したのが23件、150以下はLISTAのみ。
2025年もチェーン、インフラ、調達がでかいの
アプリは儲かってるの
ステーブル発行系
原則通りでいいんじゃないでしょうかね。
AIは瞬発力があるので良いものは良さそう
お金がなくて、お削りも新規購入もちょっとなーという方には
テストネットがMOVE,XION共に良かったのでテストとかのタスクに
ターゲットを絞っちゃってもいいんじゃないかなと思います。
BOTがこないようなやつ!テレグラムはBOTが多すぎますね。
意外とGalxeも今年は重視されている気がしました。
2024年のまとめ
まとめてみると凄かったです。
エアドロってプロジェクト側からすると本来は合理性がないのでやりたくはないと思います。
VCなりがリスクを取って出しているお金で作った
プロトコルのトークンを利用者にたくさんくばるのは変です。
彼らの持つ権利を売却するのがICOなり、IEOなりでした。
なお、今年のIEOの勝率はめちゃくちゃひどかったです。
トークン価格に自信がないところがVCに借金返すために売るんでしょうね。
トランプさんが大統領になるとトークンの法律上の扱いがアメリカで定まってくると思います。
セールもしやすくなるんじゃないかとは思うのですが
エアドロ文化が急に変わるかな?と思うと変わらない気がします。
2023年より10倍以上に増えてるので、急に減らすのは難しいと思うんですよね。
プロジェクトに自信があるところは引き続き配るんじゃないでしょうか。
トークン販売ビジネスみたいなことやってる人たちは淘汰されて
価値のあるプロジェクトが求められていくんじゃないでしょうか。
価値があるなら売っても配っても問題ないですからね。
そこが収益やFDVが重視されることなんでしょう。
長くなりましたね、お疲れ様でした。
2025年も頑張ります。どうぞ本年もよろしくお願いします。
書いた人:ネオエクスデス瀕死(@viwashi_)