AXS今昔 〜ブルーレイvol.2感想みたいなもの

ブルーレイです。accessです。LIVE ARCHIVES BOX Vol.2 ーセカンドとアリーナと武道館のやつです。俺の全細胞が光の粒子となりました。

とにかくブックレットの藤井大先生の素晴らしい文章にひっぱられないように心がけながら、恐る恐るこれを書いている。
あそこに書いてることが全部でもう全然いいのだけど、今の思いを残しておかずにいられない

ちなみにaccessに関しては10000%DAクラスタです。ときによってDAが10に対してヒロが8ぐらいだったり6ぐらいだったりはしますけども、DAメインとなっております。

それではよろしくおねがいします。


accessとのこれまで

簡単に自分のaccessヲタ歴を書く

中学生当時access一期に夢中、Jewelry Angelが出逢いの曲です♡再始動後、2002の武道館、これが初のaccessライブで、その後距離をおく。時は流れて2010のSTREAM中野に参加、ここらで今も自由に元気にやってるaccessの新しい情報を微妙に追いかけ始め、2012に突然使命感を帯びて出向いたカウントダウンで完全なる出戻りの道へ。以後頭がおかしい。

2002 つまり CROSSBRIDGEがあくまで自分にとっては架け橋にならなかったのは単純にまとめると、趣味じゃなかっただけだと今は思ってる。

わたくしのかんがえるさいきょうのヲタク

リアルタイムだった中学生当時、俺のaccessへの愛は、子供ながらに相当熱狂的で、正直マジこわいので今やれと言われてもまねできないししてはいけない。瞬発力も食い込みもとても強かった。親にも呆れられ、我ながらよくやるなあと感心さえするけど、時間軸を後ろに伸ばしていったときの揺るぎなさだけは、思ってたのとは違っていたかもしれない。

当時の情報が絶対的に少なかったことも、その中でパンパンに膨らんだ愛がしょせん子供の熱量でしかなかったことも同時に今はわかる。なんせライブにも行ったことがないのだ

毎晩泣きながらアリーナのビデオを見ては、なんでいなくなっちゃうの、という悲痛な気持ちを真っ直ぐに画面に、そして友人へのFAXと文通にぶつけ続けていた。事情など当然(今も)知らんし、理解しようだなんて無茶だ。

これだけヤバいやつとなりゃ、新作が趣味じゃなかっただけで離れられるほどの薄っぺらな愛じゃないはずだったけど、実際7,8年は出戻るまでに間があいたわけです。その間に人間として様々なことを経験したわけです。人生が忙しくなったのが先なのか、趣味と違ってた新曲が先なのか、ここは永遠に答えの出ないニワトリタマゴ論争。言い訳ではないけれど、出戻りあるあるではないでしょうか。

これも出戻りの人には頷いてもらえるかもしれないが、この期間、なんなら今よりおおっぴらにaccess好きを公言してみたり、一期の曲も聴くし、どんなバンドのCDを買おうがライブに行こうが、常に自分の中の永久欠番として一期のaccessがいた。

「なんの責任もない」。ヲタじゃなかった期間の愛し方を表すならこれしかない。もう戻らない一期の大好きなaccessを、戻らないとわかったうえで、安心して、これ以上変わりようがない終わったものへの愛だけを、忘れることなく反芻していたわけである。クロスブリッジを渡って違うところに行った彼らがいても、俺の中の一期は永遠に輝く。そう、俺のaccess=一期のaccess、だったのだ

あらゆる意味で今の愛し方とはやはり全然違っている。

応援することに責任や意志をもってやれるようになったのは、本当にやっとここ数年の話だ。

人生を、自分をコントロールすることを少しずつ学び、accessから受け取れるものも増え、それをもっと理解したり共感したりするための器をみがき、正当にお金を払い、継続できることを考える、現実を無視しない、何よりaccessや周りの人々を尊重する、想像力をもつ。これが俺の考える責任をもって愛すること、誰かのヲタクを名乗るということ。

と ここまではaccessではなくて、自分サイドの話。誰もがいろんなタイミングで変わりながら今にいたっているはずと思う。にんげんだもの。美しいよね。

ではaccessサイドは ずっと変わっていないのだろうか。


昔のaccessと今のaccess

昔と今のaccessを、つなぐものは結局何なのか。同一の存在なのだからつなぐものもなにもいらんだろ、と疑問なく思える方はいらっしゃるでしょうか。自分の中で、昔のaccessが今のaccessと同じaccessなんだと納得すること。これは単純なようでけっこう深い。もちろんブックレットの藤井先生のお言葉は胸にしみるし、マジ共感しかない。

やっと突然ここでブルーレイの話が出ますが、本っ当に…美しいですね。ふしぎと現実味も3割増しで感じます。accessが歩んできてくれた道は続いていたんだ、と美麗映像のふたりの表情や顔つきに氷解するようだったんですよ。

常にフィルター加工されてるようなものだったんだ。昔のVHS画質でしか見たことがないというのは。

意外と首元が広く開いてるなとか、背中のデザインこんなんだったかとか、汗かいてんだなとか、包帯ここに落ちてるとか、ヒロの爪伸びててかわいいなとか そんなことに初めて気づく2020年。

正直、一期の映像の中で動いてる大介も、今俺の見て知ってる大介とおなじひとだ!って、初めて腹に落ちたかも知れない。頭ではわかってるんだけど視覚的にやっとつながって実感わいたというか。

※なおここでいう一期は特に茶髪のセカンドまでの大介を念頭においています。アリーナは突然現在のDAの基盤レベルで仕上がってきてるのと、あとあそこに映ってるのは半分ぐらい涼介だから

DAヲタからすると、ヒロはもともとの良さが、歳をとってどんどん花開いたというか醸成されてった感じがあるんだけど、大ちゃんは見た目も大いに含め別人格というか、茶髪の彼がパカッと割れていつのまにか中の人が出てきてたような、いやそもそもあの大介の中の人が今の大介かよなんでやねんという混乱もあって、なかなか過去と現在がつながりにくかった

でもね、やっぱあの大ちゃんは、今の大ちゃんなんですよ。切ないぐらいに同じ大ちゃんだった。今はもうありがたいことによく知った、あの大ちゃんの笑顔のままだった。面影を探すなんてレベルのことをしなくても、ブルーレイの中の茶髪の大ちゃんは、今の大ちゃんまんまその人だった。

ハードの話をしたら、当然ソフトの話もしなきゃならん。

あの頃のaccessと今のaccessがつながることは、あの頃の自分と今の自分をつなげることとイコールではないだろうか。

そう当時の、2WAYをたぶん、全身全霊感じきれてなかった自分と。

2WAYが始めからずっとそこにあったことに自分の中で納得できたとき。雑誌の中で見たことのあるキャッチコピー以上の意味を持ったとき。

シンプルに、あの頃のライブに行ったことのない自分が、悲しいかなaccessが送ってくれた2WAYを当時全力で受け止めきれていたわけがなく、やっぱりこれはライブに行くってのは本当に大事だなという結論。行けるときには行っとこ。ライブなしでもあれだけ十分に愛させてくれたaccessは本当にすごいけどね。

今の二人を知っていて、ふたりの放つ2WAYを体感していて、たくさん支えられてきて、いわば2WAY経験値を積んだ今の自分からすれば、ブルーレイの中で輝く若い二人からも十分に2WAYしようという意気込みや優しさ、屈託の無さを感じる。フィルター越しのVHSではわからなかった表情、見たことのなかったフィルコンやビデコンの笑顔。嘘のない言葉、隠さない心。

当たり前の結論すぎるなぁ accessは変わったけど変わってない。

変わることと、進化することはここでは別だ。当然パフォーマンスの幅はふたりとも計り知れないほど広がり、ステージや制作環境も変わり、曲も増え挑戦するテイストも多様になった

ただぼんやりとした漠然たるスゴさだったものが、時が経ちブルーレイ画質になり輪郭がくっきりして、こちらのメガネもおかげさまでよく見えるようになり、スゴさの解像度は抜群に上がった。

accessのスゴさが手加減してこちら側に降りてきてくれたわけでも、こちらが徳を積んで同じ土俵に乗りスゴさの頂に近づいたわけでも何でもない。
スゴすぎてもう全くわけのわからんレベルでとにかく好き〜ひえ〜しか言えないファンタジーだったのが、accessがスゴすぎるその理由を、知ってなおむしろ圧倒的スゴさのままであることを、シンプルに思い知り受け止め驚嘆し自分の心の糧とし、より一層の愛に転換すべく消化するすべを、こちらが多少身につけただけのことではあるまいか。

accessは変わってない。受け止めるこちらはきっと変わった。

今はそれが、うれしくもある。

最後にいくつか感想を

ブルーレイと題したからにはブルーレイの感想をもう少しだけ書いておこう。見ながらメモったものにいらん説明をつけました。主にセカンドです。実際は「大介エンジェル!!!」って2秒に一回頭を抱えて叫ぶありさまだったのですが省略

セカンド冒頭の小芝居の鮮やかさがすごい
 ーあのコルク栓があんなくっきりする時代がくるなんて思ってました?
カラーってのはすげえな
 ーカラーで出てきただけで知性が原始時代にREWIND
生地の質感とか初めてしったし
 ー質感のみならず衣裳の細かい装飾が知れた。うれしい。
セカンドのLYIN'大好き、カメラワーク5万点
 ー大介が地味に2台弾いたり左右に動いたりするのを見てください
このLYIN'聴いたら七夕ライブがまた見たくなる
 ー見たくなりません?
リアルタイムの大介の動きすべて好き
 ーヒロのキレキレのサイドステップと比べちゃうのどうしても 天使
Jewelryの前髪!!!
 
ー前髪はだけた顔が相当好きです
あげるー
 ーアリーナのアゲルーです。踊り始める、もしくは飛ぶと急にうすらぼんやりとした雰囲気の動きになるのが愛しすぎてたまらない

太字にするほどのことか??まぁいいか 知ってるはずのビデオなのに本当に新鮮だよね!

あと90年代ヲタク元気出る。
ボディコンも肩パットもミニーちゃんも制服も、通称(?)スマジェネのファンも しばらく難しいだろうけど、その時の全力で応援する大事さにいつの時代も変わりはない

フィルコンとビデコンはマジで初見だったので、震えました。特にビデコン。あんな編集あります?本当に宝。


長くなりました。accessを愛することで、自分自身や人と向き合うことから逃げないようになったし、本当にいろんな大切なことを教わった。そんな思いを、忘れないうちに一度まとめておきたくて。

access 今もこの世界にいてくれてありがとう!!!また会いに行くよーーー!!!!

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