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サウンドインスタレーション「音を奏でるクリスマスドーム」展示

VIVITA TOKATSUは2023年12月16日(土曜日)に流山市で開催された「森のマルシェ・ド・ノエル2023」にてインスタレーション展示をおこないました。

流山でも有名な大きなイベントです。

今回制作した作品「音を奏でるクリスマスドーム」は、建築事務所のかまくらスタジオさんとの協働でつくったサウンドインスタレーションです。

日中は太陽の日差しでキラキラ輝いています。
ドームの内側から見上げてみました。
間から覗いてみるアングルもなかなかよき。
夜の表情はまたちょっと違います。
とても雰囲気があります。
まわりのイルミネーションともいい感じにコラボしています。

私たちVIVITA TOKATSUは、ドームの中や外で楽しむことができる「ふしぎなデジタル楽器」を手掛けました。制作した楽器は2種類です。

🎹「#1 協奏するオルゴール」

こちらがオルゴールの本体です。

ドームの中にあるのは五線譜を丸い形にしたテーブル型のオルゴール。
回転するアームにセンサーがついていて、音符が置かれた場所を読み取って音が鳴ります。音符の位置を変えて、リズムやいろんなハーモニーを作ることが出来ます。

皆さんに実際に触って体験していただきました。

当日は来場者の皆さんに、音符を配置し、アームをぐるぐる回してもらうことでオルガンのような美しい音を奏でました。

🎷「#2 CHIN-ANA-CON(チンアナゴ型音源コントローラ)」

チンアナゴに見えるでしょ?

ドームの周りに点在する白いポール型の楽器たち。水族館で見たチンアナゴのような不思議な姿をしています。

ドームを囲むように配置されています。

ポールを曲げるとその角度に合わせて音を奏でます。それぞれの個体からは違う音が鳴るのですが、その中には流山市で採集された環境音を鳴らす個体もあります。

目の前のライトロボットと連携していて、仲良く動きます。

近くにあるライトロボットも音に合わせてゆらゆらと動きます。全部のポールを動かし、違いを楽しんでいただきました。

今回の楽器制作で使用したのは、VIVITAオリジナルのプロトタイピングツール「VIVIWARE」。これらを使ってオルゴールとCHIN-ANA-CONを動かしたり、音がなるようにプログラムしました。
※「VIVIWARE」について詳しく知りたい方はこちら

かまくらスタジオさんとVIVITA TOKATSU

当日は順番待ちの列が途絶えることなく、本当にたくさんの人に演奏を楽しんでもらうことができました。ご来場してくださった皆さま、ありがとうございました!

さて、この"音を奏でるかまくら"ですが、今後、流山市内を循環していく予定です。次回はその循環先での様子をレポート致します。

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