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言った人も言われた人も気分の良い言葉
いつだったか忘れたけれど、私達夫婦の会話を聞いた人から「夫婦なのに日常の中で普通にありがとうって言うんですね」と言われた。
それを聞いた私の方が不思議な気持ちになった。
夫婦であろうがなかろうが、ありがたいと感じた時は「ありがとう!」と言う。
自分が困った時に友達に助けてもらったら、誰でもきっと「ありがとう」と言うだろう。
それが夫婦や親子のように家族であっても、手伝ってもらったり、助けてもらったら、感謝の気持ちを伝えるは普通だと思っている。
友達にできることは家族にもできるはずだ。
私は挨拶やお礼の言葉を交わす家庭で育った。
父は厳格な人だったけれど、母にも子供の私にも「ありがとう」と伝える人だった。
父「そこにある湯呑みをとってくれ」
私「はい、お父さん」→湯呑みを渡す
父「うん、ありがとう」
こんな風になんてことない日常の中に存在する「ありがとう」
夫は結婚するまで家族間での日常の挨拶(おはよう・おやすみなど)をしなかったそうだが、今では意識せずに言葉に出すことができている。
人の習慣はすぐに変えることはできないけれど、長い結婚生活の中で徐々に根付いてきたのだ。
もちろん娘達も自然に使えている。
して貰った事、してくれた事に対して送る言葉が「ありがとう」
そして「ありがとう」は言われた人も、言った方も気分が良くなる言葉だ!
大阪(関西)では、買い物をしてお釣りをもらった時やお店を出ていく時に、お店の人もお客さんも「ありがとう!」と言う。
無意識に使っているのに、気分が良くなんとなく笑顔になる。
不思議な言葉だね「ありがとう」って!